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身辺雑記(2004年12月)

2004年12月31日(金)
大雪です

  2004年最後の日です。暖冬だったのに、このところ急に寒さが厳しくなり、今日は昼前から雪となりました。パウダースノーで、あっという間に地面は白くなり、夕方降り止むまでに15センチの積雪量となりました。周りはすっかり雪景色です。雪がある正月というのはちょっと記憶にありません。これでは、明日の年賀状の配達は大変ですね。
 今年最後の読了本は、柴田よしきさんの「窓際の死神」(双葉社)でした。今年は全部で110冊ほどの本を読みました。3日に1冊弱を読んだことになりますが、それでも積読本は増えるばかりです。妻からは、いつ読むかわからないのなら、読みたくなったら図書館から借りればいいじゃないと言われます。結局、今日もこんな天気で、床の間に積んである本は片付けられないまま年越しになってしまいました。
 雪がやんだ夕方からは、家の前の雪かきで、すっかり疲れてしまいました。
 
 今年、このホームページをご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました。来年もせっせと更新していくつもりですので、よろしくお願いします。それでは、皆さん、よいお年を! 

2004年12月30日(木)
大掃除です

  昨日は、今シーズン初めての雪が降りました。積もるほどではなかったのですが、寒い一日で、予定していた大掃除ができませんでした。というわけで、今日は朝から家族総出で、日頃しない窓ふきや浴室のカビ取りなどで大騒ぎで大掃除です。
 大掃除の最中に、以前から危惧していた文庫本用の棚がついに崩壊しました。ここへきて買い直すというわけにもいかないので、接着剤をつかってどうにか修理しました。とりあえず、詰め込む本を少なくしましたが、そうはいっても再度の崩壊を見るのもそれほど先とは思えません。どうするか考えなくては。

 大掃除やらで、慌ただしくて、のんびりと本を読んでいられません。東野圭吾さんの「さまよう刃」の後は何読もうか思案中です。先日読み始めた瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」は、現在ストップしています。

  奈良の女児誘拐殺人事件の容疑者が逮捕されました。自宅からは女児のランドセル等が見つかっているそうですので、犯人と思って間違いないでしょう。年を越さずに解決したことは良かったですが、犯人は逮捕されても、女児は戻ってくるわけでもありませんし、家族の気持ちを考えると、堪らないものがあります。「極刑以上の刑を与えてもらいたい」とのコメントが両親から寄せられています。「さまよう刃」を」読んだ後には考えられさせますね。

2004年12月28日(火)
仕事納めです

  今日で仕事納めです。年末年始の休みは例年どおりの6日間です。飲んで食べてあっという間に過ぎてしまうのでしょう。とにかく、明日は家の大掃除をしないと。
 東野圭吾さんの「さまよう刃」一気に読了です。 

2004年12月27日(月)
東野圭吾「さまよう刃」

  東野圭吾さんの「さまよう刃」(朝日新聞社)を読み始めました。問題作です。被害者の家族は加害者に復讐することが許されるのかを真正面から問いかけた作品です。
 現在の裁判制度の下では、被害者が負った傷より軽い刑罰が言い渡され、被害者感情を満足させることができない現状にあるといわれます。常に加害者は国家が保護するが、被害者に対しては何ら保護がなされないという声も聞かれます。特に少年犯罪については、それが顕著です。先日も千葉県で少女が駅前で拉致され、殺され遺棄されるという事件が起きました。犯人の中には少年が含まれています。東野作品と全く同じような状況なのです。今、姿を消した犯人を父親が追跡する場面まで読み進みました。果たしてこの先、どのような展開になっていくのでしょうか。東野さんがどういう決着をつけるのか、興味深いです。
  明日で今年の仕事納めです。とはいっても、午前中はまだ会議があります。午後からは事務所の大掃除です。仕事納めといっても遊ばせてはくれません。

2004年12月26日(日)
オヤジは鼻高々

  息子が家に遊びに来た友人から「お前の家の本はすごいなあ。誰の本だ?」と聞かれたので、「お父さん(本当は友人にはオヤジと言っているようですが)の本だ」と答えたところ、「お前のオヤジはすごいなあ」と感嘆されたそうです。オヤジとしては鼻高々です。どうも、その友人も本好きで、特に金城一紀の「フライ・ダディ・フライ」は4回も読んだようです。自分の趣味と同じ本が本棚に並んでいるだけで、尊敬されてしまいました。どうだ!息子!少しは見直しただろう。

