☆Clockwork Angels the Novel☆

 Clockwork Angelsは、Steampunk――どういうジャンルかというと、私も不勉強で詳しくないので、wikiをば――の世界観の上に描かれたようです。
 Steampunkというジャンルは、ウェルズやジュールベルヌの作品が、さきがけらしいです。要は、産業革命が起こったころを起点にして、蒸気を基本に文明が発展してきた世界――だから、steamなのかな、と。これには錬金術や超科学も付随するようですが、電気はない。コンピュータなどもない。Clockwork Angelsの世界では、蒸気と錬金術によって文明技術が成り立っていて、いわゆる電気の代わりのエネルギーとしてCold Fireがある、と。(Cold Fireといっても、Counterpartsの曲じゃないですが――しかし、私はどうしても連想してしまいます。実際小説版にはRushの歌詞が結構出てくるそうですので――序章の中でも、いくつか気づいた――K.J.Anderson氏が狙って使った可能性はありますが)
 Clockwork AngelsはRush初のコンセプト・アルバムで(2112やHemispheresは組曲ではあるけれど、コンセプトアルバムではない。Power WindowsやRoll The Bones、Counterpartsなどは、ひとつのテーマに沿った曲作りではあるけれど、これはテーマアルバムともいうべき感じで、コンセプトではないと思う)アルバム全体でひとつのストーリーになっています。The WhoのTommyとか、Pink FloydのThe Wallが代表的ですが、QueensrhycheのOperation Mindcrimeもそうですし、DTのアルバムにもあったような。

 CAのストーリーはアルバムの歌詞を見ればなんとなくわかるのだけれど、より完全な形で表現するために、小説版をできたら造りたい――そう思ったNeilは友人でSF作家のKevin.J.Andersonと話し、コラボという形で小説版を書いてもらうことになったらしいです。 ちなみにK.J.Andersonは長年のRushファンで、処女作はThe Body Erectricにインスパイアされて書いたものだとか。彼の著作はX-FileやStarwarsのスピンオフ本のほか、オリジナルSFもかなり書いているようです。(ちなみに私は彼の作品は「臨界のパラドックス」「無限アセンブラ」と、X-fileのスピンオフ版を数冊読んだだけですが…)Neilとも「Drumbeat」という作品で共著しているようです。(日本では手に入らないのかな、これ)


 小説版の最初の3章は、夏ごろ無料配布されましたので、PDFファイルでDLしました。が、リンク先忘れてしまいましたので(なんて怠慢な!)ごめんなさい、Rushisabandあたりの過去ログに出てくるかと思います。あと、Rolling Stone誌のWebにも載っていました。これはCounterpartsにリンクがあります。

 K.J.Andersonの作品は過去にいくつか翻訳版が出ていますので、万万が一でもこれの翻訳版が出たらいいな、と思いますが、とりあえず超つたない訳ながら、最初の三章、翻訳してみました。これは無償配布分なので、まあ、いいかな、と。(^^;
ネタバレを避けたい方は、お気をつけください。

  Clockwork Angels The Novel Teaser(日本語訳)

 CA全訳、いくつかのご要望もいただいたのですが(ありがとうございます)、やっぱり著作権の関係上無理かなと思いますので、本当にざっくりですが、あらすじだけ紹介します。これもネタバレ(まあ、今さらですが)避けたい方はご遠慮ください。

  CA あらすじ 






 CA 訳詞     RUSH TOP