:東京編4
低くても、久々の山『 コウジ君と出かけた、高尾山』

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2002,06,30お出かけ、07/21掲載 

なかなかいけない、山歩き

高尾山の地図です。お約束ですね(^^)>

  こちらに来て、やっと一年がたちました。
来る時には、日本アルプスも近くなるし、バリバリ登るぞと意気込んでいましたが、世の中そんなに甘くないことを思い知らされました。実はなかなか、簡単に山にいけないのです。
 何を馬鹿なことをとお思いの方もいらっしゃると思いますが、本当に行くのは大変です。何せ山が大きいので、ほとんどが宿泊行になります。それも、一泊ではなく、2泊以上の場合が多いのです。こうなると、サラリーマンの身にはとても辛いです。休みを取る必要が出てくるからです。もちろん、とればいいのですが、最近の仕事はなれないせいもあり、なかなか実現できません。近くにあるのに、とほほです。

 

高尾山地図

 さて、いきなり愚痴になっちゃいましたが、そんなことばかり言ってはいられません。高いとこが大変なら、近場の低いとこから行きましょう。と、言うわけで今回は、ホントに近場の【高尾山】に出かけることにしました。友人のコウジ君も遊びに来ていたので、早速車で出発です。残念ですが、明日から試験のayaと、mamaはお留守番ということになりました。

 自宅から小一時間で、高尾山ケーブルカーの登り口に到着します。車をここにおいて(駐車料1,000円!)川沿いをとことこ登ると、ケーブルカーの駅です。今回は、軟弱ではありますが、ケーブルカーではなくって、リフトで登ることにしました。
 子供二人は、揺れるリフトに、大はしゃぎです。当方も、昨今の運動不足がばれそうにないぞと、内心ほくそえんでしまいました。こんなことで、親の権威を失墜させるわけ庭井かないですから。
しかし、少しだけ味気ない気がしたのも事実でした。
さてさて、無事にリフトの終着駅に着き、いよいよ登山開始!でもなんだか雰囲気が違う?そうです、ここは山全体が高尾山というお寺になっているのです。古くからの修験の場なのです。いたるところに山門や、灯篭などがあり、宗教の山の雰囲気がいっぱいです。
 石畳になった、さして傾斜もない道をひたすら歩きます。途中のご分社や、階段にもそれぞれいわれがあるようです。この日は昨日まで降っていた、雨も上がり気持ちのいい山歩きです。本堂を過ぎると、さすがにぬかるんだ山道になります。少しなめてかかって、軽登山靴を履いてこなかったのが少しだけ悔やまれます。
高尾山山門 

参道です

 途中、日も差してきて天気はこのまま持ちそうです。そうそう、今回のゲストのコウジ君に関して、紹介しなければならないですね。
彼とは古い仲で、実は九州の大学の寮で1年生の時に同室になって以来の友人です。かれこれ、20年以上の付き合いになります。今は、千葉に住んでいますが、昨年私がこちらに来た際には横浜に居ました。彼とは不思議な縁で、日本は広いのに、学生時代以降も、熊本に2度にわたり、仕事の関係で居住したり、今回のように東京地区で一緒になったりと、長いお付き合いが続いています。実は、この悪友会にはもう一人メンバーが居まして、そいつも先月までは熊本に居たのですが、今月から神奈川に住むことになりました。コウジ君と、あいつが来ればなんて言っていたら、本当になってしまい、びっくりです。お互い、まったく別の会社なのに、本当に縁は不思議ですね。
  ほぼ、一時間ほどで頂上に到着です。やたらと広くって、人が一杯です。こんなところまで、人が多いのには本当に驚きます。いつまでたっても、なかなか慣れません。
 山頂の売店で、ビールを買って、おでんを買って、持参のカキピーで乾杯です。どこからともなく、はとがひょこひょこ現れて、ものほしそうに見ているので、ピーナツをあげたら、早速ついばみます。だんだん慣れてきて、最後は手から直接食べるようになってしまいました。しかし、カキピーのあられの方はまったく食べないのには驚きました。この後、ビジターセンターにより、また売店でそばを食べて、行きとは違う、4号コースを通って、帰路につきました。

 そうそう、帰りはケーブルカーに乗ったんですよ。子供達は、リフトのほうが面白いと、不満たらたらでしたが・・・。

 ケーブルカー
おサルの電車ではなっくって、ケーブルカーです。

手乗り?はと 
やたら人懐こい、ピーナツ泥棒バト!!

sankouki 東京番外編