 友人のMさんからリンゴが1箱届きました。長野の親戚から送られたもののお裾分けだそうですが、おいしそうです。我が家は果物好きですが、なかでも駄犬は大のリンゴ好き。リンゴを剥いている気配だけでかぎつけて、私にもくれとワンワン大騒ぎです。さて1箱40個のリンゴです。食べがいがあります。Mさん、ごちそうさま。 

2004年12月25日(土)
年越しの準備です

  年の瀬を迎えて、そろそろ年越しの準備です。まずは身だしなみを整えなくてはと、理髪店で髪を切ってきました。若い頃と比べると、鏡に映る額が広くなった気がするなあ。理髪店のおじさん曰く、「歳をとってくると髪の毛がだんだん細くなって抜けやすくなるんですよねえ」だって。それって、僕の髪の毛見て言ったの?
 理髪店から帰ってからは、風呂場のカビ取りです。カビというのは油断していると、あっという間に広がりますね。せっせと、ホームセンターで買ってきたカビ取り剤をスプレーして駆除に取りかかりましたが、駆除されてなるものかと抵抗するカビに対して、カビ取り剤を散々スプレーしたところ、臭いで頭が痛くなってしまいました。こちらが駆除されてしまいそうです。
 さて、問題は、家のそこら中にある本です。特に、今年中には(といっても、あと数日ですが)「床の間」に積み重ねてある本をかたづけないと、妻の怒りが爆発しそうです。そのうえ、今、本棚が1つ崩壊の危機にあります。文庫本用の本棚に単行本を詰め込んだのが間違いでした。重みに耐えかねて、左右の板が湾曲し、横板が外れてしまいました。今は詰め込んである本の上に板が乗っている状態で、本棚自体がバラバラになる日もそう遠くないと思われます。どうにかしないとなあと思案にくれるこの頃です。

  年賀状どうにか完成です。

 すでに午前0時を回り、暦の上では26日になっています。今、TBSテレビで、小田和正がMCをやっている番組を見ながらこれを書いています。いつも年末にやっていましたっけ。ゲストにチューリップの財津和夫とかが出てきて、懐かしい歌を歌うので、思わず真夜中なのに一緒に歌ってしまいました。息子が部屋から出てきて、「お父さん、夜中なんだから止めた方がいいよ」と注意されてしまいました。でも、息子よ、少しの間青春時代の思い出に浸らせてくれ!! 神田川歌ったっていいじゃないか。

2004年12月24日(金)
クリスマス・イブ

 今日はクリスマスイブです。ただし、我が家では一足早く昨晩クリスマス・イブイブをしてしまったので、今夜はいつもどおりです。さすがにいつも忙しい職場も、今日はみんな時間になったら帰り支度です。特に独身の男性は、時間になるとそわそわして早く帰りたい様子がありありでした。今日は彼女とクリスマス・ディナーを予約していたのでしょうね。帰る道路も、いつもより大混雑。世間の人も今日は残業をせずにいっせいに家への帰り道を急いでいたのでしょう。

  いよいよ尻に火がついて、昨日から年賀状をせっせと作成しています。
 7年ほど前に半年間、東京で研修を受けたのですが、その間全国から集まった人たちと寮生活をしていました。学生時代のような生活で、本当に楽しかったのですが、その時多くの友人ができ、今でも年賀状のやりとりをしています。そのため、書く年賀状が半端ではありません。パソコンで作成するにしても、せめて一言は添えたいと思うので、大変です。どうにか、この土日で作成を終えて出さないと、元旦に間に合わなくなってしまいますね。

 正月休みに読もうと思ってオンライン書店に注文しておいた宮部みゆきさんの「日暮らし 上・下」(講談社)、柴田よしきさんの「窓際の死神」(双葉社)、今年の文芸賞受賞作、白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」(河出書房新社)が到着しました。とは言っても、読まなければいけない本は山とあるのですが・・・。
 「野ブタ。をプロデュース」の野ブタの次の「。」は「モー娘。」の真似でしょうか?  

