*2011年7月のワタクシ。*

 

7/9(土)

このところ、懐具合の関係で宴会も控え気味だったけど、夏は皆飲みたくなるのか、立て続けにお誘いがかかった。半分参加、半分パス。
今回は、ダイビングのチーム最年長Mさんの100本祝い、という事で、お世話になってるし、私も祝ってもらったし、出席する事に決めた。

ここのメンバーには何度か着物で会っているので、気楽に浴衣を着て行く。
自作の紺地に白の花火模様、コレはジャストサイズで気易くて、生地が良いのか?涼しい、でも暑いけど。お祝いなので、浴衣だけど帯締めして、帯留め代わりのエーデルワイスのブローチを飾ってみた。
自由が丘の駅から、アーケード街を通って行く。クーラーがきいてて涼しくてよろし。少し早めに着いたので、涼みながらノンビリ店を冷やかして行く。
天然石売り場に、探していたアメシストの丸いのを見付けて買う。2個で300円、コイツで落としてしまったピアスの代役を作るのだ♪
すっかりゴキゲンで、今度は宝飾屋に見事な黒真珠を見かけて、思わず立ち止まる。あら、お安い。
と、思ったら、全身ギンギラに盛り立てたサッチーみたいなオバサン(店主らしい)に捕まって、店内に連れ込まれた。
何だかどうしても売りたいらしく、直径1cmはある天然黒真珠のイヤリングをピアスに直して一万円でいいと言う。
安い!のは、分かる、分かるけど、今の私には、買えない。
(いや、ぶっちゃけ、黒真珠は見てると本当に綺麗だけど、身に付けるかと言うと私はそうでもない気もするんだけど。)
話さんでもいい失業中な事やら歳の話までした挙げ句、頭を下げて解放してもらった。
オバサンの指には素ん晴らしいイエローダイヤが燦然と輝いていた。いいなぁ、あれ。

早く着いたと思ったのに遅れてしまい、「ここかな?」と看板を見ていたら、中から手を振られた。
沖縄料理の店で、ゴーヤーチャンプルーやらラフテーでビールを飲む。
このクソ暑いのにスープ餃子の鍋が出て、また汗をかいてしまったが、美味しかった。
100本達成のMさんは、70歳くらい?なにしろチーム最年長。60歳位まで泳げなかったというから、凄い。そして100本はほぼ全てが沖縄、ってのも凄い。
皆でお祝いをして、代表が用意してくれた記念品を渡すと、なんとMさんからも「お礼」にと、各自に小袋が渡された。
なんと、ずっと買おうかどうしようか悩み続けていた、"ひんやりスカーフ"!!これはマジ、嬉しかった〜!
帰って早速中に仕込む給水ポリマーを水に浸けてみたら、あまりにパンパンに膨れあがるのでビックリ(笑)。首に巻いたらナルホド、頸動脈あたりに当たって気持ちいい♪

いつも一緒に潜っていたY氏とも久しぶり。イントラT氏がサラリーマンになっちゃって、すっかり海から遠のいてしまったから。今日もT氏は顔を見せなかった。
Y氏は震災以来、海に入る気にならず、クラブの潜水用プールで修行を積んでいるという。
日本水中科学協会という団体がダイビングの安全面での講習をやっていて、参加しないかと勧誘しては断られていた(笑)。
ダイバーって嫌いだよね、こういう事。
私は去年葉山でロスト事件を経験して以来、ちょっと気持ちが変わった。怖いよ、やっぱり。全然別の世界へ無理矢理侵入して行くんだもの。
講習会参加を前提に、資料をもらって帰って来た。でも寝ちゃううかな。

