*2013年6月のワタクシ。*

 

6/2(日)

体調イマイチ不全のまま、『ファンタスティック城の怪人』"登城"の日。
登城というからには盛装ですよ、という事で、またしてもミシンの前に座る私であった。
…なんかね、もうずっと前からなんだけど、イベントのたびに夜鍋して衣装縫ってる私、いつも「キャリーみたい…」って思う。明日はプロムよ〜♪みたいな。

実は登城は2度目なんだけど、何故前回ココに書かなかったかと言うとですね、えーと…まあ、書きにくい事情がありまして。
そんなワケで初回神奈川県民ホールに続き、本日はNHKホール。
座席は3階最前列、ド真ん中。チケット受け取った時は「3階かよ〜」と落胆したけど、これは意外に良席だったのかも。って言うか気に入りました、この位置。
あまりに高さがあり過ぎて、距離も去年の25mプールから50mプールに広がっちゃったけど、ステージ全体が見える、客席(実はここが結構見所)も良く見える。綺麗でした。
遠いと乗りが悪かったら寂しいな…と心配したけど、すごい熱気!全くの杞憂だったわ。
右隣は男子。連れのゴス衣装の女性より明らかにテンションが上(笑)。左隣は一人参加の若い女性、こちらも凄い盛り上がり。両サイドが超ハイテンションだし、目の前がスカーッと開けてて、凄い気分良くはしゃげた。
撮影隊が入っていて、wauwauでの放映(私は見られないよ…)と聞いて、客席もかなり張り切ってたのかも、全体に凄い熱気だった。

導入部は伊武雅刀さんの渋い声のナレーション。前回のアニメお姉さんには「ポカ〜ン」だったけど、これは嬉しい、ワクワク感高まる。
まあセトリがどうとか今更いいか。MCの内容も真剣に聞いてるのに記憶に残らないのよ。印象的だったのは「エレガントないかりや長助」かな(笑)。
生『三日月姫』から『求めすぎてる?僕。』は凄かった!なんだこのテンション。いやぁ来て良かった。
新曲中心の歌劇のような第一部、セットも衣装も楽曲も良かった、良かったけど、うん。いいんだけど。こういうストーリーに沿って作られた曲って汎用性は低くなりがちだし、私があまり物語性を求めないのか…今はいいけど、次はいいよ、みたいなね、そんな気はしました。
そして予想通り!ツアー初期のカナケン時より、一月半後のNHKはスッキリ細くなってらした。
演出も演奏も進化してて感激、このナマモノ感は素敵。
チケットが送られて来た時点で双眼鏡を用意した。覗くのはMCの時くらいだけど、一応ご挨拶気分で。
『愛哲』は、録画を意識してか?かなりイイ話をしていたような。隣の男子君がいちいち「おお〜!」「ほおぉ〜♪」と感嘆していて面白かった。
それよりあの上着は、いくら何でも光り過ぎでしょ(笑)目が痛い。登場してしばらく笑いが止まらんかったわ。

休憩時間はトイレに並ぶ。すぐ後ろにおばさんとお婆さんのコンビがいて声高に喋っている。「みんなオシャレして来るのねぇ、可愛いわぁ」。ソレ私の後ろ姿も含まれてますよね…絶対振り向けない(笑)。年甲斐も無くすみません、多分おばさんの方と私は同世代…夜鍋で作ったワンピースは80年代アイドルの衣装みたいになってしまって、とてもじゃないが街中は歩けない。
今回はショーのテーマが"ゴシックホラー"なので、とにかくゴスロリ率が高い。廊下ではスチュワーデスとメイドが記念撮影会。客席に戻ればBGM『モンスター』で踊る人出没。季節外れのハロウィンみたい。
バンドのメンバーも全員タキシード系の衣装でかっこよかった。冒頭のダンサーはメイド服だし、コーラスのお嬢さんは素敵な白いドレス(後半は更に素敵なブルー)。絵的に本当に好みだったわ、今回。

2部〜アンコールはもう、ひたすら楽しく踊る踊る歌う踊る笑う叫ぶ終いにちょっと泣けて来る。
なんだろうこの、「世界中みんな大好き!」みたいな気分になっちゃう感じ。
メンバーが退場し、最後に"執事"さんが挨拶に出て、伊武さんの終了を告げるナレーションにも拍手を送って、幸せ一杯で会場を後にした。
けど個人的に反省点アリ。今まで快適だったはずの靴で何故か豆が出来た。二の腕が揺れるのが気になった。…寝込んでたせいでカラダなまってる、絶対。当然だけど悔しい。あと巻き髪がうまくいかない。
どうしようかと思ったけど、せっかくなんでワタクシの衣装、小さく置いておこう。バカですね〜(笑)。







