関東にいるうちに『 行くぞ、車で北海道(その3)』日高−富良野-層雲峡(8日) |
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2002,08,05−11お出かけ、12/1掲載 |
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日高荘にて一夜を過ごした、一行は次なる目的地の富良野へと向かいます。折からの晴天に鼻歌でも出そうな、まっすぐな道を地平線めがけて走って行くのです。 やがて道はうねうねと続く丘陵地帯を這うように進むようになります。富良野が近いのです。でも、ここでふとある疑問にぶち当たりました! 前回、二十年前に来た時はそんなにメジャーだった記憶がありません?? そうです、【北の国から】です。 あのテレビドラマが、さだまさしさんの甘い悲鳴に似た歌声に乗せて、ここのうねうねとして 無害でやさしそうなこの丘たちを、世間の表舞台に引きずり出してしまったのです。 |
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ということで、早速世間の風に乗って麓郷を訪ねました最初はお約束どおり布部駅に出かけました。うねうねと続く丘を縫う線路が通り過ぎていく小さな駅、子供のころの記憶にある熊本から御船まで走っていた熊延鉄道の廃線最終列車の絵に重なるほど列車も来ないような感じのする、小さな駅でした。線路にねっころがって、レールに耳を当てると・・・。 お決まりの麓郷、石の家、森、小学校、いろいろと訪ね歩きましたが 富良野のうねうねとした風景がどこまでも続いていることだけが、印象的でした。 |
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それからとっても不思議な出会いがありました。ふと立ち寄った、無人販売のお店のオーナが熊本の方と判り、大変盛り上がりました。娘たちはジャガイモ堀の体験までさせてもらいご満悦でした。いただいたジャガイモがこれまた素晴らしく東京に帰って、知り合い全員に1箱ずつ送ってもらったほどでした。 作られた観光名所だと、妙に構えてしまう自分がおかしいとともに悲しくなった面もあった、富良野行でした。この後、帯広から層雲峡へと北海道の真ん中をひた走りましたが、折からの雨もあって今ひとつ感動のないものになりました。過去の遠憶を追い求めすぎているのはよく解っていたつもりでしたが・・・。 PS もちろん娘たちはおおはしゃぎで、楽しそうでしたよ(^^)> |
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