updated:2004/10/16      
寒さに弱いために、       
普通は一年草として扱われる花でも       
こぼれた種で毎年顔を見せてくれる       
可愛い花たちが沢山あります。       
そして、宿根草とこぼれ種と花友達のご好意で       
今では苗を買うことが本当に少なくなったと       
母は喜んでいます(*^_^*)       
いろいろな花の個性を調べ       
自分の庭にあった花を探すことから始めた母の庭造りは       
毎日花の辞典とのにらめっこだったようで       
私の幼い記憶の中にもその姿があります。       
あれから16年のときが過ぎ       
木々は大きくなり       
花たちも自分の咲く季節と場所を心得て       
毎年顔を見せてくれるようになりました。       
そのお陰で、石ころだらけだった庭は緑豊かな庭となり       
家族や道行く人たちの心を       
和らげているような気がします。       
そして、いつも母の傍にあった花の辞典は     
いつの間にか書棚に入れられ       
花の知識の多くは母の頭と土に触れている母の指が       
覚えているようです。       
「こぼれ種で咲く花々は、自然な感じでとても可愛い」と       
母は言いながら       
また逢いに来てくれた花たちに目を細めています。     

そんな母の、何年来の秋の友を紹介します。      
 
1 トレニア(写真上)    一年草 日なたを好みます。       
                 とても小さな種ですが       
                 七月ごろから可愛い芽を出します。       

2 アゲラタム(写真中)   一年草 日なたを好みます。      
                 暖かい土地では越冬しますが       
                 この北国では種から育つので       
                 開花時期は遅くなります。       
                 七月ごろから小さな芽を出します。       

3 バーベナ(写真下)   一年草 日なたを好みます。       
                 暑さ寒さに強い花ですが       
                 さすがに霜に当てると無理。       
                 でも六月ごろからまた芽を出します。       
                 種というよりは根が残るのかも・・・?       
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