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山田詠美の本棚

  1. ぼくは勉強ができない

ぼくは勉強ができない 新潮文庫
 僕が今のところ唯一読んでいる山田詠美の作品。題名にひかれて買って読み始めた。読む前は勉強ができなくても元気に生きていく高校生の話と単純に思っていたが、主人公は勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の女性と恋愛中である。あ〜あ、これでは主人公に感情移入はできない。なんだ!勉強ができなくたって女性にもてるのなら、何の問題もない。割と人気の高い作品であるが、僕には正直理解できない。学校が居心地が悪かろうと、女性にもてるんだからそれだけでいいじゃない!! やきもちの焼きすぎか?
 同じ課の若い女の子が山田詠美の作品のファンだけど、なかなか他の作品を読む気には今のところなれないなあ。
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