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身辺雑記(2016年12月)

2016年12月31日(土)
ありがとうございました
 今年もあっという間の大晦日です。“Koba's Library”を訪問していただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、どうにか今年も続けることができました。
 今年は図書館の予約本が順調に借りることができたため、手元に置いておきたくて購入したものの、そちらまで手が回らず積ん読ままになっている本が多く残っています。正月明けは図書館からの借り入れはちょっと控えて、積読本を減らすのに力を注ぎます。
 来年も細々ながら更新をしていきますので、皆様、来年もよろしくお願いいたします。それでは、よいお年を!
2016年12月30日(金)
2016マイ・ベスト10(映画)
 今年もあと明日を残すのみとなりました。昨日から年末年始の休みに入りましたが、日頃しない大掃除でグッタリです。
 今年のマイベスト10ですが、本の方は図書館の予約本を読むのに自転車操業状態で(それなら借りるなと言われてしまいますが、ついつい読みたい本があると予約してしまうんですよねえ。)、購入した本が多数積ん読まま。そういうわけで、正月明けに購入本をある程度読み終えてから今年のマイベストを挙げたいと思います。
 とりあえず、映画のマイ・ベスト10はこちらです。→ 2016年マイ・ベスト10
2016年12月23日(金)
「バイオハザード」観に行ってきました
  この時期にしては暖かな陽気の中、娘と一緒に今日から公開の「バイオハザード ザ・ファイナル」を観に行ってきました。祝日ということもあってか、モールの駐車場は止まる場所を探すのが難しいほどの大混雑。映画館のロビーも人で溢れていました。20代の娘が一緒に映画に行ってくれるのは、父親としては嬉しいですね。娘からすれば、チケット代を出してくれるからということもあるのでしょうけど。
 バイオハザードシリーズもこれで最後ということで、これだけ広がったストーリーをどう決着つけるのか興味津々だったのですが、まあまあ成功したと言えるのでは。元々シリーズ化を考えてストーリーを展開していたわけではないでしょうから、辻褄の合わない部分が出てくるのはしょうがないところでしょう。まあ良くも悪くも、監督は旦那さんですし、今回人工知能のレッドクイーンを演じたのは娘さんですから、この映画はミラ・ジョヴォヴィッチの映画ですね。日本のタレントであるローラさんが出演するということで、期待していたのですが、前半も前半、セリフ1つであっけなく殺されて退場です。もちろんこうしたハリウッド映画に出演するのは素晴らしいこととは思うものの、これだけとはちょっと期待外れです。ローラさん、英語も上手だそうなので、もう少しセリフもあって欲しかったなあ。日本生まれのゲームであるし、日本での興行収入がいいことに対しての日本の観客へのプレゼントということなんでしょうか。
 今年の映画鑑賞は明後日の「ローグ・ワン」のIMAXで打ち止めです。
2016年12月20日(火)
直木賞候補作発表
 第156回芥川賞・直木賞の候補作が発表になりました。直木賞の候補作は次の5作です。
  冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋)
  恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)
  垣根涼介「室町無頼」(新潮社)
  須賀しのぶ「また、桜の国で」(祥伝社)
  森見登美彦「夜行」(小学館)
 この中で読んだのは、須賀しのぶさんの「また、桜の国で」のみ。この作品は、確かに僕自身としてもおすすめの1冊です。そのほか、冲方丁さんの「十二人の死にたい子どもたち」、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」、森見登美彦さんの「夜行」は購入したまま積ん読状態です。垣根源介さんの「室町無頼」は時代劇でしょうか。
 この中では恩田さんの作品が評判がいいようですし、恩田さん自身6回目のノミネートですから、そろそろ受賞でしょうか。来月の発表までには積ん読状態のものを読み終えたいと思うのですが、今日また図書館から予約本の連絡が来ました。こちらも積み重なるばかり・・・
2016年12月16日(金)
「ローグ・ワン」観てきました
 今夜は今日から公開の「ローグ・ワン」を観に行ってきました。