6/5(水)

バイトの後、久々〜に、実家へ。バイト先と実家は同じ沿線なので、通いやすい。
風邪が抜けなくて、丈夫とはいえ高齢の母にうつしたら最悪、と思い、顔出すのを控えていたんだけど、結構長いご無沙汰になってしまった。
家に着くとダイニングテーブルで母が絵を描いている。ここ数年、パステル画を習いに行っていて、また展示会が近いんだと。
私の目から見るとなかなかいいと思うんだが、どうにも気に入らないと書き直してばかりいる。この辺り、性格違うよなぁ、ウチの母娘。
片付けて夕食の用意という気分では無さそうで、外食しようか、と言い出したので、何度か行ったレストランからの案内葉書の事を思い出す。私の誕生日分の葉書が来てるから行こうと先日電話で話していた。

店は空いてたがピアノの生演奏が入ってる。
お誕生日コースだか何だかオススメのコースを頼む。メインだけ母と私で違うのを選び、パンをいっぱいお代わりして(ああ、こんな時間に…近頃運動もできないカラダなのに…)ちょうどいい感じでお腹が一杯になったところで、デザートが出た。
………アイスとケーキとゼリーの盛り合わせ、に、誕生日の本人(=私)にはさらにプレート&キャンドル付きのガトーショコラ(大好物!)が出た。そして……
途切れ途切れに生演奏をしていたピアノのお姉さんが『ハッピーバースデー』を弾き出して、あちゃーと思ったら、従業員が全員出て来て歌い出した!!!!ひ〜。
前の時こんなんあったっけ!?ないない。いやケーキは余分に付いて来たけど。
幸い他に客は2組程度だったけど、こっぱずかしいです、やめてよいきなりこういうの。あ〜ビックリした。友達と大勢の時なんかは楽しいんだけどね。いえお気持ちは嬉しいですが。

毎度思うんだけどパンのおかわり、どうしても取り過ぎてしまう。ここは母娘良く似て基本食い意地が張ってるのか、帰る頃にはお腹が一杯で後悔するのが毎度のパターン。
翌日は二人とも食欲が湧かず、精進料理のような食生活に(笑)。

ネームを持って行ったので、実家で少し進めた。メモ書きの第一稿から、他人様(編集さん)にお見せするために第二項を書き起こす、いわばネームの清書作業だから、そんなに集中力を要さない。
いきなりコレを描ける人も多いらしいけど、私はどうしてもグシャグシャのメモ書き段階が必要。文字だけのプロットを入れると3段階だな。もっとサクサク作れたらいいんだけど。
今回80ページ原作モノ。滞ってる海外原作モノと違って原作と漫画の分量がそんなに違わず、切り捨て部分が少ないので気持ちは楽だった。まあ原作自体短編で無駄が無いので切れと言われても無理だけど。

近所の人が畑仕事にハマッてて、大根やらタマネギを大量にいただくが食べ切れない、と母がぼやくので、切り干し大根と炒めタマネギを作る。
と、言っても切り干しは切ってザルに広げてベランダに吊すところまでしかできないけど、大根2本分。タマネギは12個分!クタクタに炒めて小分けして冷凍に。帰りがけに母が半分持たせてくれた。
今回は2泊。紫陽花の季節なので母を見物に誘おうかと思ったけど、絵の提出でそれどころではなさそうだったのでやめた。
遠出も寝床が変わるのも心配だったけど、風邪がぶり返す事は無かった、一安心。







6/8
(土)

姉にランチをおごってもらった。名目は誕生祝いと、ビーズアクセ制作の前払い。
横浜駅前で待ち合わせして、何のアテも無く歩いて入ったのが有名レストラン。うわぁお姉様ってば太っ腹っ!!
予想よりずっと豪華なコースランチにありついてしまった。
豪華なだけじゃなくて、女性好みの質と量。丁寧な(ちょい過ぎたけど)対応。周囲が殆どマダムの集団ばかりなのも頷ける。
…そう言えば昔、父が倒れて私が実家に戻った時に、友人二人が横浜まで来てくれてランチしたのもこの系列店だったな。友達ってありがたいな…もう10年以上前だけど。