2004年12月22日(水)
今朝は爽快、今は疲れました

  昨日の忘年会は一次会で帰ったので、今朝は気分爽快です。若い人たち(あ〜あ、もう僕は「若い人」の範疇からは外れてしまったんだろうなあ)は日が変わるまで飲んでいたようで、辛そうな顔をしていました。
 今日は昼休みを挟んで、朝9時から夜の7時までぶっ続けで会議でした。さすがに疲れました。こんなに続けての会議では、最後の方は正直のところ頭は鈍ってくるし、効率が落ちますよね。
 帰り際に本屋さんによって、平積みされていた吉田修一さんの「7月24日通り」(新潮社)と第16回日本ファンタジー大賞優秀賞受賞作の越谷オサムさんの「ボーナス・トラック」(新潮社)を購入しました。それにしても、吉田さんは、このところたて続きの刊行です。先日「春、バーニーズで」が出たばかりだったのに。いったいどうしたのでしょうね。「ボーナス・トラック」は、幽霊の出てくるユーモア・ホラーらしく、おもしろそうな作品で、つい手が伸びてしまいました。これで、またまた積読本が増えてしまいました。
 友人の職場では、早くも大掃除だというメールが朝来ました。ちょっと早すぎです。普通は仕事納めの日にするのではないでしょうか。とにかく、今年もあとわずかです。あ!年賀状がまだ書いていない・・・

2004年12月21日(火)
忘年会です

  今日は、職場の忘年会でした。先週で今年の仕事は一区切りつきましたが、年明けの5日からはまた大変な日が続くので、今週は少しの骨休みしてもいいかなという気がしています。
 職場も18人もいるといろいろな人がいます。静かにお酒を楽しむ人。それに対し、大いに盛り上がっている人。酒はあまり飲めず、酔っぱらいに仕方なくつきあっている人。なかで困るのは人に絡む人です。ここぞとばかりに日頃の鬱憤を吐き出すのは困りものです。周りの人の大迷惑ですが、まあ、そうはいっても忘年会だからある程度は仕方ないかな。
 
 石持浅海さんの「BG、あるいは死せるカイニス」は予定どおり昨晩眠る前に一気に読了しました。今日からはミステリを休んで、瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」にしようかな。

2004年12月20日(月)
人事異動

  今日は、来年度の人事異動について、上司から希望を聞かれました。希望を聞かれたといっても、そのとおりになるわけでもなく、一応形式的に毎年希望を聞いてくれてはいるのですが、就職してから今まで希望どおりの部署に異動ができたのは一度だけ。それも仕事は希望どおりだったのですが、勤務場所は自宅から片道50キロ近くある場所ということで、内示を受けたときは、呆然としてしまいました。さて、今回はどうなることやらです。

 先週で今年の仕事が一区切りついたので、今日は割と早く帰って、石持浅海さんの「BG、あるいは死せるカイニス」(東京創元社)を読み始めました。このあと眠るまでに一気に読了できそうです。 

2004年12月19日(日)
「ターミナル」

  今日は予定どおり映画を見に行ってきました。映画は「ターミナル」です。娘も見に行きたいというので、連れて行きましたが、小学生で「ターミナル」を見たいと言いますかねえ。まあ、映画好きになったのは、娘が字幕が読むことができるようになってから僕が映画に連れ歩いたせいでもあるのですが。
 映画館は珍しく大勢の人で賑わっていました。正月映画が始まりましたし、“おばさま方”の好きな韓国映画もやっているせいでもあるのでしょうか。いい歳をして(失礼!)、きゃあきゃあ言いながら映画館のなかに入っていきましたよ。冬ソナはいろいろなところに経済効果をもたらしましたね。

 オンライン書店に注文しておいた米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」(創元推理文庫)が届きました。ちょっとおじさんがレジに持って行くのは恥ずかしい表紙です。こういうときは、オンライン書店というのは重宝します。

2004年12月18日(土)
トップページのリニューアル

  慌ただしかった仕事も、昨日でとりあえず一区切りです。
  今日は、ホームページビルダー9で、トップページだけリニューアルしました。他のページは変更する余裕がないので、また後日おいおいと直していきます。
 本日から正月映画が始まりました。トム・ハンクスの「ターミナル」、デンゼル・ワシントン(というよりダコタ・ファニング)の「マイ・ボディガード」、そしてついにあの2大モンスターが激突する「エイリアンvsプレデター」の3本です。明日あたり何か見に行ってこようかなあ。
 実は、この3本より気になる映画があります。韓国の泣かせる映画「僕の彼女を紹介します」ですが、やっぱり男1人では見に行くのはちょっと躊躇してしまいます。どうせ周りはカップルでいっぱいでしょうし・・・。
 トップページをリニューアルすると同時に、今年読んだ本のマイベスト10を作成しました。「このミス」で上位に入った「生首に聞いてみろ」や「暗黒館の殺人」は購入したものの、いまだに積読状態です。この正月で精力的に読まなくては!!

