7ドラゴンボールが話題になった時の小話。
配役等の説明。
ゴクウ(漢字がわからない・・・苦笑)ヴィゴ。
他のキャラ(誰がいるんだかよくわからない・・・)ショーン。
とても一生懸命、ドラゴンボールを集めたヴィゴは、小さな部屋の中で、左手に国連旗を握りしめていました。
顔には、すこしはにかんだ笑顔を浮かべています。
ヴィゴは、ずっと胸に思い描いてきた世界平和を願おうとしました。
そのために、地道に努力を続けてきたのです。
そして、やっと全部が集まったのです。
後は、口を開いてお願いをするばかりでした。
ヴィゴは、口を開きました。
でも、そこに、駆け込んで来る奴がいました。
ショーンは、机の上に集められた、ドラゴンボールをかっさらいました。
ヴィゴが大変な苦労の末に、やっと集めた大事なドラゴンボールをです。
ショーンは結構真剣な顔をしていましたが、こんなことを言い出しました。
「ヴィゴ。俺の夢を叶えさせてくれ!」
悲しそうな顔のヴィゴは、部屋の隅で、ドラゴンボールを抱え込んでいるショーンの後頭部に向かって手を伸ばしました。
ですが、間に合いません。
ショーンは、胸の中に抱き込んだドラゴンボールに向かって大きな声でお願いしています。
「シェフィールドが、リーグ優勝しますように!」
「頼む!選手が胴上げされるところをこの目で見てから、死にたいんだ」
「ローカルエリアの放送だけなんて、もう、まっぴらだ」
「世界一なんて言わない。なんだったら、明日の試合で勝つだけでもいい、お願いだ。シェフィールドに勝利を!!」
シェンロンが現れ、ショーンに向かってわかったと、言いました。
「シェフィールドの明日の勝利を約束しよう」
ショーンは、何度もお願いを言い直したので、最後のお願いだけが聞き届けられたのでした。
ショーンは、呆然とシェンロンを見上げました。
ヴィゴの目は、あまりの事態に涙で潤んでいます。
かわいそうなショーン。
そして、とても、かわいそうなヴィゴ。
哀れ、ヴィゴは、ドラゴンボールが復活する1年を待って、また、ドラゴンボール集めの旅に出ることになりました。
でも、きっと、今度集まっても、ショーンが、サッカー場で興奮しすぎて、脳溢血で倒れたりしていて、それを助けるためにお願いを使う事になったりするんです。
世界平和への道のりは、なかなか遠いヴィゴなのでした。
END
日記に書いてた小ネタだというのに、わざわざ書き直してしまいました(苦笑)