*2014年1月のワタクシ。*

 


1/1(水)

2014年、明けましておめでというございます。

去年は色々と身体の故障続きで、気力が無くて年賀状も出さず、年を越した実感が希薄…。
ともあれ、今年も宜しくお願いします。

年末は28日から実家へ戻り、足の痛みを理由に掃除もしなかったせいか、母の機嫌がすごぶる悪い。
それでも、毎年なんだかんだとおせち料理は取り揃えてしまうんだけど。
動きが鈍いからか年越し蕎麦も年が明けてからになってしまったし、風邪がぶり返すのが怖くて初日の出も拝みに行かず。
着物だけは三箇日、着た。実は足の小指、靴を履くと痛いので着物の方が楽だったし。
強風の中、近所の郵便局にお金降ろしに行ったら、ATMまで閉まっててビックリ!

2日には姉一家が揃って来て、何と言うか間が持ったと言うか、ホッとしてしまう。
母以外の5人で、近所の古刹へ初詣に。
おみくじ、大吉でした!「色に溺れ酒に狂えば凶なり」←ハハハ、後半危ないかも!?

3日は本局の方の郵便局へ。
道々ある神社へお詣り。いえ、おみくじに「信心せよ」って書いてあったから、ってワケじゃないけど(笑)。
叔母ちゃんの遺した着物箱の中に、水色のハギレがあって、気に入ったけど丈が短い。強引に継いで半襟にした。縫い目を後ろ中心でなく、少しずらして付けると全然目立たない事を発見。貧乏臭…ってか貧乏なんだけど。

父の遺した文学全集なぞに手を出してる。『カラマーゾフ』は面倒臭かったが、『戦争と平和』は意外と面白い。
若い頃とは自分の本の好みも色々変わってて興味深いです。

とまあ、年賀状書かない以外は、相変わらずの年越しでしたが。
今年は多分、少し違った年になって行くと思う。
身体に不安は残るけど、大吉おみくじを頼みにしよう(笑)。

そう言えば、このHPって2003年9月初日から始めたんだっけ。今年10周年!
う〜ん、早いような、長かったような。





1/4(土)

茅ヶ崎のR太と待ち合わせして、寒川神社へ詣でた。
実家から仕事場へ戻る途中、遠回りで立ち寄る形。穏やかな上天気で気持ち良かった。
神社はすごい人出だったけど、参道も広々しててわりとスンナリお詣りできた。土曜日とは言え、もう4日だしね。
周辺は屋台が建ち並び、縁日状態。
ソースの香りに誘われてタコ焼きを買い、休憩場所も整備されていたので、ノンビリ座って食べた。
こんな物買い食いするの、久しぶり。二人で一皿、マヨネーズはお断りした。

お詣りの後どこぞでランチ、と思って昼前に待ち合わせたんだが、R太がおでんを用意してくれてると言うので、遠慮なく(タコ焼き半皿でお腹を繋ぎ)茅ヶ崎のR太宅へ。
おでんと言えば日本酒だよな〜と、下戸のR太に酒屋へ案内してもらって小瓶を買って、自転車で来たR太と別れてバスに乗る。
ちょっとウロウロしたけど、一人でR太宅まで辿り着けた。(公団の一室だから難しいのよ)
明るい床暖房の部屋で、美味しいおでんに勝手に燗付けたお酒で延々と食べる。R太はお茶で付き合ってくれる。
小瓶では足りずR太の料理用酒にまで手を付けた。もう、早速「酒に狂」ってる、いかん。
ちょっと愚痴が多かったなと後で反省。
でも映画やTVドラマの話とか、昔の話とか、今の仕事の話とか、楽しかった、うん。
実は陶芸のT先生にもご挨拶したかったんだが、先生正月早々お怪我なさってるそうで、それは次回に持ち越し。

今日もご馳走様でした。







1/7(火)

七草粥忘れた!
イベントは外さない主義なのに、本当にボ〜ッとしてて、明日がバイト初出勤で8日なのは、ちゃんと分かっていたはずなのに。
残りご飯のストックも無いので、少し残ってた米を洗って、粥は明日という事で妥協。

