12月6日 晴れ 10時半ごろに起きて支度して11時半に出た、まずマギーを迎えに、彼女も一週間ちょっとぶりか。クリスマス聖歌隊のお知らせをもらった、土曜日にアーバインの教会だ。黒いドレスも買ったとか。 学校に着いてみんなに挨拶、マギーは1ヵ月以上ぶりだが、もう自分は何回来てるんだって。みんなも新鮮味がなくて慣れちゃってるよ。TOは寝坊して今日は休み、MAとHIとLAに行くようだ。相変わらず自分はMAとはつるみたくないが、みんなよく付き合うなあ。MMも昨日彼らとアウトレットに行ったらしい。日本で免許がなくてこっちで免許を取ったばかりの人も結構遠出したりして、よく怖くないなあ(必要だから当たり前だが)。 久しぶりのワンルーやサッドと話していた。KAが遅れているので待っていた。 KAが来てワンルーを乗せて、自分はマギーを乗せて2台でご飯を食べに出た。こないだジャスティンと行ったニューシャンハイ(写真)に行った。今回はオレンジチキンではなく、レモンチキンを頼んだがおいしい。ここは安くてなかなかおいしい。ワンルーが台湾に帰った時の写真を見せてもらったりしていた。彼女は単純に英語を勉強しにアメリカに来ているだけで、本当は台湾に帰りたいようだ。 食べた後でマギーの銀行に付き合って、向かいのモールにある前に2回行ったロリカップのボバティー屋に行った。周りはなぜか日本人だらけで、どこかに学校があるのかな。服を見ればなんとか判断できるが、台湾人か日本人かは正直難しい、日本語を話していてびっくりすることもよくある。3時間以上はそこで話していた。オークションの話や、ワンルーの友達が今度東京に行くので案内してくれとか(半分冗談)、自分が台湾に旅行に行く話や、マギーがいつか東京に来た時に、KAの名古屋までどうやって行くかなどを話していた。 みんなで出て、ワンルーを乗せてマーシャルというブランド品のディスカウントショップみたいな店に行った。何店舗かよく見かけたが、何の店だかは知らなかった。ワンルーはバッグなどを買っていた。 自分は何もないなあ、サイズがでかいしオヤジっぽいものも多い。アバクロのジーンズなどもあったが、色がイマイチ。KAにも、帰る前にいっぱい買い物しないの?と言われたが、実際、好きなポールスミスはニューヨークに1店舗だけだし、あとお気に入りのセレクトショップはすべて東京だ。自分の欲しい物で、こっちで買うと安いというものがない。オークションで売る物しかない。だからここ数年の海外旅行でも買うものはお土産だけだった。 今回はアーバンアウトフィッターズやメルローズ通りで買い物はしたが、大物はやはり東京でないと気に入るものがない。こういう面でも、やはり東京を捨てる気になれない理由の一つとなっているのだ。収入がないのでキツいが、日本に帰ってまずやりたいのが新宿、渋谷で買い物だもの。テレビもいっぱい見たいし、DVDもいっぱい見たい。それが数ヶ月前までの日常だった。でも今度帰ってみて、それがやはり価値があることに感じるのかどうか、東京はほぼ4ヵ月ぶりになるので、どう感じるかはわからない。楽しみでもある。 マギーを送って帰ってきた。珍しくTAくんとキッチンで長々と話していた。彼はやはりおとなしいので、4年もいるわりに現地コミュニティーの面で弱いようだ。学生だし人脈が薄いからだろう、長くいる人を紹介して欲しいと言う。彼とは4ヵ月近く大部屋のセパレートで暮らしたわけだが、今までのトータルで1時間くらいしか顔を合わせていないかも??そんなに少なくはないか。 もうすぐ留学生活を終えるにあたって(また戻って来るかは未定?!)最近よく思うのは、こっちで出会ってよく関わってきた人間が、もしいなかったらどうなっていたんだろうかということだ。運命でこうなっているので、「もし」は考えなくてもいいのだが、いろいろな面でお互い影響しあって今の生活が成り立っているわけで、決して一人でこの留学生活経験をしているわけではない。それは日本で出会う以上にすごい偶然で出会った人たちだ。 それは相手にも言えることで、例えばTOの場合、もし自分がいなかったとしたら、かなり違う内容の留学生活になっていただろう、車の面でかなり助けたと思うし。そのTOと学校でたまたま知り合ったこと、その後うちにステイすることになったこと、考えると不思議だ。ベティーナやマギーだってそうだ、もしいなかったら、つまらない留学生活になっていたのだろうか、それとも違う人と出会って遊んでいたのだろうか。それぞれについてはきっとまた後で書くと思う。 いずれにしろ、楽しく過ごせたからこそ、そうでなかった場合が怖く感じるのだと思う。ほぼすべて新しい体験、語学学校、ホームステイ、ニューヨーク、ワシントンDC、サンフランシスコ、そして緊急帰国。まったく先がどうなるかわからなかった日本出発時と比べて、どれだけたくましくなったのかは難しいが、かなりの自信になるに違いない。好きな英語をもっと勉強したいし、英語環境の維持は必要だ。 |