管理人の戯言

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2007年11月6日(火)
6回目の月曜日を経て・・・

今日、10時過ぎに逝ってしまいました。ブ様

管理人、日曜夜から風邪をこじらせ、床に伏してしまい日曜夜、月曜と添い寝できませんでした(T_T)

体調が良くなった今朝方、相方が夜間作業から戻り、JOY牛の散歩へ・・・。
その間、管理人はブーに給餌を試みるけど
食べず・・・飲まず・・・
昨夜から食が落ちていたのは気になっていた。


散歩から相方・JOY・牛が戻りディアナを含む3頭の食事が終わる頃・・・
徐々にブー様の息が
ゆっくりになり管理人と相方に名前を呼ばれ、
撫でられ
揺すられ・・・・虹の橋に向かってしまいました。まるで私たちの朝の日課が終わるのを
まるで全員全頭が落ち着くのを待っていたかのように


それはとても静かで静か過ぎて「ブー様の死」を受け入れることなど到底出来ないものでした。

今でもイマも信じられません。

来春はRUNでディアナと遊ぶブ様を見たかった・・・ただそれだけです。

ブ様だからこそ様々なWANSを受け入れてくれた
ブ様がいたからこその想いが様々なアタシの動きに
なったんだと・・・今はただただ
ブ様への感謝とお詫びで心が壊れそうです。

沢山、お声がけ下さった皆様、ありがとうございます。

それだけでも私もブ様も果報者だと思います。
あさっての10時にドッグランで最期のお別れをすることにしました・・・。
それまでは私たちのそばに居てもらいます。

2007年11月9日(金)
大したもんだわ・・・(=_=)

10/22の往診の事・・・獣医さんが「今朝、BRAVOが
夢に出てきて褥創も治った姿で診察に来てね・・・」と。
思わず、「!!!!(・_・;)」だったらしい・・・。しかしいつもどおりに
往診できた事を喜んでくださった様子。
それから2週間後にBRAVOは逝った。
本当なら今日も往診が13時からだったはず。

なぜ・・・こんな事を書くのか?
11/6の通夜の時、到着してすぐに8年前ブ様を
一緒に迎えに行ったマユミが「!!!この匂い!!この匂いだわぁ・・・」
と一言・・・2週間前から毎日、線香と褥創の混じった匂い・・・
ブ様の匂いが自分の周りにしていた・・・と。
ご挨拶に行ってたんだねブ様。

11/6の10時過ぎに仕事中に何の理由も無く
イキナリ涙が溢れ出たと言ったのはゴンママ
どうやらこちらへも「ByeBye」に行ったな・・・(=_=)

11/6の夕方の散歩は、何かを探すようにやたらと
うろついたEST!そしてアチャは始終、線香の匂いがしてた・・・と。

ブー!!アンタってば、辛い身体から出た途端それかい?
でも、律儀な子だねぇ・・・お世話になった人達にキッチリ
ご挨拶行ったんだねぇ・・・。

だからこそ・・・看板犬だったんだよ。
だからこそ、アタシの1番のパートナーだったんだよね。

2007年11月9日(金)
犬の十戒

「自分なら《《犬の十戒》》どおりに看取れる」と自信があった。

この1ヶ月と5日を振り返ると・・・「駄目だったジャンorz」と感じる。
そんなに簡単な事ではなかった。覚悟はしたもののその覚悟を超える厳しいものだった。
でも全てが終わった時に・・・・アタシは駄目だったけどBRAVOの頑張りは十戒の10項そのものだったと。また涙。