年末に友人と電話で話しててリウマチの話が出て、ちょっと心配になったので、病院へ。
一月半になるのに膝の痛みがなかなか引かない上に、気付けば両手指がこわばったように、握ると関節が痛むようになっていて、ネットで調べたら「酷い風邪が原因で発症するケースも」とある!
整形外科で膝と手指のレントゲン、診断は異常ナシ。
膝は幾分、関節が磨り減り気味なのかも…と、いう程度だそうで、膝も手指も「変形も無いのでリウマチも大丈夫」だそう。
…って言うか変形し出してからじゃ遅いのでは…???ドキドキ。
取りあえず、この年齢なら何ら不思議は無い、という口ぶりだった。
数分間の問診の間に、何度「この年になって来ると…」と言われた事か…。
まあ単純に加齢、という診断で、湿布も薬も不要、風呂上がりにマッサージ&ストレッチを勧められた。
まあ、取りあえず、一安心、かな?
しかし本当に、リウマチって怖い病気だよね…。

それでも心が軽くなったのか、そのまま買い物して帰ってとんぼ返りで図書館へ行き、返却と貸し出しを済ませて、また買い物。
でも米は買い損ねた、玄米売ってなかったんだもん。
ぶっちゃけ玄米の方が値は張るし、手間は掛かるし、内心農薬とかどうなの?と思ってもいるんだが。







1/8(水)

昨日、七草粥をす〜っかり忘れていたので、今朝お粥を炊く。七草は無いので冷蔵庫にあったカイワレを入れる。うん、スズシロ(笑)。

強姦強盗容疑者が逃走する中、保育園バイトへ。
まさかと思ったが午前中お散歩敢行!ヒー。何事も無くて良かった。
週に一度のバイト日に重なるとは…おまけに名前がスギモトだし(!)

私が担当の"一時保育"のK君、正月休みですっかり甘えっ子モードになってしまい、朝お母さんと別れるのに珍しく泣いて抵抗。
すぐいつものゴキゲンに戻ったものの、ちょっと油断するとベソかいてる。
でもいつまでもグズらない扱い易い子なんで、泣かれると余計に不憫に感じてしまう。
二歳児と言えど、ままならぬ事はあるんだねぇ。かわゆす。

逃走犯は翌日捕まったが、意外と遠くへ行ってなかった。ニアミスとかあっても不思議は無い。
しかし「たいした凶悪犯でもないのに大騒ぎになって」みたいな事を堂々と言う人が身近にいてビックリした。
強姦強盗だよ?しかも輪姦で!そして取り調べ中逃走。それって凶悪じゃないんだ……(汗)。







1/11(土)

鏡開きでお汁粉。
お鏡餅、飾ってないんだけど(笑)、実家からもらって来た"餅つき器"のお餅、このために二切れ取っておいた。
圧力鍋で小豆から煮て、お汁粉と言うより善哉かな、これくらいコッテリが好き♪

このところ、年末にサボッた分、部屋の整理とか掃除とか、洗濯とか、少し働けるようになって来た。
一応リウマチ疑惑は取り下げたし、小指もすっかり腫れが引いて、殆ど痛みが気にならなくなって来たし。風邪も今のところ大丈夫。相変わらず胸がゴロゴロしてるけど…うん。
ロフトに敷いてあったホットカーペットを階下に下ろして、仕事机の下に敷いた。
そして、とうとう仕事に手を出した。
でも最初からやり直しだ。乗ってない時描いた物って、結局使い物にならない、だけど乗らないからって描かないと、いつまでも進まない(笑)。無駄も仕事のうちって事ね。
少し心が軽くなった、明日はもっと!