二次会に行くよ〜と言うのでゾロゾロ付いて行ったら、主役のMさんは帰ってしまっていた。
行った先は、なんだかビックリの『歌謡曲Bar』。
入り口前の薬師丸ひろ子のセーラー服姿に見とれていたら、中は70~80年代の歌手のポスターだらけ、カラオケもPVも懐かし歌謡曲のオンパレード。
メンバーが二人、ピンクレディーを歌って踊ったのには感心してしまった。よく振り覚えてるなぁ〜。
他の客も心得たもので、ジュリーなんか歌ってくれるから席で浴衣で踊ってしまった(笑)。
三次会の声も聞こえたが、明日は珍しく早いので帰って寝る。

そうそう、昔の話になって、交際相手の部屋で自殺未遂した女性歌手Aの話題が出た。
私より年下の女性二人は、「Aちゃんカワイソォ〜」で意気投合していた。ちょっとビックリ、いや薄々分かってはいたけれど。
私は当時も今も、自宅でやられた男性歌手に同情してしまうんですが。
なんだか近頃、この感受性では売れないのも仕方無いかも、と思うようになってきた。トホホ。











7/10(日)

11月に決まっている、バレエの発表会の初めての通し稽古。
朝の11時から二時間という事で、昨夜は飲み会もセーブ気味、だったけど、目が覚めたらやっぱり酒臭い
皆様にご迷惑をかけてはならないと、朝風呂に入って一汗流す。
近頃"冷感"グッズがお気に入りで、クールミント系入浴剤を入れてみる。熱いお湯なのに皮膚がヒンヤリして不思議な感触、いい感じ。

いつもの狭いスタジオに、総勢12人が詰め込まれて、まず各パートを見せ合い、それから全員登場部分をやってみる。
たかだか数名の見物人でも緊張し、全員出るとぶつかりそうでまた緊張し。
それにしても、皆しばらく見ないうちに上手になってる。私が一番ヘタクソだ…(汗)。
緊張したし、下手な自分にウンザリしたけど、練習自体は面白かった。ニギヤカなのは楽しいね。
…でも、何度かやって、通しで理解したつもりでいたのに、帰ってから思い出してみると、順序が全然頭に入ってない、うーん、イカン。

皆さんは夕方納涼会だが、私は今回はパスして実家へ向かう。
横浜駅で欲しかった小物数点を買って、あまりの人の多さに眩暈がした。
そごう美術館で蕗谷虹児展をやっていて、入り口まで行ってちょっと悩んだけどやめておいた。
竹久夢二はけっこう好きだけど、蕗谷虹児はイマイチ。和服の着方とか、ちょっと興味はあったんだけど。

実家へ着くと、お付き合いのある雑誌が届いている。
今月は再録2本、ありがたい。本当は新作の依頼がいただきたいけれど、再録は本当にありがたい。

夕方、涼しくなってから近所のスーパーに母と買い出しに行ったら、クーラーガンガンの上、冷蔵品の棚の前に長居したせいで、すっかり冷え切ってしまった。
膝丈パンツに半袖Tシャツ一枚で行った私が迂闊だったか?
省エネはどうなったんだ、帰りの電車も寒かったぞ!

母は相変わらず韓流ドラマ三昧で、『冬ソナ』を初めて見せられた。ナゼか人に見せたがるのよ。
老けた高校生だ(笑)。








7/11(月)

先日更新手続きをした運転免許証を受け取りに行くと言ったら、母が買い物をするというので、警察署の開くのに合わせて午前中に揃って出掛ける。
結局途中で100均ショップに引っかかったりして、警察署に着いたのは10時過ぎ、暑い!

かんかん照りの屋外から警察署に入ってホッとするかと思いきや、全然涼しくない。
日陰ってだけでも助かるが、殆どクーラーが効いてないので、風が来ない分外より蒸し暑い。
スーパーや電車と違って公共施設は、進んで見本を示さないといけないんでしょうけど、先日建て替えたばかりの新庁舎は全く自然換気を考慮に入れてない造りで、窓の一つも見当たらず。
エアコン無制限使用を前提に設計して来たバチが当たってる。
申請の時と同じ、テキパキしたお姉さんがサッサと受け付けてくれて待つ間に、申請に来た他の人に書類の取り出し方を教えてあげたりして、前回の苦労が身に付いてる(笑)。