この1ヶ月毎日のように《《犬の十戒》》の最後の文章が頭の中でグルグル・・・ぐるぐる。
「見てるのが辛いなんて・・云々」とあるけど、褥創の痛みは凄まじいものらしい・・・
出来てしまった以上、適切な処置をしてやろうと体向変換をしていた当初。
痛そうにモガクBRAVOに何度「早く、楽になれれば良いね」などと戯けた事を話しかけたろう?
体向変換がBRAVOも一番辛かったらしく
シーツ毎、持ち上げる際にアタシにさえ歯を当てた事もある・・・まだ傷跡あるんだよ。
それだけ辛く痛かったろうと・・・。
「っは?《《どんな事をも安らかに云々》》・・・違うじゃん!!」と思った事もあった。

今、思えばBRAVOにとっては最高に我慢してただろうに・・我慢しても歯を当ててしまったんだろう・・と。
それだけ体向変換やシーツ交換は痛みを伴ったんだと・・・。
 ※後半2週間は体向変換をしないようにした。
シーツ交換や身体の下に敷いたペットシーツを変える時に少し耳の遠くなったBRAVOに「変えるからね」
「ブーさん、持つよぉ」と声をかけていた。するとBRAVOは毎度、お腹の部分を少し浮かせて手を入れやすいように、
持ちやすいように手伝ってくれた。その時に一番体重がかかるのは、褥創で痛んだ肩や腰だったのに・・・。

そして旅立ちの朝〜BRAVOを入れていた器が空へ向かう時までの3日間

最期の時は、とてつもなく静かだった。
日曜夜からイキナリ食が細ったBRAVOには、少しずつ数回にわけて水や御飯を
ドレッシングポットでいつものようにあげていた。「昨日もチョットしか食べていないし、1口でも2口でも水、御飯食べてよ・・・」応えるように2口水を飲み♪(やった!!)「っじゃ、御飯ね次♪」と御飯のボトルを口に差し込むと「コクッ」と1口飲んだ。(♪)
「よーし♪もう1口ね♪・・・・・・・・・・・・・・・???」飲ませるアタシの傍で相方はBRAVOの頭を撫でていた。

2口目の御飯をいつまでも飲み込まなくてオカシイなぁ?と・・・・・・・・・

    呼吸がとまってた。

アタシが一番その時にBRAVOにして欲しかった事をして、BRAVOは逝った。

全てアタシ達や自分を愛してくれた人達の「想いや都合」を知った上で逝ったのか?

と思わせるものだった。《《ここまでアタシ達に配慮してくれたの??》》って号泣だった。
BRAVOがアタシ達にしてくれた配慮に比べればアタシや相方が1ヶ月と5日してきた事なんてカスだね・・・とさえ想った。
同時にBRAVOがアタシ達を最高に愛してくれていた事は忘れない・・・忘れられるはずが無いって想った。

4歳を迎える春に会えて良かった。
うちの子になってくれて有難かった。
BRAVOが居たからこそ今、RUNがあってBRAVOを通して沢山の御縁に巡り会えた。

最高のパートナーで最高の孝行息子だったよ。BRAVO、ほんとに本当にありがとう。

2007年11月10日(土)
ブーさんからのメッセージ@褥創
現実をちょっとづつ書いていこうと思う。

9/29に目を離した事により、ブ様は歩けなくなった。
後で
同じ姿勢で寝続ければ30分で床ずれは出来ると知った。
床ずれなんて靴ヅレのようなもんだ・・と思ったがそれは、悪化すれば体液になってドンドン
タンパク質と水分が流れ出てブ様の体力を奪うものだった。痛みもトンデモないもんだったろう。

当初、状態のいい方は2時間、悪いほうは30分と体の向きを変えていた。(この時はまだ介助すれば立てた)
重さも重さだけれど、痛みでもがくブ様を動かすのは本当に辛かった。(これが10日くらい続いた)

