10月24日 晴れ 9時ごろに起きてまた日記を書いたりしていて、11時にMMから電話、11時半ごろに家の近くで待ち合わせすることになった。TOも起きていたので一緒に行くことにした。 MMを乗せてコーゾーヘアサロンへ、本当に送っただけだった、ガス代はくれたけど。みんな自分のお金で留学しているのがえらいと言う、MMは親のお金で来ているからだ。まあ、高校を出てすぐ来たんじゃしょうがないわな。それにしてもMMのテンションは若い。サンフランシスコの話などをすると、「え〜、行っちゃう〜?いいじゃ〜ん?」などと、TOも引くほどの10代ぶり、30代にはついて行けん、でもクラスメート。帰りはバスで帰ると言うが、本当にそれなら一人で来れるじゃん!まあいい。 家で昼ご飯を食べた。トミーズバーガーの残りのチリポテトを食べたが、やはりすごく濃厚なチリで頭が痛い。おいしいけど日本人にはキツい。 今日LAに引っ越すSHを2時過ぎに迎えに行った。ちょうどご飯に行っていたようで少し待っていた。荷物を乗せて写真を撮って出発。引越しといっても家具があるわけじゃないし、またホームステイなので簡単だ。話しながらフリーウェイを走っていてジャンクションを通り過ぎてしまい、ロサンゼルス国際空港を越えてサンタモニカ方面から内陸へ走った。こないだのMAのLAドライブのグダグダぶりなどを話しながら。自分は道に強いほうなので、適当に走って大通りにぶつかれば大体分かる。家に近づいてから昨日SHとネットで調べた地図を思い出しながら曲がると一発で家の前についた、さすが。 家は資料で見たよりも少し小さく感じたが悪くない(写真)。出てきたのはクレア、黒人のオバチャンだ、いいなあ黒人、カッコイイ。自分たちもあがらせてもらって家の中の説明を受けた。部屋にはケーブルテレビとDSLネット環境があるし、前よりはかなりいいんじゃないかな。隣の部屋は同じ学校の日本人生徒、外出していた。荷物を部屋に運んで、とりあえずみんなで出ることにした。おっ、家の外に出るとハリウッドサイン(HOLLYWOOD文字の看板)が見えるじゃん。LAに来たって感じだな。 学校までは本当に近い、1マイル(1.6キロ)ない、真っ直ぐ行くだけだ。学校の前の道からもハリウッドサインが正面に見える、いいところだ。まずメルローズ通りに向かった、やはりこっちは道幅が狭く、東京と同じ感覚だ。相変わらずピンクスのホットドッグ屋にはすごい行列が。裏の住宅街に車を止めて歩いて見て周った。こないだメルローズに来た時は時間が遅かったが、今回は夕方なのでけっこう人が出ている、みんなオシャレで原宿っぽい。また外人だとちょっと変わった服でも見栄えがいいんだよな。一通り見て周ってコーヒービーン(スタバと同じようなカフェチェーン店)でお茶をした。パンク系ファッションの店が多いが、昔よりは薄れてきているようだ。観光地化しているので、日本人店員がいる店もいくつもあった。 自分たちも日本人らしき人を見つけるたびに、「あっ、日本人観光客だ」と区別したりするが、確かに、自分たちは今はこっちで生活してるんだからね。初めてツアーで来た時のロサンゼルスの観光地にも、ちょっと車で来られるんだから不思議だ。 サンセット通りでこないだの藤井隆のロキシー、TOが昨日行ったキークラブなどを見て、ハリウッド通りでまたチャイニーズシアターへ。何だか道が封鎖されていて混んでいたが、どうやら映画の撮影があったようでトラックで片付けていた、何の映画だったんだろ。通りではバンドやブレイクダンスなどのパフォーマンスをしていた。SHに道で売っていたホットドッグをおごってもらった。ハリウッドハイランドを見てから出た。 SHの家はコリアタウンの端にあたるので、近づいてくるとハングルばっかりになってくる、怪しい日本語の看板もあるが怪しい、ガソリンを入れて家に戻った。LAではガスステーションでもガラスの隙間からお金をやり取りする、強盗対策だ。オレンジカウンティではめったにない。 家の前でけっこう話していた。この2ヵ月で成長した話や、初めて会った時の話など、SHもまた一人になってしまうので、オレンジカウンティホームシックになりそうだと言っていた。確かに自分たちはまた元の家だが、彼は家も学校もすべて新しい環境でスタートだ。2人とも初めは英語があまり聞き取れなかったらしいが、ずいぶん慣れてきたと言う。自分はどうなんだろ、判断が難しい。特にTOとSHはいつも一緒にいたので寂しいだろうが、別にLAに来れば会えるし問題ない。車がないと大変なのはあるが。 フリーウェイを乗り継いで家に戻った。TOはLAから車で戻るのは初めてだ。いつもちょっと危ない経験をしてバスと電車で戻ってきていた、それに比べて車では何も危なくない。 キッチンでテレビを見ながらニューヨーク計画を書き出してみて、ガイドブックを読んで勉強。やっと準備開始、明日の夜にはニューヨークに発つ。アメリカ生活はあと1ヵ月あるが、自分だって生活環境が変わるのだ。 |