短時間で汗だくになって警察署を出て、少し先の大型スーパーの家電売り場へ。
先日の実家リフォームのさいに古い扇風機を棄ててしまったので、扇風機と、サブの小型TVにくっ付ける地デジチューナーが目当て。
…が、扇風機は売り切れで「入荷日未定」の貼り紙。チューナーも四千円程度の安いのをと思ったら一万円近いモノしか置いてない。あちゃー。
今年は扇風機やスダレが売れてると聞いてはいたけど、庶民は真面目に省エネに取り組んでる、って事かな?

家電売り場を後にして、階下の服売り場で母がブラウスと綿パンを買う。
ちょっと疲れたのでカフェでお茶。
母はスタバ初体験。カウンターのお姉さんが、とっても懇切丁寧に説明をしてくれて、あの複雑なメニューも難なく注文。ありがたかった。

帰り道にもう一軒大型スーパーがあるので、家電売り場を覗いてみたら、一種類だけ扇風機があった!
値段も手頃、リモコン付き。でも、聞いた事のないメーカーだと思ったらmade in China
聞けば日本の企業が発注して中国の工場で作られているので、保証は日本企業がしてる、というので購入。そのまま抱えて帰って、母と二人で扇風機のある幸せを噛みしめた(笑)。
地デジチューナーの方は、似たようなもので、母が言うには一万円でチューナー買うなら少し上乗せすれば新型TVが買えちゃうと。これは保留。
…私、実はまだ地デジ対策してない。チューナー手に入らないかもな。まあいいけど、しばらくTV無しでも。
実は扇風機も、もう一台サブが欲しいと思ってるんだけど、どうかなぁ。ロフトと階下を扇風機抱えて行ったり来たりするの、大変なんだもの。







7/12(火)

9日とは別口のダイビングチームの、某巨大SNS経由のオフ会。
参加しようか迷ったが(ぶっちゃけ、オフ会よりも海行きたい)知らない人も多いチームだし、場所がスカイスパという事で、ゆっくりお風呂入れるからいいや、と、参加を決めた。
いつもの事だが予定より遅れて出発、今日は寝坊じゃなくて、洗濯始めたら後から後から洗いたいモノが出て来て、結局少し残して出発。

毎日横浜来てるよ、と思いつつ、今日は東口へ直行。
6時に館内レストラン集合予定で、入場が2時半頃。早速お風呂へ。
ずっと前、一度だけ来た事があったんだけど、リニューアルされたみたい。
正直、新年会をやった西口のSPA EASの方がスパの規模は大きい。それにここの売りである、横浜駅の真ん前で地上14階という展望も、浴場の窓は磨りガラス。
…そりゃそうだ、向かいのビルから望遠で狙われたらひとたまりもないもんね、と思ったら、サウナの窓だけはナゼか透明ガラスで、高速道路や海も見えていい感じ。
それに、以前来た時も感激したんだが、アロマミストサウナが、とてもいい。
日替わりの香りは、本日はオレンジ。リラックス系のアロマで、大好き。
中東風の青いタイル張りの室内は3コーナーに分かれていて、全裸でベンチに横たわっても恥ずかしくない(笑)。はい、寝ましたとも。