また、体液が流れ出す渇きと痛み、熱で夜熟睡する事もできないようで、携帯のアラームを使って
3時間置きに起きては給餌給水、世話をし、日中は仕事をする日々だった。

最期の足掛け3日を除き
ブーさんの食餌量は、JOYと同じだった。時にはそれ以上だった。

流れ出る体液と頻繁な体向変えでブ様の体力が無くなる・・・
痛みで眠れない日が増えてきた・・・勿論、私自身も眠れて居ない・・・弱いねぇ・・・

そんなアタシを見かねてマユミ夫妻が
低反発マットをプレゼント☆
この日から
頻繁な体向変えを止める事にした。そのせいかブーさんも余計な体力は使わずに済んだのか
とても穏やかな顔立ちで過ごせるようになってきた。

マユミの手厚い看護があったおかげか足先(人で言う脛や踵)の褥創はできてから
10日程度で完治した・・・極めて珍しいと獣医さんに驚かれた。

まずは、基礎疾患さえなければ、
褥創を作らない事で体力の温存は可能だって事。
褥創ができてしまったら、甘く見ずに早めに処置をする事。
(乾燥を促す処置と湿ったまま組織の再生を図る方法がある)
褥創が悪化すると体液が流れ出るため脱水に気をつけて
まめな水分補給とできるだけ
良質なタンパク質を含むフードを摂らせる事。

体向変換はしないで済むような方法を見つけて欲しい。
BRAVOは3日しか使わなかったけど
エアマットを2つ繋ぎ合わせたようなV字型に犬が伏せて収まれるベッドを買った。
フセの状態をKEEPできるので肩・背中・腰骨に体重がかからなくてこの3日間の褥創の状態は改善に向かってた・・・。

今、又はこれから似たような状況になる子が居るかもしれない・・・
同じような状況で苦しむ飼い主さんが居るかもしれない・・・何か、参考になれば・・・

BRAVOからのメッセージです。
2007年11月17日(土)
ブーさんからのメッセージA痛みと薬

ブーさんが何と闘ったのかと思い起こせば褥創のケアに
上手く対応できず、私が四苦八苦していた頃の「痛み」だろうと。

こんな事を書くと「そりゃぁ気の毒だった」とブーさんに同情の声が集まる事を承知してる。
でも、ナカナカ踏み切れなかったのは現実。


立てなくなり寝たきりになった時点で横になって水や食餌を摂らせるしかなかった。
ヒトもそうだけど、仰向けの状態で上手に飲み込めない時だってある。
実際、
上手く食道から胃に流れず肺に流れ込み肺炎になったりする事はヒトでもある話。

犬も同じ。水や餌が誤って肺に入る事もあるし、寝たままの状態が続くだけでも肺や心臓に負担がかかる・・・
この状態で薬を与える事が今度は腎臓肝臓の負担になるって怖かった。

だから褥創が悪化し始めても抗生剤や鎮痛剤・鎮静剤を使う勇気がアタシには無かった。
鎮静剤は通常、オペ前の麻酔導入に使うものと同じ成分。
このせいで「痴呆」へのスイッチONになる可能性も危惧してた。

こんな状態でブーさんが徘徊したり、食べっぱなしだったりするわけもないのに・・・


「私」を解らなくなる、鎮静剤の効きすぎによって
「気が付いたら亡くなってた」なんてを想像して使えなかった。
でも、褥創のせいで乾き・痛み眠る時間も減り夜中でもモガキ起き上がるブーさんを見るのが辛かった。

ホント上に書いた2つの気持ちで葛藤してた。

滅多に親に犬のことで相談なんてしないけど、ついに泣きが入って自分の気持ちを話した。

「痛みほど辛いものは無いよ。もし、眠ったまま逝ったとしても
幸せな状態だと思うよ。ブーはボケたら走り回るか?無理だろう?」


母親の言葉に目が覚めた。


寝たきりになり褥創になって悪化してから8日目。鎮痛剤・抗炎症剤・鎮静剤を使い始めた。

迷っているヒトが居たら・・・
痛みほど辛いのは無いと本当に思う・・・今は素直に。
痛みがあると、その熱と辛さで睡眠さえも奪い体力を奪う。
体力を温存するためにも獣医さんと相談の上、お薬を使って欲しい。

