関東にいるうちに『 行くぞ、車で北海道(最終回)』サロマ湖−知床-阿寒−釧路(9-11日) |
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2002,08,05−11お出かけ、1/19掲載 |
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9日は、、雨の層雲峡を早々に辞して、一路サロマ湖方面に向けて車を走らせます。途中、「キタキツネ村」に寄り道して、キタキツネに出会い、お土産を買いあとはとにかくせっせと走ります。しかし、本当に北海道は広い!家内が地図を見ながら、紋別まで行こうかといいます。確かに楽しそうだねと言いながら距離をナビで見ると・・・。とても本日の宿のウトロ迄たどり着くことが出来そうにありません。いきなりの針路変更はあきらめて、サロマ湖に向かいます。サロマ湖ではホタテの水揚げの真っ最中、よだれを流しながら道の駅にたどり着くと、ホタテの貝殻焼きが、早速家族全員でかぶりつきました。もちろんお味は言うことなし! おなかが満足したら、次は目の保養と、サロマ湖原生花園に出かけます。ちょうど、ハマナスやいろいろな花が真っ盛りでとても素敵です。でも最も感動したのは、オホ−ツクの荒波!原野から行ける海岸線は、遥か彼方から押し寄せる大波の力強いコ−ラスに満ちていました。(写真デ-タを紛失していてお見せできないのが残念です)このあと、網走のオホ-ツク流氷館で流氷体験の後、ウトロへ宿泊となりました。 |
さてさて、このウトロで大事件が勃発!実は私が引き起こした騒動でして、ホテルでの連日のバイキング攻勢についに音を上げてしまったのです。(実はこの形態が大嫌いでして・・・、子供たちは大喜びなのですが・・。)だって北海道に来たらおいしいものを食わしてやりたいと思っていたのに、夕食は大量のジャンクフ−ド攻勢、北海道はこんなもんじゃないといった思いがつのるばかりでした。何か心のこもらない料理に思えて仕方がないのです。次の阿寒湖のホテルに確認すると、そちらもバイキングの予定とか、ついに横を向いてしまったパパなのでした。(最終的に、焼肉に変えてもらって何とかご機嫌が直ったのですが) 閑話休題、10日にはウトロからお決まりの知床遊覧船に乗ってカムイワッカの滝までのコ−スを楽しみました。前回来たときは船の高さまで押し寄せる大波だったように記憶していましたが今回は写真のように穏やかな海でした。しかしここでもひとつ問題が!実はママはかもめが大嫌い、中津で一回追い掛け回されて以来苦手なようです。ところがここにはかもめがいっぱい!遊覧船の乗客がえさをやるので追いかけてくるのです。これにはママは参ったようで、ヒヒ−言っていました。(かっぱえびせんなどを手から直接食べるのでとてもかわいいのですが%%%。)しかし景色は素晴らしく、とても素敵な船旅でした。 |
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そのあと、知床五湖へ向かう途中、道路の横をエゾ鹿の親子が何頭も通り過ぎました。とても微笑ましい光景でした。知床横断道路は霧の中で楽しみにしていた羅臼岳も霧の彼方でした。しかし、羅臼の道の駅へお腹を空かしてたどり着くと、うにやカニの海の幸がいっぱい並んでいました。早速、1000円でタラバガニをトレ−に山盛り買ってむしゃぶりつきました。このうまいことうまいこと!!やっと北海道に来たかいがあったっと涙が出るほどでした。やはりこうでなっくちゃいけませんね、北海道は!このあとの昼食もカニが大盛りで食べきれないほどでした、もう涙涙でした。 このあと一路阿寒湖へ向けて走行しました、いよいよ北海道もあと1泊となってしまいました。途中、お決まりの霧で何にも見えない摩周湖から、硫黄岳、屈斜路湖の砂湯で遊んで宿にたどり着きました。 |
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その晩は、昨日予約した焼肉(バイキングではありません!!)に舌鼓を打ったあと、アイヌコタンヘ、民族衣装のエキゾチックなお姉さんたちの踊りを見て、これまたお約束の木彫りのお土産をどっさり買い込んで北海道最後の夜を楽しみました。 さあいよいよ最後の日がやってきました、長かった北海道旅行も今日でおしまいです。楽しかったアイヌコタンを朝からもう一度のぞいて、釧路を目指します。原野の中に丹頂の姿を探しますがそう簡単には見つかりません。結局、釧路湿原展望台にたどり着いて、イトウなどの展示を見たあと。屋上から望遠鏡で観察していると、なんと丹頂がつがいで湿原にいるではありませんか、やはり本当にこの美しくて大きな鳥が留鳥として日本にいるのだと妙に感動してしまいました。さこれからひたすら、苫小牧を目指して北海道横断です。最長の移動距離、一日で450kmを走り抜けなければなりません。途中、いろいろと話題の尽きない足寄や帯広を通って、日高に着いたのが18:00、船の出港の23:00までもう一息です。長かった旅も本当に終わりになります。無事でほっとするとともに、言い知れない寂しさを感じるのは何故なんでしょうか?? |
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この紀行文も、アップに半年近く掛かってしまいました。ほんとにル−ズな性格には困ったものです。 ところで今回の旅は反省の多い旅でした。計画段階から、夏休みの長距離フェリ−がこんなに取れないものと知らず、フェリ−確保のため、結局私の本意からは外れたPAKツア−なるものを利用しました。これが曲者で、バイキング料理ばかり並ぶし、近代化されたホテル利用になり旅の侘びさびが味わえず悲しい思いをしました。確かに手軽ではあるのですが、お仕着せが多く自由度の低い旅になってしまいました。また、一日あたりの走行距離も長く、いわゆる駆け足観光になってしまいました。北海道は広いので、目的をはっきりさせた計画が肝要です。全てに、私のルーズさが出た旅になってしまい反省です。こんな旅でも子供たちの思い出に少しでも残ってくれたらうれしいなと思う今日この頃です。 さあ、次はどこへ出かけましょう(^^)> |
いとうくんたちです 知床のエゾシカさんです |
マリモ泥棒?の犯行写真!! |