早めに入浴を切り上げて、リラクゼーションルームへ向かう。
浴室を出る所で主催者のYさんにバッタリ、私は映画、Yさんはマッサージへ。
そう、ここのリラクゼーションルームは各ソファにTVが付いて、そこで映画も観られる
事前にネットで調べて、『ロビン・フッド』を観ると決めて来た。ワクワク♪
しかし、リラクゼーションルームに着いた途端に機嫌が悪くなる。隣接する喫煙室から臭いが漏れてる。臭〜いっ!!!
ご意見箱とかあったら文句書いて入れてやろうと思ったけど、見当たらなかった。臭いよ。
何が悲しくて、お風呂入って身体キレイにして、臭い空気を吸わされにゃならん。しかもリラクゼーションルームで、リラックスできないじゃん!
てな事をプンプン考えながら、でも映画は観たいので、なるべく遠くの席を探して座る。ここの椅子、背もたれはリクライニング、足元は上がって、ほぼ寝た体勢になれる、うん、快適♪空気以外。
そして、映画が始まった途端、臭い空気も殆ど気にならなくなった。
スゲー、好み!大好き中世ヨーロッパ戦記物じゃんっ!リドリー・スコットにラッセル・クロウにケイト・ブランシェットですよ!映像美ですよ!あ〜映画館で観たかった
どうやら私、城壁が燃えるシーンとかに萌えるみたいで、もう一人大興奮。ストーリーも面白く、きちんと作ってあって、過剰にエグイ描写は無くユーモアもあり、とにかくドップリ世界に浸った。
…が、長い。二時間半くらいあったようだ………。まずい、6時の集合に間に合わない。
と、頭の半分でハラハラし出した頃、突然Yさんが横に立って話し掛けて来て、映画に集中してた私は椅子の上で飛び上がってしまった。
そろそろ集合だと言われたが、映画に夢中で(時まさにクライマックス!)ごめん、間に合わない。

10分程遅れてレストランに行ってみると、まだ皆さんメニューとにらめっこ。
私は何の疑問も無くビールを注文したら、他には誰も飲まなかった!定食とか食べてるの。しまった。
蓋を開けてみたら意外と少人数で、初対面2名、一緒に潜った人2名、何度も会ってるけど潜った事ない人が1名。
8時半頃まで話して、もう一風呂浴びて帰りたいので解散になった。
ダイビングの話ができて良かったけど、やっぱりオフ会より海に行きたいな。
でもここ、毎月第三火曜日はレディスデイで5時間1500円ですって!
トイレに立ったついでにウロウロしたら、夜景のキレイな床暖房スペースがあって、イベントの無い時は出入り自由みたいだったし。
いい映画やってる時を狙って、また行こうかな。混んでるかな?
喫煙室を何とかしてくれないかなぁ。







7/17(日)

前夜突然"葉山限定師匠"S氏から電話。「真鶴に潜りに行かない?」行く!
近頃またちょっと、ダイビングから遠ざかっている。なんだか約束して予定を立てる気力が無いんだけど、明日なら行ける、行きたい。

比較的ゆっくりスケジュールで琴ヶ浜に着いたのが10時頃。
初めての場所なので、S氏がショップの人と話してる間に、Mさんと目の前の海を見物に行った。
あらら、海水浴場になってる、お天気がいいので、ソコソコの賑わい。葉山のように長い事歩かなくても海に入れる、ありがたい。
…でも……「水、濁ってるよね……」………。
ショップの野外席で準備を始めると、戻って来た常連さんとおぼしき人達の意気消沈ぶりが見える。
透明度は3~5m、かろうじてカエルアンコウがいたよ、と。
入る前からガッカリだが、暑くてかなわないので、とにかく水に入るのは嬉しい。

エントリーは簡単だったが、波打ち際にやたら海藻が浮かんでいて泳ぎにくい。
遠目でも緑色に濁って見えた水は、全然下が見えない。ショップで教わった『サザエ根』という岩付近まで水面移動して、楽しくなさそうだけど、とにかく潜行開始。
と、同時に視界は白い闇に包まれた(笑)。いや笑えない、目が水面下になった途端、連れの姿も見失う。
見えない中を降りて海底まで行って、二人が見付けてくれるのを待つ。かろうじてS氏の持つ点滅ライトが確認でき、白っぽいフィンらしきモノが漂うのが見えた。
…どうするよ、これ………???
腕を伸ばすと指先も見えるか怪しい。透明度1mがいいところだ。
3人共初めてのポイントだし、これじゃ動けない。二人の様子を伺うと、じっと漂っているので、せっかく持って来たから適当にカメラのシャッターを押す。
(後で聞いたら、私が写真を撮っているので、はぐれないように見張っていてくれたんだそうだ。)
流れというかうねりがちょっとあって、動かないつもりでも少しずつ移動していたみたい。カジメだらけだと思うと急に岩にぶつかったり、なにしろ見えないから自分が動いてる自覚も希薄。
それでも、水が濁って暗いのをいい事にニョ〜ンと伸びてるサザエとか、岩陰で休むカサゴ、砂地のハゼやら、かろうじて群れてる口腔抱卵中のネンブツダイなんかを撮った。
琴ヶ浜はウミウシの宝庫と聞いていたけど、全然見付けられなかった。残念、て言うか無理