それだけでも穏やかで幸せそうなパートナーの
寝顔が戻ってくる。その寝顔にどれほど癒されるか・・・。

2007年11月18日(日)
ブーさんからのメッセージBスキンシップと声かけ

出先から戻った時、チョイと買い物に行くとき、
若犬達を連れて散歩に行くとき、洗濯を干しに外に出る時・・・

毎度私は「ブーさん○○に行って来るよぉ〜」と声をかけ頭をヒト撫でして出かけた。
不思議な事に「どのくらい留守にするのかわかる」ようで声をかけて出た時は帰宅しても暴れた後が無かった


この声をかける事を忘れた時は酷かった(=_=)
マットから転げ落ち、自分のヨダレと流れ出た体液で滑り、モガキまくった痕跡バッチリ(T_T)
勿論、顔も怒り顔(-"-)

帰宅してバタバタしてしまい、声かけといつものヒト撫でを忘れると無理して起き上がり要求したブーさん。

ボケや老犬の鬱は飼い主さんの声かけとスキンシップで防げるんだろうな・・・と実感した。

実際、痛みが酷く伴うはずの褥創のケア

・かさぶたに付いた毛やホコリを蒸しタオルでよく湿らせてから汚れを浮かせて拭き取る
・褥創周辺の毛を刈り込む(体液で汚れた周辺の毛がばい菌や雑菌を患部に持ち込む可能性がある)

これをしている時は必ずその日あった話や、ブーさん
との笑い話なんかをしながらだった。時々頭をなでたり・・・。

とてもとても静かな時間だった。痛いはずだったろうに・・・。
でも苦痛だけじゃないはず・・・。その証拠にいつもその最中には眠ってしまってた。


飼い主が例え枕元じゃなくても傍に居る事、同じ空間に居る事、声をかけてくれる事

これが安心できる時間で生きる支えにもなっていたんだろうと今でも思います。

2007年11月18日(日)
ブーさんからのメッセージ-ペットロス

本当に大切なパートナーを失った時は気持ちのやりようが、どこにも無くてただただ涙が出てきて言葉にならなかった。

いまでも時折、自然に涙が出る事があってどーにもならないけど、自然に任せてる。

ブーさんが逝ってから12日・・・まだ日が浅い。
でもこうやってブーさんが教えてくれた事やブーさんとの思い出を書く事で落ち着いて居られる。

まだまだ涙は出るけれど、当たり前の事と受け入れてます。
それと・・・アタシを必要としてくれているほかの子達、ドンドン手を焼かせてくれる子・・・(-"-)
この子達の存在も大きい・・・悲しいポケットにすっぽり入ってしまったアタシを現実に引きずり戻してくれる(爆
そして「仕事」にも復帰しました。


きっと「また、おかしなこと言って!!」と言われるかもしれないけど

12日にスーツを着て玄関ドアを開けようとした時

「カッコ良いよ・・・」ってブーさんの声がした。
また、涙だったけど、嬉しかった。

こうやって、少しずつでも、着実に前に歩いてます。
ブーさんからのメッセージはこれで終わり。

もしも何か、気になる事や御相談があれば、遠慮なくお聞かせ下さい。

2007年12月1日(土)
お供えドロ2頭(=_=)

いー加減にしなさい・・つかして欲しい(T_T)そりゃ、気を抜いたアタシも悪い・・・・所詮、WANSだ食べ物には弱いわねぇ・・・(=_=)

でもね!!
ディアナちゃぁぁぁん♪?アンタが狙ったのは間違いなくユリの花よねっ(-"-)
その顔が何を食い荒らしたのか物語ってるわ(-"-)

それと・・・牛若っ!!
オマエは食べ物の為なら
【火】さえも
恐れない強さを持ってるのか?


頼む・・・
別のところで強さを発揮してくれ(・_・;)


DIANAの名誉の為・・・ンコじゃありません。【燃えた男】牛若(爆


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