美味しくて綺麗な料理を食べつつ長々と話して、さてこれからが本題。
以前から私が姉にビーズでアクセサリーを作るという約束をしてたんだが、やっとその材料&デザイン選びに行く事に。
姉がモアーズにアクセ材料店があるらしいと言うので、そこへ向かう。
実は私はここの店知らなくて、横浜にはロクな材料店が無い、なんて言ってた。ごめん横浜。
ところが何故姉がこの店を知ったかと言うと、閉店セールの広告を見たから(爆)。
なんかこの辺り潰してハンズが入るらしい。まあ横浜のハンズは駅から遠くて行きにくかったから有り難いんだが、材料店は残念。行ってみたらけっこう広いスペースで、なかなか良かったんだけど。

その広い店内をウロウロして、どんなのが欲しいか見て廻る。出来上がり見本が多数展示してあったので、あーでもないこーでもないと散々言い合った。
最終的に姉が気に入ったネックレス、『参考作品』だったのでパーツセットやレシピは無し。ガラスケースに貼り付いて構成を見てビーズを数える。覚え切れないから店員を捕まえて、撮影の是非を問い、断られたのでメモの許可をもらった。良かった、メモならいいんだ。
ついでにピアスも欲しいと言うのでメモ。
使用ビーズは全部店内にあるかと思ったら、丸大ビーズだけがどうやら売り切れの模様、見当たらない。他は全部揃ったので悔しい。代わりの色を姉に選んでもらって、買い物終了。
ブルー系透明ビーズの編み込みで、間に入る小さいグレーの透明ビーズが無かったんだけど、姉が代わりに選んだのは銀のメタルビーズ。
どうかな?と思ったけど、作ってみたら予想以上にキラッキラになってしまって…大丈夫かなぁ。
姉に写メ付きで問い合わせたら、返事は「夏だからOK!」。
うーん、O型だからなのか。楽でいいけど。







6/12
(水)

新しい原作モノのネームができたので、バイト帰りに編集様に渡す。
近頃はネームのコピーを取ってお渡しする事になってるんだけど、ネームが出来上がったのは深夜2時近く。もう、本当に!
バイトが終わって一旦家に戻ってると間に合わない。バイト先では朝入ったら外出できないし、休憩時間はあるけど個人スペースは皆無。
ネットで調べたら、バイトへ向かう乗り換え駅近のコンビニで5円コピーをやってる。7時出発のところを6時に出て80枚(2ページ1枚を2枚並べてコピーしたので20回)のコピーを取り、地下街の宝くじ売り場のカウンターでコピーした原稿を1ページづつに切り分ける。
駅のホームのベンチでページ確認したら、4ページ足りない!!!
思い出した。コピー機に入れたコインが切れて、一度リセットになったんだっけ。その時にセットしてまだコピーしてなかった分を済んだ気になって下ろしてしまったんだ、きっと。
あ〜もう本当に、コピー取りすらマトモにできない。本当に!
最寄り駅からバイト先に向かう途中見付けたコンビニに寄って、足りない分のコピーをして、コッソリその場で切り離し、やれやれと思ったら始業時刻が迫っている!走る
昨夜は結局二時間位しか眠れなかった。朝から脚がもつれてる。

午前中は『一時保育』のいつもの子が来てて世話にかかり切り、昼休みを挟んでトイレ掃除、までは良かった。
私が漫画を描いてる事は面接で言ってあるので、何かと絵を描く仕事を頼まれる。
それはそれでけっこう楽しくやってるんだけど、今日は寝てないのできつかった。危なく鉛筆持ったまま舟漕ぐとこだった。
でも、近くにいた若い保母さんに、私の知らないイベント(今回の絵のテーマ)の内容なんかを聞いて、何とかやり過ごす。

終業後保育園の門の前から編集プロに電話を入れて待ち合わせを決める。
30分ばかりの余裕があったので、Macでコーヒー飲みながらコピー原稿のチェック。して良かった!
コピー機って端が切れるんだよね。あちこちネームが消えてて、慌てて書き込む。
書き込み終わったら時間ギリギリ、待ち合わせ場所へ走って(また脚がもつれる)無事お手渡し完了。
はー、忙しかった!
本当に毎度毎度、ほんの2時間ばかり早めに進行しておけば、と思うのだけれど。
それができないのよ…。

ところで。
ネットで調べてまで5円コピーの店を選んだんだけど、行ってみたら5円はB4サイズまで
私のネームはA4で、2枚一緒にコピーするとA3だから一枚10円だった。
だったらA4で1枚づつコピーしても値段は同じ、切り離す手間がいらない。ただコピーの回数は倍になる。
ってか、そんな事でグダグダ考える今の経済状態が憎いよ。







6/14
(金)