35分あたりでS氏が帰る合図。もうワケが分からないので、とりあえず浮上。
潜行したサザエ根から、けっこう離れていて驚いた。
浮かんだまま酷かったねーと言い合っていたら、シュノーケリングの女の子が一人で寄って来て、「下の方行けば見えますか?」と聞いて来たので「1mですね」と答える。また酷いですねーと言い合う。
岸までの距離は短いんだけど、戻る気力もなかなか湧かない。プカプカ浮かんで、青い空を眺める。はー。
それも暑いので、ぼちぼち戻る。
入る時は簡単だったけど、波がちょっと高くなってて、水面の海藻がからんで泳ぎにくい。
やっと岸辺の岩に取り付いてみれば、海藻がからまって腕が上がらない。ほどこうとしてたら高波が来て、岩の上をゴロゴロ…続けて3つ位波を被って転がっていたら、横にいたMさんが切迫した声で私を呼んでるのが聞こえた。波にさらわれたと思ったらしい。
やっとの事で海藻をふりほどき、岩に手を付いて上がる事ができた。疲れた…。

記録を見たら、なんと潜水時間70分。あの短距離の帰り道で35分かかってる。
元々浅いポイントの上、全然動けなかったので、平均深度は2.8m。残圧100、もったいないけど、もうたくさん、な気分だ。
しおしおと器材を洗う。鼻の中が海藻臭いぞ。
ショップの人に教わって、器材を干したまま近所の食堂に昼食を食べに行き、運転係のS氏のお許しが出たので(笑)Mさんと二人でビールを1本、暑くて干上がってたので、これが美味しかった〜!!
料理は、刺身定食とタタキ定食を頼んだら3人分が舟盛りで出た。おお、なんか豪華。おまけにS氏が競馬で当てたからと奢ってくれた!わーい、ご馳走様です。

1本だけで、ろくに潜らなかったのに、ストレスのせいか疲れて、帰りの車中は気絶したみたいに寝てしまった。
家に帰って見てみたら、右肘下に二カ所、でかい打ち身ができていた。上陸で転がった時やったんだろう、全然気が付かなかった。
海は多分、今までで最悪だったけど、いいお天気で、夏気分を味わったし、ビールも刺身も美味しかった(奢りだし♪)から、まあいいか。
でもキレイな海、潜りたいなぁ。







7/18(月)

『海の日』祝日なので、いつも夜のバレエクラスが昼間に変更、2時間レッスンの後、渋谷のChcottへ皆で移動して、『シニヨン講座』を受講。
11月の発表会に向けて、あのバレエ特有のアップヘアをマスターしなくては、という事で、できるのか?私。