2004年12月16日(木)
まさか若年性痴呆?

  今日、仕事から帰ったらレンタルビデオ店からDVDが返却されていないとの電話が入りました。返却日から4日が過ぎているとのこと。そんなはずはない、すでに返却したはずだと押し問答する僕の目に映ったのは、DVDが入った袋。ソファーの後ろに落ちて見えなかったということはありますが、気持ちはすっかり返却したつもりでいました。さっそく、謝って返却しに行ってきました。延滞料金2840円也。最近はDVDも安くなったから、この金額出せば買うことができたなあと大いに後悔です。それにしても、昨日といい、今日といい、どうもおかしいです。まさか若年性痴呆ではないだろうなあ。あ〜不安です。明日一日出勤すれば土日は休みです。ゆっくり頭を休めよう・・・。

2004年12月15日(水)
頭がパニックです

  12月もすでに半分が過ぎ、今年もあと二週間あまりを残すだけとなりました。現在仕事が慌ただしくて、頭の中はパニック状態です。ついでに机の上もパニック状態。書類がどこにあるのか、掘り出さないといけない状況です。あまりにバタバタしていて、送ったはずのメールが送られていないどころか、パソコンのなかに送信したという記録もなく、書いた形跡さえ残っていません。あのメールどこへ行ったんでしょうねえ。異次元の世界へと送信してしまったみたいです。それとも、自分で書いたと思っただけで、本当は書いていなかったのか。あ〜あ、それでは痴呆です!
 今週を乗り切れば、来週は職場の忘年会とクリスマスです。休みもあるし、あっという間に正月ですね。あ!年賀状書かないと・・・。   

2004年12月13日(月)
負け犬の遠吠え

  今年、僕が観た映画のベスト10を決定しました。こちらから見てください。

 今年は、酒井順子さんの負け犬の遠吠え」が話題となり、ベストセラーとなりましたが、それによると、「30代以上、、未婚、子なし」は「負け犬」とのこと。
 僕自身は「負け犬の遠吠え」を読んでいませんので、「負け犬」が女性をバカにしているのか、それとも作者が自虐的に言っているのかわかりませんが、自虐的に言っているのだとしても、とても悲しいことですね。また、何の意味であろうと「30代以上、未婚、子なし」は「負け犬」というマイナス評価が世間を一人歩きしてしまっています。「30代以上、未婚、子なし」が女性の評価を左右するのでしょうか。そんな時代ではないと思うのですが。
  僕にも、それに該当する女性の友人がいますが、彼女は女性ということとは関係なく、一人の同僚として見ても、そこら辺の男性職員よりずっと優秀ですし、頑張り屋で、僕としても尊敬しています。もちろん女性としてもとっても素敵な人で、彼女を放っておく男性がだらしないと言わざるを得ません。まあ、素晴らしい女性すぎて、男の方が躊躇してしまうことがあるかもしれませんが。
 とにかく「負け犬の遠吠え」は一度読んでみなくては。

2004年12月10日(金)
「さまよう刃」発売

  オンライン書店に注文していた東野圭吾さんの「さまよう刃」(朝日新聞社)が届きました。加害者に対する遺族の復讐殺人を取り上げた重厚な作品です。最近、犯罪による被害者救済の問題が大きくクローズアップされています。先頃その関係で法律改正もなされました。確かに、加害者が逮捕されても、刑務所で国家の費用、つまりは税金により暮らしていることに対し、被害者の方はたいした補償もされていません。また、被害者やその家族からすれば、加害者がその犯した罪に相応するような刑罰を受けているとは考えられないというところに大きな問題があります。とても重いテーマの作品です。読むのは楽しみですが、東野さんの作品は、「手紙」、「殺人の門」、「幻夜」と積読状態です。さて、どうしたものやら。
 購入した「オールド・ボーイ」のサントラを通勤の車のなかで聞いていますが、すっかり気に入ってしまいました。このところ、英語の勉強をしようと、英会話のCDをかけていたのですが、ちょっとお休みです。映画はもちろん、あまりに音楽が素晴らしいので、映画のマイベスト10でも上位入賞確実です。