粉瘤の切除手術。
指定時刻を45分前に間違えて行くし予約表を忘れるし、のっけからボロボロ。
本持って来たから待つのは全然問題無かったけど。
覚悟した程には待たされず、手術室スペースに呼ばれて行って手術着に着替え。下はそのままでいいのでTシャツを脱いで上着を羽織るだけ、そして頭には不織布の帽子。
手術室にはドクターと案内してくれた看護師さんの二人。すぐに手術台に寝かされて、腕と指先に血圧と心電図の計器を繋がれる。患部をマーキングしてデジ撮影、確認させられた。ふーん今こんなんなってるんだ。
そう言えば頭上のライトは電球が無く、おそらく発光ダイオード。世の中は進んでいる。
麻酔の注射を患部周りに打って、ちょっとまったらもう開始、顔に布(これも不織布になっていた)を乗せ右目にパッチを貼られる。まな板の鯉。
終始ヘンなJポップが流れてて気持ち悪かったけど、手術時間は驚く程短かったから良しとしよう(笑)。
何も見えなかったけど、右コメカミの上でパリパリ派手な音がしてた。レーザーメス?これも以前と違ってる。
パリパリが終わったと思ったらキュキュッと皮膚の吊れる感触、多分縫合中。そして周辺を濡れた布でぬぐって、顔の上の不織布がはがされ、腕と指先の器具も外される。
寝ている目の前に医者がピンセットで摘んだモノを突き出して見せてくれた。赤いササゲみたい。思ったより育ってた。結局中身は生研に回してみないとハッキリとは分からないと。
それでもうすぐ起き上がって、終了。「ゆっくりね」と言われたかな。あまりにあっけなくて、先生にお礼言うの忘れたかも。

会計を済ませ、近所の薬局で処方された薬を受け取る。
毎度思うんだけど、頓服の痛み止め(&セットの胃薬)いらないんだよ。そんなモン使った事無いし、貧しい国では薬が無くて死んでる子がいっぱいいる(らしい)のに、もたいないでしょ。ひと言こちらの意向を聞いてくれたらいいのに。
まっすぐ帰ってちょうど昼時。昼食食べて、取りあえず寝る。

夕方起き出す。
手術の予約をした時はすっかり忘れてたけど、今日は毎月恒例のシナリオの集会日だった。
今日はお風呂も止められてるし、ちょっと悩んだけど行く事にした。せっかくなんで、痛み止めを飲んでみる。まだ痛くないけど、出先で来るとイヤだし。
化粧がね、イヤなんだよね…洗顔できないから。でもまあ、拭き取りクレンジングでいいか。
少し早めに出て途中下車して、雨の日&通勤用の靴を買った。手頃なのが見付かって、ちょっとゴキゲン。

シナリオの会で仕事の動向を聞かれたので80ページのネームがチェック待ちだと答えたら、「ずっと仕事続けててエライ」と言われた。
エライんでしょうか…だって食べて行けないし。複雑。
後は何だか知らないけどドクダミの話とかが妙に盛り上がった。『グリーン・カード』のサンルームの話も。
切った所が痛くはないけど、笑うと引き攣れて何だか怖い。両手で額と右頬を押さえて笑う。ヘンな人みたい。

翌朝また病院へ行って、傷口のチェック。
問題は無いみたい。
大仰なガーゼから絆創膏にチェンジ、洗顔や手当の方法を教わって帰る。
2日目から石鹸で洗顔していいんだと。「メスで切って縫合した創(キズ)は24~48時間でふさがります」。そうなんだ…。
抜糸は来週木曜日。1週間も無いのか。凄い。







6/20(木)

タンコブ除去手術の抜糸。
朝一の予約で病院へ行って、待たされる覚悟してたら案外スンナリ呼んでもらえた。
そうか、予約時間を少しずつオーバーして、時間のズレが積み重なって行くのだな。
入って挨拶が終わると医者は開口一番「石灰でしたね」。
…は?粉瘤じゃないんかい?
実は最初の皮膚科でのお見立ても『石灰』だったんだけど、わざわざ超音波当てて診察したアレはなんだったの…まあ、どっちにしても取らなきゃならなかったみたいだからいいけど。
生研の報告は『石灰化上皮種』と言うのだそうな。
確かに、今までの粉瘤と違って、腫れ上がって痛くなったり膿が出たりする過程が無かった。

診察台に横になり、抜糸。
「ちょっとチクッとしますよ〜」と言われて緊張したけど、痛みは殆ど無し。
あっという間に終わった。
後は売店で肌色テープを購入して貼っておくよう指示されて、最後に次の予約を8月1日の朝一で取って、終了。
記念に抜糸前の"プチフランケン状態"の写真、残しとこう。