店員さんが椅子を並べてくれて、2階のミラーのある一角で講習開始。我々の他に、母娘連れが一組。
講師のお姉さんモデルを募って、一番若手のHさんが名乗りを上げた。
手順としては、ジェルで髪をまとめ上げ、ゴムでポニーテールを作ったら、ネットを被せて平た目にねじり上げ、さらにネットで押さえてUピンで固定、ほつれ毛はアメピンで浅く押さえて、後れ毛をワックスで整えたらスプレーで仕上げて出来上がり。
………って…………。
凄い難しそうなんですけど…………。
いつも着物を着る時も、適当〜にまとめてお茶を濁していたけれど、踊るからには途中で解れたりはマズイし、頭の形にシッカリ添わせて髪を撫で付けないと、らしくない。
必要な物をその場で購入。まとめ髪ウォーター、ジェル、ワックススティック、ネット(内側、外側用)。ピンとゴムは手持ちでなんとかしよう。スプレーも保留。しめて約四千円。
ああ、また出費。殆どの物は着物を着る時にも流用できる、と自分に言い聞かせ、でもいったい総額いくらかかるやら。

買い物が終わると、今度は発表会用のシューズのフィッティング。
"キャラクターシューズ"という名が付いているが、要するにパンプス型の靴の甲部分にゴムのベルトが付いてる物。
バレエシューズと同じサイズで一発フィットだったんだけど。
ヒールが二種類、3cmと4.5cmがあって選べるんだが、私のサイズは高い方が無くて試着できなかった。
ぶっちゃけ、少しでも脚は長く見せたいけど、ヘタクソな上にかっこつけて踊りにくかったら皆様に迷惑かける。だから試して決めたかったのに、物が無いので低い方を選ばざるを得なかった。
その場は仕方無いな、と思ったけど、なんだか遺恨が残ってしまう。

まだ三ヶ月以上ある、とはいうものの、その間マスターしなくちゃならない事が山程ある。
さてさて、どうなりますやら。







7/21(木)

いつものプールで泳いでいたら、「オウッ、オォウッ!」と、ミョーな声。
水中から前方を見ると、横向きにバタバタしてる脚が見えた。
何事かと顔を上げると、隣の歩行コースで女性がコースロープにしがみ付いて、叫びながらもがいている!
えぇ〜!?なに?何が起こったの???
一瞬棒立ちになって、ポカンとしてしまった。
前を泳いでいた男性が、ロープ越しに彼女の身体を支えてやったのを見て、我に返って近寄ると、
「足がつった?」「いえ、………」といった会話が聞こえて来た。怪我ではなく、足を滑らせてパニクッたようだ、と分かってホッとする。
と同時に、監視員のスタッフはナニやっとんじゃ?と思い出す。女性はショックから立ち直れず、暴れるのはやめたが、お兄さんに支えられたまま息を切らしているばかり。
見回すと、遠くの方に監視員の歩き去る背中が見えた。
男性が「すいませーん」と呼んでいるので、私も一緒に声を上げ、手にしたビート版を振って合図を送る。
やっと気付いた監視員がやって来て、プールサイドから話し掛ける。飛び込まんか、おい!
監視員が支えている男性から引き継いで、女性を引き上げようとすると(歩行コースは一番端でプールサイド沿いにある)、「私重いんです…」と言っている。いやそれは見たら分かるから(笑)。
他のスタッフも駆けつけて来たので、もう大丈夫だな、と思い、泳ぎを再開したけれど、何周か回った後も、引き上げられたプールサイドに横たわっていた。
かなりショックだったんだろうな…。

スポーツクラブのプールには歩行専用コースが設けられていて、いつも沢山の人が水中を歩いている。
お年寄りや脚腰の弱い人でも、水中では関節に負担が掛からず、水圧で筋力が鍛えられて、良いトレーニングになる。
実は私も、以前は殆ど泳ぐばかりで歩かなかったんだが、最近読んだ健康雑誌に「水中エクササイズで最も効果的なのは走る事」と書いてあって、心を入れ替えた。
雑誌に紹介されていた「歩く、走る、ビート版でバタ足、を一往復ずつ5セット」というのにトライしてみて、ヘトヘトになるのでビックリ。以来歩行コースが混んでいない時はやっているんだが、これだけで30分が過ぎてしまう。
距離にしてたかだか750m。水の抵抗力って凄い。でも痩せてないけど、今のところ(笑)。

