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.第三者機関がないことが・・・返信  
管理人S-1 03/16木23:18 #r357
詳しい事はわからないので、違っているかもしれませんが・・・・

基本的には、医療者にとっても、患者さん側にとっても信頼すべき「第三者機関」
がないということが混乱を招いているのではないでしょうか?

僕はそういう意味でこの記事のなかでは鈴木弁護士の意見に近いかもしれませn。
当院で医療事故発生時の対応指針のようなものをまとめたときにも、法医学会
と外科学会など臨床の学会の見解が違い「どうすりゃいいのよ」となりました。

仮に警察に「何でも」届けてもそれに対する対応能力はあるのでしょうか?

 救急日などに搬入される所謂「搬入時心配停止」例の検死だって、特に夜間など
監察医や委託された専門医がくるわけでもなく、当院の医者に「ちょっと検死や
ってもらえませんか?」と済ましているのが現実でしょう。
 裁判にも(患者側の証人として)出たことがありますがカルテや記録をよめな
いどころか単語一つ一つの意味を辞書がわりに僕にこたえさせるだけでした。

また「事故」が公表されてから1年以上もたってからの「逮捕」には何か別の要因が
あったのでしょうか?いまさら「証拠隠滅の恐れ」のないでしょう。

警察・検察はときどき「正義の仮面」をかぶって場違いなところに登場しますが
彼らの「事件」の調査で必要なのは「犯人」で、私達が「事故」の調査で必要としている
のは「何故」で、「今後どうすればよいのか」ですね。もちろんこの医師に道義的な
責任はあるとおもいますし、民事的な責任を問われるかもしれません。
しかし、出てくるのが警察では「ほんとうのこと」もわからない事になると思います。

ですから以前「黙秘をかなり真剣に考えている」と書いたのもこんなことがあるからです。

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