2004年12月9日(木)
「オールド・ボーイ」サントラ

 韓国映画「オールドボーイ」のサントラを買ってしまいました。懐が寂しいのにもかかわらずです。しかし、買っただけの価値はありました。なかなか素晴らしい。特に、ワルツは印象的です。心に重く残る映画でしたが、サントラを聴いていると、まざまざと場面を思い出します。見終わって爽快感など全くないし、ほのぼのなどという気持ちは微塵も感じさせない映画でしたが、今年の僕が見た映画のベスト3に入る映画です。DVD化されたら購入したい映画ですが、家族と見るのは辛い映画ですね。

 そろそろ年賀状を書かなければなりません。貰う方からすればいい迷惑な家族写真の年賀状ですが、我が家でも、親戚と子供たちを知っている一部の人には子供たちの写真付きの年賀状を送っています。毎年、もうやめようかと言っても、妻が子供を知っている人にはどうしてもと主張し、昨年まで少しずつ枚数を減らしながら送っていました。ただ、今年は妻が東京にいる息子に写真を撮るから帰ってこいと言っても、戻りません。十何年ぶりに全員に普通の年賀状を送ることになりそうです。

2004年12月8日(水)
このミス発売!

  仕事が忙しくて、なかなか家に帰ってから本を読むことができません。本を持って、布団の中に入るのですが、いつの間にか明かりをつけたまま爆睡してしまって、いつも妻に怒られています。それでも、ようやく小路幸也「そこへ届くのは僕たちの声」(新潮社)を読み終わりました。仕事で心が荒んでいる(?)中で、読んだのですが、とてもホッとする本でした。
 本日、恒例の「このミステリーがすごい」(宝島社)発売。今年の1位は法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」(角川書店)でした。残念ながら未読のため、論評できません。3,4,5,6,8と未購入です。今年は20位までのうち、今までに読んだのは9冊のみ。書店ではさっそく、本棚の一角をこのミスのベスト10が占めていました。う〜ん、小遣いがないなかで、買うことはできないなあ〜     

2004年12月6日(月)
飲み過ぎました

  今日はいよいよ忘年会の第1弾。以前の職場の仲間が集まっての飲み会でした。以前にも書きましたが、この時の職場は、毎日仕事が午前様になるかどうか、土日は出勤という、本当に忙しい職場でした。そんな職場で苦労を共にしたせいか、今でも誰かが声を掛けると、みんなが忙しいながらも集まってきます。特に今回は、当時臨時の職員をしていた女の子が参加してくれるということで、みんな集合時間に遅れずに集まってきました。いや〜心おきなく飲んできました。この飲み会は、1次会が終わると、ボーリングをしに行くという不思議な会なのですが、今回も1次会が終わってボーリング場に駆けつけると、なんと臨時休業。1次会で飲む量を調整した者はがっかりでした。結局、また飲みに行って先ほど帰ってきました。楽しくて飲み過ぎました。明日の朝が怖いです。
 飲み会に行く前に書店でダ・ヴィンチ購入。恒例の「BOOK OF THE YEAR」特集です。中身はまだ読んでいませんが、果たしてダ・ヴィンチが選ぶ作品は何なのでしょうか。  

2004年12月4日(土)
「オールド・ボーイ」絶賛!

  昨夜テレビを見ていたら映画監督の井筒さんが、韓国映画「オールド・ボーイ」を絶賛していました。いつも辛口の批評で、めったに褒めるということのない監督が「オールド・ボーイ」に満点をつけました。井筒監督が、あれほど他人の作った映画を絶賛する姿というのは見たことがありません。確かに僕としても、今年見た映画のベスト5に入る作品です。見て楽しい映画ではありません。特に子を持つ親にとっては、とても辛い映画です。しかし、心に残る映画です。話を聞いていて、また見たくなって新聞の映画欄で上映時間を見たところ・・・なんと3日で上映終了でした。あ〜早いうちにもう1回見に行けばよかった。
 映画といえば、公開初日に見に行った息子に続き、娘が宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を友達のお母さんに連れられて、見に行ってきました。

