11月16日 晴れ 8時に起きてゆっくり支度、ホテルの無料朝食(コーヒーとロールケーキ)がロビーにあったが、足りなかったので従業員を呼んで足してもらった。部屋で食べた後に出発。KAはメイクに時間がかかるが、マギーはノーメイク、まったく気にしないという。それでも赤ちゃんのような肌なので、何もしないほうがいいのか? まずお金を降ろそうとダウンタウン中心部へ向かう。マギーの行きたいワシントン・ミューチュアルと自分達のシティバンクがあったからだ。お金を降ろして銀行から戻ると、あら?車がない!前の店の人に聞くと、ここはイエローゾーンの搬入トラック専用で今は駐車禁止だという、レッカー(towed away)されたらしい、えぇー?!他に乗用車も止まっていたのでまったく問題ないと思ったのだが・・・、あーあー。メーターもあってお金も入れたのに、誰も教えてくれなかった・・・。前にLAでは誰かが教えてくれたのに・・・。しかもたった10分で持っていかれるとは・・・。お店の人がまだあそこにいると言うので走って追いかけた、自分の車だと説明して罰金なら払うから降ろしてくれと言うが、規則でできないという。どこにいけばいいのか住所を教えてもらった、罰金は200ドルくらいだという・・・。あーあー、お金をおろしている間にお金が必要になった・・・。 地図を見ると歩けそうなので、みんなで歩いた。マギーも、あまり考えず楽しく行こうと言う。参ったな・・・。一方通行だらけで路面電車も走っていて、ただでさえ難しい道なのに、さっそくレッカーかよ・・・。これも勉強代なんだけど運が悪かった。銀行に行かなければ、もう少し近くに止めていれば、避けられる理由はいろいろあるがしょうがない。 あまり治安がよくないというマーケットストリートの南(South of Market SOMA)を歩いていって警察署?に向かう、20分くらいか。死にそうな浮浪者が多いくらいではそう怖くはない、声をかけられても無視すればいいからだ。もうちょっと元気でからんでくる不良のほうがよっぽど怖い。署内のオートサービスへ行って車のナンバーやIDを見せて、マギーの小切手で払った、172ドル(1万8千円、+違反代50ドルは後払い)。近くのパーキングで書類を見せて車が戻ってきた、フー。ついさっき持っていかれたばかりの車だが、そのまま戻って来た。みんなで気を取り直して出発。 世界一急勾配の坂道で有名なロンバードストリートを通り、フィッシャーマンズワーフへ。ピア41で明日のアルカトラズツアーの予約をしようと思ったが、全然混んでいないので当日取ることにした。ピア39でお店を見て周った、アシカの大群が集まっていてすごかった。少し走り、KAが絶賛していた有名なチョコレート、ギラデリチョコレートのモール(ギラデリスクエア)でチョコを買った。 その後ゴールデンゲートブリッジがきれいに見える公園で写真を撮り、橋を渡って北側へ。パーキングで写真を撮って、また橋を渡って南へ戻った、南に向かう時だけ5ドルかかる。橋を渡ってすぐのところにあるパレス・オブ・ファインアート(写真)という建物を見に行った。ロマネスク様式の建物で、池もあって見事な美しさ。近くで見るとでかい、トップは前は緑色だったとKAが言っていた。黒人さん家族に声をかけられてKAが友達に似ていると言う、一緒に写真をとった。 海沿いを走ってリンカーンパーク内にあるレジョンドヌール美術館で止めた。入り口にロダンの考える人(Thinker)があった。後で調べると、レプリカで世界に数体あるらしい、その中の一つか。中には入らずにそのままクリフハウス、シールロックを見に行った。海沿いの夕日が美しい場所だ、まだ日は暮れていなかったけど。 その後で、人工の公園としては世界一大きいゴールデンゲートパークへ、横5キロもある。その中の日本庭園(Japanese Tea Garden)へ、4時以降は無料でラッキー。客は外人さんしかいないが、ここは木もそうだし見事な日本そのままだ。日本茶で一休み、太鼓橋や五重塔などもあった。ここは正しい日本だ。 向かいの樹木園は西洋風でまた面白い。ゆっくりしていたら、近くのゲートが5時で閉まってしまい、しかたなくメインゲートまで歩いた、自分が走って車を取りにいった。 ご飯を食べに「サンフランシスコ第二のチャイナタウン」と呼ばれるクレメントストリートへ。マギーが広東語でおいしいお店を聞いて行ってみた。麻婆茄子やチキンのピーナッツ炒めなど、かなりおいしかった。 その後夜景を見にツインピークスへ。道が分からず近くまで登ったがわからず、人に聞いてなんとか分かった。ぐるっと市内全域の夜景が見える、霧もなくすごくきれいだ。一番目立っているのはマーケットストリートの明かりだった。 帰りに上から見えた教会みたいな場所に行ってみた。そこがサンフランシスコ大学だった、すごくきれいだ。 パーキングに止めてホテルに戻った。今日はいろいろ見て周ったな、またネットをしたりしていた。学校のアンドレから聞いて、サンフランシスコに引っ越したファビオに電話した。彼もびっくりしていた、もう自分が日本に帰ったと思っていたらしい。どうやらサンフランシスコ市内ではないようなのだが、早速明日会ってクラブにでも行こうということに。 マギーがまたメール相手のアメリカ人のことで相談してくる。聞いてくるんだから、かなり気になっているんだろうが、聞くと単純に英語で話したいだけだという。 KAはさすがに目立つくらい細くてカッコイイので、街を歩いているといろいろ声をかけられている、道案内される時も男は肩に手を回してくる。逆にマギーはそうではないので対照的だった。2人はベストフレンドだと言っているので、話相手を任せておけて助かるな。 |