で、歩行もバカにしたモンじゃないんだが、歩きに来てる人の中には泳げない人もいる、という事。
単に泳げないだけではなくて、顔を水に浸けるのがイヤ、怖い、という人も。
プールの底はツルツルのタイル張りで、かなり滑る。だから、全速力で走ってみても、ゆったり歩くのと大して速度は変わらなくて、悪夢の中で逃げてるみたいなんだけど。
危ないんだなぁ。と、改めて思った。
監視員の対応もどうなのよ、と思ったけれど、一瞬棒立ちになってしまった自分にも、ちょっとビックリ。
動けないもんだね、咄嗟に。
大事無かったようで、良かったです。







7/28(木)

ミッチーが結婚してしまいました(泣)。

なんだかすごくガッカリしてしまった。
昔から好きだったけど、今回のキッカケで、色々出回ってる動画なんか見始めたら止まらなくなってしまって、つくづく凄いなぁと。
私にとって彼は、妖精とか妖怪とか(王子でもいいけど)、そういった類のファンタジーの住民で、恋愛だの結婚だのという生臭い事に結びつかないんだなと。
生真面目な報告文書は、大人として当然通るべき道なんだろうけど、いつもセンスのいいミッチーが、新妻の妊娠の話題なんて、と、悲しくなった。
まあ、後からアレコレ質問攻めにされないように、先手を打ったんでしょうけど。(と思う事にしました)
なんだかミッチーは歳を取らないような気がしてたけど、41歳だと知ってビックリ。まあ、そりゃ結婚もしなくちゃね、という気もしないではない。

どうか変わらないで。
とは言っても、歳はやっぱり取るんだろうな。悲しいけど。
でも、良き夫、良き父になったとしても、そういう顔は見せてほしくない、私は。
流行りの『イクメン』キャラなんか出して来やがったら、その場で縁切り(縁なんてあったっけ?笑)。
おめでとうと言う気分でも無いので、やめておこう。お幸せに、と言うのも、なんだかね。幸せでいてくれる事を願うのは、やぶさかでないけれど(照)。

動画サイトに当分は、若きミッチーのパフォーマンスが残ってるでしょうから。
苦しい時、寂しい時は、あそこへ行って元気をもらおう。
菩薩に導かれて極楽浄土を遊ぶのだ♪(とうとう菩薩か…)







7/29(金)

2月に退会した実家近くのスポーツクラブへ、母の招待券で久しぶりに行った。
プールが無くなってしまって、母も全然行かなくなっていると言うので、ヨガやストレッチのクラスを勧めていたので、スケジュール表を見て、午前中のストレッチクラスを目指して連れ立って行く。
1時間、マットの上にほぼ座ったままで、肩を回したり身体を捻ったり、という、緩やかなストレッチ。
ストレッチは緩いんだけど、マットに胡座で座りっ放しなので、私でも膝が疲れて来た。お年寄りにはちとキツイ、でも出席者の殆どは、お年寄り。皆途中から正座になったり長座にしたり。イントラさん、少し考えたらいいのに。
と、いうワケで、母の覚えはあまりめでたくなさそう。

母はもう帰りたそうなので、招待券もったいないな、と思いつつ、シャワールームへ。
以前は素敵な浴室があったが、経営が変わった時に潰して有料の岩盤浴に変わり、今回また、今度は岩盤浴を取っ払ってロウリュウスパになった(設備投資の無駄使いだと思うけど)。私も母も初体験。
ドライサウナはちょっと苦手で、今通ってる所でもたま〜にしか利用しないんだけど、ロウリュウスパは気温70℃止まりで過ごしやすい。湿度が高いので、それ以上は危険なんだそうだ。
真新しい木のベンチで広々と寝転がっても大丈夫の空き具合。
常連らしきオバサマ達が、「もうじき始まる」と言うので待っていると、スタッフが大きなバスタオルを持って入って来た。
アロマの霧吹きを中央の焼けた石に吹きかけて、水を掛けて出る湯気を、タオルを振って室内の空気をかき回す。
華奢な女の子なので、なんだか申し訳ない気分、だけどミント系の香りがフワ〜ッと立って、気持ち良く汗が出る。
コレ、いいかも!
すっかり気に入ってしまった、けど、もう私退会しちゃったし、スパだけが目当てて入り直す気にはなれないし。
ちょっと残念。







