10月28日 晴れ 今日は天気がいい、でも風は冷たいので上着は必要だ。やっぱり疲れている、歩き疲れが一番だろう。今日もブランチはベーグルだが、フライパンでハムを焼いたり、ベーグルも暖めた。やはり暖かいほうがおいしいな。キッチンが自由に使えるのはありがたい、レンジを使わないメニューでご飯を考えよう。 まずFトレインで4 AveからRトレイン9 Stに乗り換えてマンハッタンの南端へ。スタテン島行きのフェリーと、隣のバッテリーパークから出ているリバティ島(自由の女神)+エリス島行きのフェリーがある。自由の女神の中に入るには朝9時に並んで券を貰わなければいけないようだ、音声ガイドなしのフェリーの券だけで10ドル。周りでは何やらフランス語を話している人が多い、オシャレっぽい人が多いな。荷物検査の後、フェリーに乗った。ここでも日本人は数人しかいない、みんなどこを観光しているんだ?大統領選挙をひかえてテロ警戒で少ないのかな。 まずリバティ島へ向かう、マンハッタンが遠ざかっていく。15分ほどで島に着いた。自由の女神は海から見るとあまり大きくない感じがしたが、近くで見ると大きかった。すごくきれいだ(写真 ありがちだけど後ろから)。アメリカ国旗を持った制服の団体がセレモニーをやっていて、国歌を歌ったり演奏したりしていた。一周まわってみたが、相変わらずいろんな国から観光客が来ているのが面白い。女の子など、ヨーロッパ系白人でもアメリカ人のようにバカでかくないので、日本人と同じで親しみが沸く。 次のフェリーでエリス島へ。ここはかつての移民局があり、移民博物館がある。アメリカは移民の国なので、自分たちのルーツの勉強になるのだろう。日本人の写真もいくつかあって、昔のパスポートや当時の持ち物などが展示してあった。アメリカ人はインディアン以外はすべて移民なんだと改めて感じた。 帰りのフェリーでマンハッタンへ戻る。けっこう時間がかかったな。今日は近めの南側(ロウアー・マンハッタン)を見て帰ろうと思っていたので、次はチャイナタウンに向かった。昨日行った市庁舎の東側にあたる。Canal Stで降りるともう漢字の世界、さっきまでアメリカだったがもう中国だ。大陸系よりも広東系が多いらしいので、香港っぽいのだろうか、行ったことがないけど。レンガのビルに外階段、これが映画で見たアメリカのビルだ。裏路地など、なんともいい雰囲気がある。当然中国人だらけ、ちっともアメリカナイズされていないところが中国人の強いところ、北京語(標準語・マンダリン)と違い、ジャッキーチェン映画で聞きなれた広東語(カントニーズ)らしきが聞こえてくる、マギーが話している言語だ。 チャイナタウンの北側、マルベリー・ストリートを入ると、いきなりそこがリトル・イタリーになる。両脇にイタリアン・レストランが並び、イタリア国旗カラーのペイント、イタリア語で店員が呼びかけている。漢字の看板の一帯から隣がイタリア語の看板の一帯に変わるのが面白い。でもチャイナタウンの進出が激しいので挟まれている感じ、このストリートだけイタリアだ。 チャイナタウンに戻って安いご飯を探す、お腹が空いた。先生に連れられて黒人の小学生集団が中華料理屋に入っていった、学校の社会見学か?きれいな店ではなく定食屋っぽいところを探して永合飯店という店に入った。6時くらいだが客は自分だけだ、みんなテイクアウトで持って帰るのを待っている。ビーフのビーンズソース炒めを頼んだ。なんとなくくさいが味はかなりおいしい、ご飯も大盛りだが全部食べた。ホットウーロン茶を飲むのも久々だな。3ドル75セント(400円)、チップなし、お腹いっぱい。 FトレインのE・Broadwayまで500Mほど歩いて帰ってきた。かなり眠い、今日も疲れた。帰りに99セントショップでスリッパやパスタなどを買った。今日は早めの7時帰宅。 TOさんにAK&HIの年末の滞在の件で話した、彼女たちもここに泊まる予定でいるのだ。HIとも電話で話して予約を手伝った。2日ほど埋まっていたが、とりあえず周りの日程は押さえてキャンセル待ち。 学校のTKからもメールで、住むための物価情報や場所の雰囲気を教えて欲しいと言う。現場のナマの声は重要ってことね。 少し寝た後でNingに日系スーパーの場所や、治安についての情報を聞いた。ここチャーチ・アベニューでももっと東に行くと危なくなるらしい。 週末のタイムズ・スクエア周辺のハロウィンパレードが楽しみだ。 西海岸と同じくフジテレビの番組が見られる。夜の時間で向こうは30分枠だったが、こっちでは1時間ある。チャンネル20で夜10時からすぽると、めざましテレビの編集版の後、バラエティが30分ある、今日はもしもツアーズだった。明日金曜はトリビアの泉のようだけど、なんとアメリカ版の放送決定だそうで。しばらくは日本の編集版を放送して、4月からアメリカオリジナルになるようだ。懐かしの「風雲たけし城」を放送しているスパイクTV でだって、西海岸でもちょっとは見ていたが人気があるらしい。 街にいて気づくのが、「歌っている黒人」が多いということだ。歩いてヘッドホンでHIPHOPを聞きながら、または地下鉄で歌ってお金を貰おうとしている人、どこにでもいる。危ないのかフレンドリーなのか、とにかく明るいノリが好きなようだ。知ってはいたが、この人種のごちゃ混ぜ度がロサンゼルスよりもすごい、ヨーロッパにも近いからだ。これがニューヨークか。 明日はどうしようかな。朝の疲れ具合で決めよう。 |