今月のキーワード
〇 AGI(Artificial General Intelligence)

 AGIとは、人工汎用知能の略であり、人間のような汎用的な知能を持つ人工知能を指します。AGIは、さまざまなタスクに対して人間と同様の知識や能力を持ち、独自の学習や問題解決ができる能力を持っています。

 AGIの特長としては、汎用的な能力、学習能力、意思決定能力があります。
 汎用的な能力は、特定の領域に特化しているわけではなく、さまざまなタスクや問題に対応できる能力を持っており、多様な知識やスキルを駆使して活動することができます。

 学習能力は、AGIは経験から学習し新たな情報やデータを取り入れて自己進化することができるため、状況に応じた適切な対応や問題解決が可能です。

 意思決定能力は、AGIは独自の判断や意思決定を行うことができます。複雑な情報を分析し、最適な選択肢を選び出す能力を持っています。

〇 リバトリエ ー ション(海外保有資金の国内還流)

 企業や個人などが海外で保有している資金を国内に戻す資金還流のことです。
もともとは人や物などの「本国への帰還」を意味する言葉で、略して「リバトリ」と呼ばれることが多かったです。資金還流が生じると大量の外貨売り・自国通貨買いが生じるため市場では自国通貨高要因として意識されています。

 2005年にブッシュ米政権は企業が国外利益を米国内に送金する際の税率を30%から5%程度まで引き下げる大幅減税を1年限りで実施しました。これによりドル高が進んだほか企業による株主還元拡大が意識され株価も上昇しました。2017年にはトランプ政権も減税を進めましたが、恒久的な措置だったことから駆け込みの還流は少なく、ドル高効果は乏しい状況となりました。

 2011年3月に発生した東日本大震災では保険会社が多額の保険金を支払ったり、企業が資金を確保したりするために海外で保有する外貨建て資産を国内に戻すという思惑が広がりました。震災直前に1ドル82円程度で推移していた円相場は10月に75円台と史上最高値をつけるなど大幅な円高が進みました。もっとも実際には保険会社や企業による資金還流はほとんど観測されませんでした。


コラム
■情報処理サービスにおける情報セキュリティ課題と対策

 インターネットやデジタルプラットフォームの拡大に伴い、データセキュリティとプライバシーへの懸念が高まり、ハッキング、マルウェア、ランサムウェア、機密性の高い情報の漏洩、フィッシングなど悪意のある攻撃などの攻撃により、機密情報や顧客データが危険にさらされるリスクが発生する課題があり、その対策が急務です。

 対策としては、セキュリティの専門知識を活用して、脅威の検出、侵入防止、脆弱性管理、セキュリティ診断などの対策を実施すると共に最新のセキュリティ技術やセキュリティソリューションの導入やデータ暗号化、ネットワークセキュリティ、アクセス制御の強化など、セキュリティ対策を強化することが重要です。
新たな脅威に対しては定期的なセキュリティ監視とアップデートが必要であり、セキュリティインシデントに備えた対策計画の策定も必要です。
また、セキュリティ意識の向上を図るため、従業員に定期的なセキュリティトレーニングを実施することも大切です。




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更新 2024年4月27日

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