 12月になり、いよいよ各種ベスト10の時期になりました。
 今日、書店で「このミス」より一足早く、「2005本格ミステリベスト10」(原書房)が刊行されているのを発見しました。それによるとベスト3は
 1 生首に聞いてみろ  法月綸太郎  角川書店
 2 暗黒館の殺人     綾辻行人   講談社ノベルス
 3 螢            麻耶雄高   幻冬舎
という結果になりました。あくまで、本格ミステリというジャンルですが、1、2位とも新本格派といわれた二人が久しぶりの上位を占めました。3位もこの二人の新本格派に続く麻耶さんということで、新本格派ファンとしてはうれしい限りです。とはいえ、1、2とも積読状態。お正月休みにはどうにか読みたいものです。

2004年12月3日(金)
不幸は続く

 以前この身辺雑記に、職場の同僚が車上荒らしにあったと書きましたが、その彼が今度は家に泥棒に入られました。奥さんが入院していたので、子供を連れて実家に帰っていた合間のことでした。ガラスを割られて侵入され、現金を盗まれたようですが、泥棒は隣の家にも侵入し、その家からはなんと前日購入して設置したばかりのDVDレコーダーを説明書と箱も一緒に盗んでいったそうです。泥棒はよほど手慣れた男のようで、たまたま通りかかった近所の人にはあいさつまでしたので、近所の人はてっきり知り合いが訪問していたとばかり思ったそうです。犯人を見た近所の人によると、犯人は南米系の人とのこと。最近南米系の外国人による犯罪が多発しており、これでは国際関係を破壊してしまいますね。それにしても、不幸は続くとはよく言ったものです。

 実は、僕も犯罪の被害者になった経験があります。3年ほど前の冬の日、残業を終えて自転車で帰る途中でひったくりに遭いました。疲れて、ボケッとしながら自転車を漕いでいたところ、突然後ろから来たバイクが追い越し際に、腕が伸びてきたと思ったら、自転車の前かごに入れてあったバックを奪っていきました。アッと思って追いかけましたが、所詮自転車とバイクでは勝負になりません。二人組の犯人はあっという間に姿が見えなくなってしまいました。財布はポケットに入れてあったので被害に遭いませんでしたが、カードとPHS、小銭入れがバックごと奪われました。警察に通報したところ、覆面パトカーを始めとする4台ものパトカーが来て、現場で事情聴取です。ひととおりの現場検証がすむと、今度は被害額の確認です。
 「PHSはいくらですか?」「え〜と、たぶん安売りで1000円ぐらいだったと思うんですが・・・」「小銭はいくら?」「え〜と、たぶん7,800円は入っていたと思います」「バックは?」「何かの景品で、買ったものではないので値段はちょっとわかりません・・・」「他にバックに入っていたものは?」「そうそう傘が・・・」「傘はいくらのもの?」「え〜と、ホームセンターで確か500円くらいだったかなあ・・・」
 結局、被害届に記された被害額は5000円にも満たず、大勢やってきた警官の人に申し訳ないくらいでした。カードについては、警官の人がカード会社の夜間連絡先を教えてくれたので、すぐに盗難の手続きをとることができました。本当に警察には感謝です。一人の警官が言いました。怪我をしなかっただけでも幸運だったよと。そんな慰め方はないだろう!とその時は思いましたが、後で考えると全くそのとおりですね。その当時、ひったくりが続発し、老人が自転車ごと倒されて大怪我をしたりしていましたからねえ。
 ただ、それ以後夜自転車に乗っていて、後ろからバイクの音が聞こえてくると、気が気じゃないですね。トラウマでしょうか。 

2004年12月1日(水)
いよいよ12月です

  いよいよ今日から12月です。寒いです。プレハブの事務所は足下の寒さは格別です。備え付けのエアコンだけでは足下が暖かくならず、温風ヒーターをつけていたのですが、なんと朝出勤して点火しようとしたら給油ランプが点灯しました。あ〜なんということ。灯油の買い置きはないし、結局午前中は寒かったですねえ。
 今日から職場が18人体制になりました。記憶力が衰えている中、名前を覚えるのに苦労します(^^;そのうえ、同じ名字の人が2組、3人と2人いるのだから、なおさらややこしくなってしまいます。
 
 このところ、仕事がバタバタしていて、なかなか更新ができません。布団の中で本を読み始めるのですが、いつの間にか爆睡してしまっています。先日読み終えた「真夜中の五分前」も「愚か者死すべし」の感想もまだ書いていません。今夜も疲れたので、この辺で、図書館で借りた長嶋有さんの「ジャージの二人」を読みながら眠ることにします。