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   赤い髪の男は、口と指で未来流の乳首の柔らかい感触を存分に楽しんだ。

   男が嘗めた後は、紫色の体液でヌラヌラと光っていた。

   背後のスキンヘッドの男は、未来流のペニスを弄りながら、首筋や頬などを嘗め回していた。

    そこにも、やはり紫色の液が糸を引いて滴っていた。


   二人は、何度か紫の唾液を吐き出すと、自分の手に吹きかけて、未来流の身体へも擦りつける

    ようにした。
それをされているうちに、未来流は身体が火がついたように熱くなるのがわかった。

    身体中がむず痒いような不思議な感覚に翻弄され、じっとしていられない。


   無意識に全身を揺すり、自分でも男達の手に身体をこするような動作をしていた。

   「ふっ、う、うん。 」

   今までは苦痛の叫びやうめき声を上げていた未来流だったが、自然に快感のための喘ぎ声に

    変わってきた。
 乳首は真っ赤に膨れてしまい芯を持ち、大きく立ち上がったペニスの先端からは、

    トロトロとした透明な先走りがまるで尿をもらしたように、大量に滴っていた。


   二人の男には、すぐその変化はバレてしまった。

   「だんだん、その気になってきたみてぇ〜だな。 」

   「あ、あん。いやだぁ〜止めてよ! 」

   「嘘をつけ! 気持ち良いんだろう〜が、ココが良いんだろ? 」

   赤い髪の男は、そんな未来流を見て楽しそうに笑うと、尻穴の入り口を指でつつきまわした。

   蛇神の牙には強い毒がある。殺傷能力のある猛毒だった。

   その唾液にも薄い毒性がある。人間ならば身体が痺れて動けなくなる神経毒だった。

   しかし、発情した人狼には媚薬の効果がある。

   男達はそれを知っていて、未来流の身体に自分達の唾液を塗っていたのだ。

   赤い髪の男は、さらに指にたっぷりと唾液を塗りつけると、未来流の尻穴へ塗りつけて揉みしだいた。

   大量に塗られた紫の粘ついた液体は、直腸の粘膜にどんどん吸われていく。

   「ひ〜、いやぁ〜!」

   未来流は、悲鳴を上げて激しく腰を振っていた。

   尻が熱くてたまらない。むず痒くて切ないのだ。

   中の襞を何かで激しく擦って欲しい。

   自分で指を入れてかき回したい気分だが、大男に縛られているので身体を揺するしか手が無い。

   「あ、あ〜! もう、もう駄目ぇ〜! 」

   「何が駄目なんだ? ん? 言ってみろ? 」

   赤い髪の男のいやらしい問いかけに、未来流は堪らず叫んでいた。

   「あ〜、お尻が! 切ないのぉ! 」

   「ふ〜ん? 辛いのか?尻がか? 」

   未来流は目に涙を浮かべて、男の言葉に頷いていた。

   「自分でちゃんとお願いしろよ。俺は、一体、何をすりゃ〜良いんだ? 」

   「あ、お尻。お尻を……。 」

   「この尻か? 」

   男は未来流の尻を両手で撫で回した。

   「違うっ! 中!お尻の中! 」

   「ドコの中だよ? うん? 」

   男は全部言わせる気だった。未来流に全部、きちんと説明するように支持した。

   「お尻の……ウンチをする穴……です。そこが痒いの。痒くて、もう駄目……。 

    指を……入れてください。どうか、指を入れて……。いっぱいかき回してください! 早く! 

    もう、駄目なんだから……弄ってよぉ! 早く弄って! お願
いだから、お尻をかき回してよぉ!」

   未来流は言いながら、尻を振って泣いていた。頬を熱い涙が伝い落ちていた。

   自分が何かとんでもない事をしているのは、わかっているが、暴走を止められないのだ。



                            
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