7/31(日)

ミッチーも結婚しちゃったし、何だかサエない気分が続いて、近頃疲れっぽい。
前夜、9時頃に寝てしまって、携帯の呼び出し音で起こされたのが11時頃。
葉山限定(最近琴ヶ浜もアリ)師匠のS氏が「明日葉山行くけど〜?」行く!
前回の琴ヶ浜がドロドロで散々で、ぜひリベンジを!と言っていたので、速攻OK、慌てて支度する。

今日は最初から一本だけの予定で、遅めの集合。
S氏のバディMさんも一緒だけど、腰を痛めて今日は陸番。でも、意外に元気そうにしていた。
今回はショップを通さないので、そこら辺でウエットスーツを着込んで器材を装着。
大潮で引きまくってる岩場を歩き、いつもより多く歩いて、やっと水に入る。170℃の根から。
水中で波に揉まれながらフィンを履き、ちょっと水面移動してすぐ潜る。
水深3m、さてカメラ、と思ったら、シャッターを押そうとしたら暗転。え!?
見るとハウジングの中に、小さな水滴が!!!」ぎゃ〜!!まさかの水没!?
ひっくり返して前側を見ると、やっぱり少し、水が入ってる。ああ…ファインダーだけじゃなくて目の前が真っ暗に。
手をバタバタやってS氏を呼び、カメラを指さす。すぐそれと察したS氏が親指を上に向け、浮上の合図。
道端で準備だったので、ついつい水没チェックを怠ってしまったバチが当たった(泣)。

S氏の指示で一旦陸に戻ってカメラを出し電池とメモリーカードを出して、水気を拭き取る事に。
水面移動で岸に戻り、慌てて岩場を登ろうとしたら、窪みにいたウニ(ガンガゼ)が膝にチクリ
あぁ〜もう最悪!!3年前に酷い目に遭ったから、ウニには気を付けていたつもりだったのに。
また身体に残ると大騒ぎになるので、その場で調べてウェットに突き刺さってた1cm程のトゲの破片を引き抜いて、上から押さえて残ってないのを確認。
器材とS氏を岩の上に残して、長い岩場を一人戻る。
一刻も早くカメラを拭きたいのに、狭い階段を子連れの団体が2~3歳の幼児の手を引いてヨチヨチ降りて来るのでさんざ待たされる(泣)。

カメラの始末を終えて、また岩場を岸辺に戻る。
カメラ無しで(泣)再度潜行。水は、まあまあ、視界5~8m。
入ってすぐのロープの側に、小さなエイがヒラリと休んでいて、嬉しいやら悔しいやら。
チャガラ、テンジクダイ、ソラスズメ、大きくなってる。ゴンズイは小さいから、春生まれかな?
右手に回り込んで砂地を横切り、岩場の影に3~40cmの可愛いフグ(シッポウフグ?にしてはデカイ)がいて、近寄ってもつぶらな瞳でじいっとこちらを見上げている。か、可愛い、けど、人懐こいのか弱ってるのか?ちょっと心配。
ゆったり回って戻り、陸に上がると、ウニの刺さった膝小僧に鈍痛。あ、やばい、毒が入った………。

道端でお湯を浴びてトイレで着替え。
心配した雨も殆ど降らず、サッサと撤収して、安くて旨いすし屋でランチ&ログ付け。
前回の琴ヶ浜が酷かったので、今回はやっと海らしい気分になれて良かった。
けど、カメラが……まだ、三回くらいしか海に入ってないんだよ〜!!!うわぁん。
ウニの刺さった膝も心配だし。