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4年生クラスのスタートである2月から6年生の受験本番1週間前まで3年間お世話になりました。
夫婦ともに塾講師経験者として子どもたちの中学受験に家族で取り組んできましたが、夫婦二人とも塾講師時代は理系クラス担当であり、子どもたちに対しては私が国語担当だったのですが、国語の読解や記述についてはうまく教えることができませんでした。
そこでいくつかの国語専門の塾を検討していた時期にちょうど4年生クラスの説明会があり、1年間のオンライン体験授業のように取り組めることが決め手となり、とりあえず1年だけでも試してみるかとなりました。
始めた当初は国語は苦手教科で、塾のテストでは記述はほとんど書かず、運が良いとたまに平均点よりちょっと高い点数を取れるかどうか、といったレベルでした。
5年生に上がる頃には電車で通う距離だったため通塾するかどうかを検討しましたが、1年の間にだんだんと記述が書けるようになってきたこともあり、そのまま続けることに。
通塾し始めたらとても授業が気に入ったようで、かなり時間に余裕を持って家を出ていたため、1番乗りで教室に入ることも多かったと思います。
楽しく通っていた影響もあるのか、5年生クラスが終わるころには模試やテストで平均点を超えることが多くなってました。
読解の選択肢の正答率が上がっただけでなく、記述で最低でも部分点を取れるレベルに至ってたんですね。
どのように記述を書いたかを確認しても、問題に合わせた記述の型や本文の該当箇所をきちんと答えられるようになってました。
そして6年生クラスに通うかどうかも締め切りギリギリまで検討しましたが、なにより息子が塾と先生を気に入っていたため、1年間またお世話になろうと決めました。
6年生ともなると過去問に取り組む機会がかなり増えると思いますが、受験校だけではなく、少々レベルの高い学校の国語の問題に取り組んでみることもありました。
その際、私が過去問の模範解答や解説をもとに教えたところで、どうしても細かいところや難易度の高い問題はうまく教えられないことが多々あったんですよね。
そこで、息子が私の解説にしっくりこないとき、また私がどうしてもうまく説明できない問題については、先生に助けてもらうことにしました。
結局、受験直前までほぼ毎週過去問と問いた答えを持たせて先生のご支援を頂いてます。
4年生から2年間で基礎を築き、6年生の1年間を最終仕上げとして、和ゼミナールでの学びを活かした解答づくりで国語の苦手を克服できたおかげで、SAPIX最終偏差値17差の逆転合格を掴むことができました。
国語で伸び悩んでいるお子さんを抱えてらっしゃる親御さんたちには自信を持ってお薦めしたい塾だと思います。
3年間、「今日は休みたい」と一度も口にしたことがありません。
楽しい授業と暖かくて確かなご指導、そして私たち保護者に対する手厚いご支援、本当にありがとうございました。
T君 令和6年度 広尾学園小石川進学
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