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中島らもの本棚

  1. 今夜、すべてのバーで

今夜、すべてのバーで 講談社
 アル中で入院を余儀なくされた男のアル中を克服するまでの物語。僕自身はお酒は好きだが、飲まなくてもいられるので、この主人公の気持ちは分からない。著者自身アル中のようであったし、主人公の意志の弱さは著者を投影したものであろうか。最後に主人公が言う一言を僕も女性に対して一度言ってみたい。きざだけどね(このきざさは、映画カサブランカの「君の瞳に乾杯」」に匹敵するのではないかなあ。)。 
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