10月1日 晴れ 左からファビオ(ブラジル)、マルセロ(ブラジル)、マギー(香港)、アンドレ(ブラジル)、自分(関東)、SH(九州)、KA(中部)、カッコイイのよ)。 TOは遅刻だが、自分の出る時間にも間に合わないので先に出た。ベティーナがお菓子を作って来てくれた、ライスパフにチョコをかけたものだ。 イディオムクラスで昨日の大統領選挙のブッシュとケリーのディベートをビデオで見たが、なかなか早くて難しい。それについてファビオ(ブラジル)やハビエ(スペイン)などは意見を言うのだが、他のアジア人は何も言わない、というか理解するのが難しい。 会話クラスでユージン(韓国)とファビオと組んだ。2人とも新入生だし、若い人で組むとやはり面白い、いつも雑談になってしまう。2人とも音楽が好きということで、今度ぜひ一緒にクラブで遊ぼうということになった。ブラジリアン・ハウスやブラジリアン・ファンクは自分も大好きだし、日本のクラブシーンでもブラジル系音楽は10年以上前から大きな流れの一つになっているのだ。ユージンは韓国で大学3年とのこと、休学してきたらしい、いつも舞鶴という日本料理屋でバイトしているそうだ、働いている時間を聞いた。 やはり年齢の話でみんな自分のことを25、26歳というが、言うとびっくりしていた。「How old are you?」何歳?と言われて、「You guess.」で「当ててみて」みたいな意味になる、最近よく使うな。そして歳が分かった後でのギャグとして、「You need more respect.」「もっと尊敬しなさい」と言って自分を指すとウケる。 お昼はベティーナたちと食べた。ファビオと、アンドレ・マルセロ兄弟の3人がブラジル人新入生だが、今日タスティンでお祭りがあるらしく、一緒に行かないかという。マギーも行きたいようだが、彼女は車がないのでもし自分が行くなら行くということだった。今日はMSの誘いでLAでERさんたちと焼肉予定だったが、ERさんは来週も会うし自分は付き添い的なので、学校の友達の誘いを優先したほうがいいかな。 ベティーナは日曜に自分の誕生日のプレ祝いをしてくれると言うが、「今まで週末に会えたことないじゃん」というと、「今回は大丈夫」と言う。でも期待しない。 TOを乗せて帰ってきた、彼は家のカギをバスで落としたらしく、Doに謝っていた。Doもちょっと困った様子で、あと家での細かい注意をいくつか言われた。注意されたのは初めてだな、気をつけないと。 お祭りに行くことにしてMSに事情を話した。そしてマギーとファビオに電話して、今日いけるということと、待ち合わせの時間などを決めた。ちょうどSHから公衆電話でかかってきて、今日夜に自分がお祭りに行くとどこかで聞いたらしく(KAかららしい)、自分も行きたいという。彼は車もないし、何かと自分の遊びに付き合いたがるが、それもしょうがないか。こないだのバーベキューも人数の関係でTOだけだったし、夜も出られないので週末などヒマしているようだ。TOは今日一人でサンタアナにライブを見に行くらしい、彼は一人でバスでどこにでも行くのでたくましいが。 何度も書いているが、クラス分けテストでちゃんとやったおかげで、自分のとっている3クラスのうち日本人男は他にTK(渡米6ヵ月)がいる1クラスだけなので、自然と外人(自分もアメリカでは外人)の友達とだけでも遊べるように持っていっているのだ。こういう集まりに、面倒だとかつまらなそうとかで行かないと言っている日本人の女の子も実際にいるのだが、何をしにアメリカに来ているのか?貴重な体験じゃないのか?国際交流したくないなら日本で勉強すればいいじゃん。そういう人は誘われなくなるだけだ。 ウェブで調べると、Tustin Tiller Daysという3日間のお祭りのようだ。6時ごろTOと一緒にSHを迎えに行って、TOは途中で降りた。途中、HKマーケット(韓国系)に寄ってマギーの家に行った。KAが来ないので待っていたらファビオたちとの約束の時間に遅れてしまった。COLUMBUS TUSTIN PARKに向かって駐車場に止めて彼らを探すがいない、公園の入り口でということだったが、どこがちゃんとした入り口だかわからない。しかも彼らは携帯を持っていない!また大変だ。後からマギーとKAも来て、とりあえず別々に彼らを探すことにした。 お祭りは移動遊園地が設置されていて、観覧車やらミニジェットコースターやら、何か映画で見たことがあるような光景だ。来ている人も若いアメリカンばっかりだ、かなり混んでいた。しばらくしてなんとか彼らが見つかって合流した、よかった。 SHも初めはなかなか彼らの英語を聞き取れなかったようで、自分が通訳したりしていたが、すぐに慣れてきて、彼もハウスやトランス好きなのでファビオとはすぐに話が合っていた。ファビオは「ラスト・サムライ」を見て日本に行きたくなったという。ご飯を食べて話しながら歩き周った。マギーがいつもどおりはしゃいでいて、あちこちでタダのルーレットをしたり、風船をもらって喜んでいた、ほんとに忙しいなあ。でもメチャクチャ面白い、ビデオカメラも結構撮った。 「You, so mean!」(意地悪!)がマギーの口癖だ。結局10時過ぎまでいて、自分がブラジリアン3人を送って帰った、彼らの家はここからすぐ近くだ。みんなで海に行こうということになり、来週のいつでもいいので授業後に行くことになった。 フリーウェイで戻って来たら早い早い。SHも楽しんでいたしよかった、彼もクラスの仲間と遊べばいいのに。逆に自分を誘ってもらいたいもんだ。まあ、このマギーがみんなをくっつけているとも言えるので、貴重な存在だな。 明日はゴルフだが、シュンスケはクラブに行きたいようで、夜に連絡することになった。 |