帰ってから気付いた。
締め切り、7月一杯だったっけ……締め切りの翌日……遅れられない、いや本来遅れちゃいけないんだけど(汗)。







6/24(月)

昔描いたミステリー『ふたりのテーブル』というのが、廉価版コミックスに収録された。
宙(おおぞら)出版『本格心理ミステリー
コンビニに並んでる、あのコミックスサイズで紙の悪い表紙の柔らかいヤツね。
再録雑誌かと思ってたら、私以外は小説原作の漫画化で、巻頭が貴志祐介原作『黒い家』続いて夏樹静子原作『Mの悲劇』。そして巻末がワタクシという…なんだか凄い。
まあオマケのようなモノと言えばそうですが。
廉価版コミックス、多分初めてだ。
印刷が綺麗で、ちょっと嬉しかった。長く店頭に置いてもらえるといいな。







6/26
(水)

なんかね、このところ、外出して家に入ると臭う
そう悪い臭いでもないんだけど、そう、お醤油のような………。
経済的事情により、以前のように頻繁にアロマポットやらアロマキャンドルを使うとか、そういう事もしなくなってるし、放っておくと料理の匂いが残るのかな…と、最初は思ったんだけど。
スポーツクラブでお風呂から上がって、ロッカーを開けるとぷ〜んと臭う、お醤油臭。服に付いてるって事よね。
道行く人で臭いのがいると、どうなってんだと思うけど、匂い(臭い)って慣れるから怖い、普段の生活ではそう気にならないのに、一旦ソコを離れるとビックリする程臭ってる。

正直、キッチンのシンクとかもいい加減な掃除の仕方だし、と反省して、しっかりガス台も移動させて拭き掃除を敢行したら、大変な事態になっていた。
安っちい調理台のアルミ(?)板が腐食して、点々と小さなが空いている!
アルミ板の下には一部強化用に木の板が貼ってあり、以前醤油差しを倒した時流れた醤油が穴から流れてアルミ板と木版の間に………うげげ。
アルミ板を剥がしてスッキリ拭き取りたいのはやまやまだけど、それはとても無理。
幸い、と言うか、木版は一部に貼ってあるだけなので、隙間から新聞紙やらクリアファイルに布巻いたのやらを突っ込んで、できる限り拭き取る。
(でも木の板には染み込んでるだろうな……ああ。)
そして隙間からドライヤーで風を吹き入れて乾かす、カビとか誘発しなけりゃいいけど。

穴をシンク用テープで塞ぎ、100均でシートを買ってガス台の下に敷き、取りあえず手当完了。
臭いも気にならなくなった。
この部屋、そろそろ棲み着いて9年になるけど、キッチン台が腐食するなんてビックリ!
いや、ちゃんと毎日ピカピカ磨いてたら、こんな事にはならないんでしょうけど。
アパート出て行く時がちょっと怖いぞ。







6/28(金)

『週末は着物を着よう計画』を立ち上げ。
いえね、和裁教室をやめてしまって、たださえ着る機会が減った上に、今の経済状態ではお出かけもままならず。本当に着なくなっちゃって、押し入れを占拠する着物&小物が恨めしい。
まあ、じきに真夏が来るんで、そう毎週は無理だとは思うけど、心掛けとして、週末、特に金曜日は、着物を思い出そう。できれば袖を通すけど、できない日は押し入れから引っ張り出して眺めるとか、小物の手入れをするとかさ。
何故金曜日かと言うと、スポーツクラブの休館日だから着やすいかなと(笑)でも、少し余裕を持って週末、金曜がダメでも土日という事で。

先週思い付いたので、紺の単衣に半幅帯を合わせて、実家で見付けた可愛いドット柄の手ぬぐいを半襟に付けた。なかなか肌触りが良くて、夏向きかも♪
今週は暑いので早々と浴衣。先週着た半襦袢の嘘つき袖が、綺麗なピンク…朱鷺色と言うのかな?で、なんか袖より半襟にしたくなったので、解いて切って、半襟と帯揚げ分を取ったんだけど、もう一枚半襟分が残って、コレどうしようかな〜と考えた。
もう一枚半襟にして、刺繍でもしようかとも思ったけど、細く切って三つ編みにして、帯締めにしてみた。
ん〜、かなり伸縮するので、重たいお太鼓には無理かも。でも、半幅で貝の口とかなら全然OK!
半襟と帯揚げが共布って「野暮」と言われそうだけど、帯締めだったらいいかな、なんてね。
試しに生成り地に薄いグレーのチェックの帯に合わせたら、いい感じでしたわ。グレーとピンクの組み合わせって好き。