 いやぁ~泣けました。スター・ウォーズでこんなに泣ける作品はこれまでありませんでした。この作品はエピソード3の「シスの復讐」とエピソード4の「新たなる希望」の間を繋ぐ作品で、「新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した“デス・スター”の設計図がどのようにしてレイア姫の手に渡ったのかを描いていきます。フェリシティ・ジョーンズ演じるジン・アーソが反乱軍の仲間とともに“デス・スター”の設計図を奪うミッションに挑んでいくのですが、上映の初めはちょっとダレ気味だったのが、ジンのもとに仲間が集まってからがいっきに加速、彼らの姿にグッときてしまいます。特にドニー・イェン演じるチアルートとチアン・ウェン演じるベイズには泣けました。R2-D2もちょっと出てきますが、それよりはK-2SOですねえ。彼の活躍にも涙が零れそうです。
 ピーター・カッシングやレイア姫のキャリーフィッシャーが登場しますが、これはCGなんでしょうね。それにしてもファンとしては嬉しいです。
2016年12月8日(木)
積ん読本の山が
 図書館の順番が待ちきれず、どうしても読みたい本は購入するのですが、このところというか今年は図書館で借りる本が読み終わると予約した本が貸し出し可能となる自転車操業のような状態で、購入した本が積ん読状態です。4月に発売した小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」、東山彰良さんの「罪の終わり」、真保裕一さんの「遊園地に行こう!」、近藤史恵さんの「スティグマータ」、池井戸潤さんの「陸王」、今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ「去就」、綾辻行人さんの「深泥丘奇談・続々」、東野圭吾さんの「危険なビーナス」、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」、吉田修一さんの「犯罪小説集」、辻村深月さんの「東京會舘とわたし 上・下」、「クローバーナイト」、道尾秀介さんの「スタフ」、「サーモン・キャッチャー」、森見登美彦さんの「夜行」、柚月裕子さんの「慈雨」、米澤穂信さんの「いまさら翼といわれても」、西澤保彦さんの「悪魔を憐れむ」等々端から上げていくと恐ろしい数に・・・。図書館で借りるのを止めてこちらを消化しなくてはと思うのですが、今日もまた図書館から連絡がありました。悪循環が止まりません。
2016年12月4日(日)
鬼平犯科帳が幕を閉じました
 この金曜日、土曜日と2回にわたって放映された「五年目の客」「雲竜剣」によって、1989年から27年に渡って続いた中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」がついに幕を閉じました。原作者の池波正太郎さんが亡くなって、新たな作品が書かれない中で、同じ原作を再度映像化することもしてきましたが、吉右衛門さんも70歳を過ぎ、体力的に大変になったようですね。原作も大好きですが、テレビ版も大好きです。もともと池波さんは吉右衛門さんの父である八代目・松本幸四郎(のちの初代・松本白鸚)をモデルに鬼平を書いたようですが、もう鬼平と言えば中村吉右衛門ですよね。「密偵たちの宴」とか「五月闇」とか忘れられない作品がいっぱいです。できれば年1回でいいからこれからも続けて欲しかったなあ。
 今夜の読書は、逢坂剛版の鬼平シリーズ第3弾「闇の平蔵」(文藝春秋)です。池波正太郎さんの鬼平シリーズの挿絵を描いていた中一弥さんが逢坂剛さんの父親という縁もあってオマージュを込めて始めたシリーズも第3弾まできました。登場する同心や密偵などのキャラクターはまったく違いますが、逢坂剛版鬼平として池波版に負けないよう長くシリーズを続けて欲しいですね。
2016年12月1日(木)
12月です
 ついに今年も最後の一月になってしまいました。本当に早いですよねえ。ついこの前、お正月を迎えたばかりだと思ったのに・・・。
 先月が刊行ラッシュだったせいか、今月はちょっと落ち着いたという感じです。その中で読みたい本の一番は宮部みゆきさんの“三島屋変調百物語”シリーズの第4弾、「三鬼 三島屋変調百物語四之続」(日本経済出版社)ですね。恩田陸さんは「七月に流れる花」と「八月は冷たい城」の2冊同時刊行です。
 今月の映画は何と言っても「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の直前を描く、シリーズのアナザー・ストーリーである「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」です。そもそもの最初の「スター・ウォーズ」に続くストーリーですから、楽しみです。そして、もう一本はシリーズ最終章とされる「バイオハザード:ザ・ファイナル」です。いったい、どういう風呂敷のたたみ方をするのか、気になります。
 舞台は今月は1本。キャラメルボックスの「ゴールデン・スランバー」です。映画化もされた伊坂幸太郎さん原作の作品をキャラメルボックスの役者さんたちがどう演じるのか、これまた楽しみです。