1/27(水)

前夜殆ど眠れぬままバイトへ行って帰って、食後にうたた寝してしまった。
3時過ぎ目覚めて、せめて歯磨きだけは…と寝ぼけ眼で磨きだしたら…ヘンな味!?
一瞬、歯磨き粉が腐ったか?と思った。
歯磨き粉のチューブと、クレンジング洗顔剤のチューブを間違えたのでした。
凄い味だったよ…そして泡立ちが素晴らしかった(笑)さすが。







1/28
(木)

唐沢版の『白い巨塔』再放送があったので、録画して見た。
このドラマ、所々目にしてはいたものの、通しで見るのは今回が初めて。
週日毎日、二本分づつ放映、でもSP版も一時間でやったりと、かなりカットもあったらしい。
しかし、面白かった!
ご免なさい、ナメてました。

元々山崎豊子は好きで、原作はずっと前に読んでいた。
田宮二郎版の連続ドラマも(全部じゃないかもしれないが)見て、すっかりキャストのイメージが定着してしまっていたので、10年前の放映当初は「カラサワかよ〜」と、あまり見る気がしなかった。
そうでなくても、当時の私はあまりドラマを見てなかった…録画という事をしなかったので、時間帯が合わないと見送ってたし。
つくづく、もったいない事をして来たな、と思う。まあ当時は別の事で忙しかったんだし、今見られたからいいんだけど。

田宮さんの財前は、今思えば演技力はそんなでもなかったと思うんだけど、スマートなエリートっぷりが堂に入り過ぎてて、冷徹そうな感じもピッタリだった。完璧な大人の田宮さんに比べると、唐沢ってちょっと、トッチャンボーヤ(笑)。
でも、良かった、凄かった。
財前って出自の卑しさの反動で野心の塊になっちゃうみたいな所がある。
それを思うと、不完全さの漂う唐沢の容姿の方が、より原作に近いのかも、と思うようになった。
同じように、旧作の里見役だった山本学も、神経質そうな学者肌がピッタリで、デカくてガタイのいい江口洋介は大好きだけど無理がある…と、思っていたんだが。
かえってこの無骨さが、里見という人の不器用さや頑なさに説得力を持たせてて、とてもいい。なんか心底気が利かなそうな感じがリアルで、ともすれば偽善的に見えてしまう里見先生が、もう本当にダメな、でも素敵な人になってた。
あのシリアスなドラマでヅラをずらして来る西田敏行も凄かったし、石坂浩二と高畑淳子の夫婦漫才は秀逸だし、矢田亜希子は可憐だし、病院内は(裁判所もだけど)さり気にイケパラだし。奥さん役の若村麻由美さんも、綺麗だし凄く良かった。
残念だったのは黒木瞳くらいかな。あのケイ子って、恐ろしくイイ女なのに。個人的に好みじゃないので、ちょっと残念。(旧作では確か太地喜和子さん。無敵のお色気!)

ドラマ自体は10年前だし、原作はもっとずっと前に書かれたものだから、今とでは色々事情も違うと思うんだが。
裁判が佳境に入って来ると、父がガンで死んだ辺りの事を思い出すようになった。
ちょっと、似たケースだったのよ。
まあ担当医は財前のように感じ悪くなかったし、誤診でもないし訴訟とか考えはしなかったけれど。
そして本放送当時は父の事がまだ生々しく(昨年暮れに十三回忌だった)医療モノのドラマなんて見る気分じゃなかった事も思い出した。
だから裁判でのやり取りとか、本当に真剣に聞き入ってしまった。
ドラマが作られた10年前から比べても、里見先生のこだわった終末医療に関しては、随分と事情が変わって来ていると思う。
そういう意味でも、原作者の山崎豊子さんの先見性も凄ければ、あのようにリメイクして来たドラマも凄い。山崎さんは「同じ物ならリメイクさせない」と言ったそうな。

昔は良かった的な事は言いたくないが、今コレに匹敵するようなドラマってあるんだろうか。
公開当時、裏のドラマが悲惨な視聴率だったと聞いたけど、確かにクドカンではとても太刀打ちできないわ…。好きだけどさ。







1/31
(金)

ずっと抱え込んでる原作付きのネーム、とりあえずラストページまで行った。
これから絵を入れる。
昨日が徹夜だったので今日は17時に寝る。
しばらく、ずらそうとしてもどうしても朝方寝る〜午後起床、の生活パターンから抜け出せずにいたんだが、このところまた不規則生活になってて、逆に昼間活動時間が長くなってるかも。

ネーム、前回絵が入ってないのがお気に召さなかったようなので、殆ど下書き感覚で入れていかねばならず、完成はいつの事やら。
でも正直、内容は前回と、そんなに変わらない、と言うか変えられなかった。
今度全ボツだったら、もう手を引こうと思う。