6日目 9月22日(土)  
タイトル 雷電国道を行く 天候 晴れ
出発地 せたな町
道の駅「てっくいランド大成」
到着地 石狩市
石狩灯台付近の駐車場

3:45 道の駅「てっくいランド大成」発。

まだ夜も明けきれぬなか、国道229号線を行く。
やがて北檜山の町に入る。
商店街はひっそり静まっており、唯一といっていい店の明かりはコンビニくらいだ。
北檜山から水垂岬への町道740号線への分岐箇所は少々分かりづらい。
行き過ぎてしまい、Uターンして戻る。
740号線に入ればあとは一本道、地図によると道の行き止まり付近に灯台がある。
やがて遠方に灯火の点灯を確認した。この瞬間がたまらん。
灯台下の海岸に車を停める。

4:50 水垂岬灯台、着。
車を停めた場所より灯火撮影を開始する

風が強かった

その後、灯台までの道を見つけ、プレートを撮りに行く。
念のため熊鈴を携帯して登ること4,5分、水垂岬灯台が姿を表した。
周囲はススキが茂っていた。

6:30 茂津多岬灯台への取り付き道。
国道脇の看板は入口が分かりやすい。

15%の急勾配の道を進むとやがてダート道、車一台分の幅だが
まあ対向車はないだろう。途中、「熊に注意」の看板を見る。

6:45 茂津多岬灯台、着。

まず驚いたのは灯台の大きさ、予想ではこじんまりとした姿を想像していたが、
思いのほか巨大だった
そしてコンクリート製の外柵は急なヒグマの襲来を防御したものなのだろうか?
車内で昨夜買った弁当を食べる。

7:40 木巻岬灯台、着。
灯台プレートは蜘蛛の巣がはびこっていた。

8:50 本目岬灯台を臨む漁港に到着。
再訪灯台、やはりいいロケーションに建っている。

岩の形がなんとなく
象の顔のような
本目岬灯台への
登り口
この鳥居をくぐっていく

歩くこと5分程度で頂に建つ本目岬灯台へ到着する
7年前ほどに蜘蛛の巣はなく、青空に満足して傍らでマッタリする。

9:56 弁慶岬灯台、着。
この灯台は分かりやすい。国道から見えるうえ、広い無料駐車場から岬に散策路
があり、灯台を遮るものはない。
「さぁどうぞ、どこからでも好きな所から撮ってください」と灯台が
言っているかのような印象をもった

11:50 入口が雪囲いのセイコーマートで「月見チキンカレー」を買って食べる。
この頃になるとコンビニはセイコーマートオンリーとなる。
理由は簡単、安いからだ。同じペットボトルお茶でも、数十円安い。

12:15 後志泊港、着。
稲荷神社の奥に灯台はある。
ただ、狭い場所に建っているため写真は撮りづらい。
麓の漁港から試みる

撮っていた防波堤の
先端にこんな可愛いいのが。

これも灯台といえる
のだろうか?

ここから先、積丹半島の海沿いを通る国道229号線(雷電国道)は道内でも
黄金道路と双璧をなす程の大断崖を味わうことができる。

13:30 神威岬の駐車場、着。
土曜日ということもあり、駐車場は多くの車で賑わっていた。
駐車場から岬先端までは徒歩20分程度であろうか、途中の景観に圧倒される。

女人禁制とや?

神威岬灯台と神威岩を一緒におさめるアングルを見つけ、撮る
ほとんどの観光客が気づかなかった「神威岬灯台のあゆみ」と銘打たれた
説明板に見入る。
北海道では5番目に建てられた歴史ある灯台だ。
創建より今日まで118回もの冬に耐え、119回目の秋を迎える。

灯台の傍らにある
説明板

15:45 積丹岬駐車場、着。
西日が強くなってきた。まずは島武意海岸への真っ暗なトンネルをくぐる。

トンネルを抜けるとそこは展望台だった。
陽が差していないせいか、期待したほどの青さは感じられなかった。
それとも海岸ばかり見てきたせいで、感動が薄れてしまっていたのか。

積丹出岬灯台は駐車場から程近い。
舗装された上り坂をのぼり、7年前と同じアングルで一枚、
背後にまわる。逆光こそチャンスなり、とばかりもう一枚

積丹岬から小樽へは町道913号線、交通量も少なく心地よい道だ。
その後、雷電国道に出て小樽の日和山灯台を目指す。

国道5号線からオタモイの交差点より近道してこの日9基目の
日和山灯台に到着したのが18:10、早速バルブ撮影開始
月の光が海面に反射していた。

19:00 小樽天然温泉「湯の花」で外来入浴、サッパリする。

湯の花

ついでに道路むかいのコインランドリーで溜まった洗濯物を洗う。

小樽は前にも観光したので、市内に寄らずそのままスルーする。
次の標的は石狩灯台だが、夜8時を過ぎここからは遠い。
石狩に向かいながら車中泊のための適当なパーキングを見つけようと進む。
しかし、なかなか見つからない。

結局、石狩新港まで来てしまう。
ならばいっそ、石狩灯台の根元で夜を明かしてやろうと思い先端の灯台を目指す。
ところがこの石狩新港、とほうもなく広大で自分がどこにいるのか
サッパリわからなくなってしまった。目印になるようなものも見当たらず、1時間近くも
さまよい、挙句ゼロヨンをスタンバってる?暴走車数台にも出会った。

22:30 石狩灯台、着。
おお〜! 灯火が点っている。近くに駐車場はあるが、街灯一つない駐車場で
まわりは真っ黒くろすけだ。ここでの車中泊はあまりにも寂し過ぎる。
来た道を引き返し、オロオロする。
やがて外来入浴施設らしい所を見つけ、その駐車場に車を停める。
雰囲気はいい感じだ。

22:50 長い一日が終わり、就寝。

前の日へ  TOP  次の日へ