レオンは、68年にローマ軍団がこの地に陣営を築いたことから、ラテン語のレオン(軍隊)が街の名の由来になったそうです。
現代、巡礼の道、この街は、壮麗な大聖堂やサン・イシドロ教会に代表される重要な観光地となっています。
大聖堂やサン・イシドロ教会などについてご紹介します。
中世さながらのレオンの街並みです。 | ||
巡礼道の道しるべで、路上に「貝」が彫られています。 | ||
ガウディの造ったボティネス邸です。 | ||
レオンで最も古く、由緒ある建物として知られる「サン・イシドロ教会」です。 11世紀、大司教サン・イシドロの遺体をセビーリャからここに運び祀ったのが前身です。 |
||
サン・イシドロ教会のファサードの彫刻や内部の柱頭、壁画、天井画などスペイン・ロマネスクの見事なものです。 | ||
13〜14世紀のゴシック全盛期に造られた「レオンの大聖堂」です。 北フランスのランスの大聖堂の影響を強く受けているといわれ、他のゴシック様式の大聖堂とひと味違った感じがします。 |
||
この大聖堂の見どころは、聖書物語や聖人伝を描いた見事なステンドグラスです。 今までもあちらこちらの大聖堂や教会のステンドグラスを沢山見ましたが、これほど素晴らしいものは初めてで、驚嘆しました。 なお、境内は、写真撮影は禁止となっていますので、大聖堂前のおみやげ店で、そのステンドグラスの模型や絵葉書を購入しました。 |
||
大聖堂の見事な彫刻のファサードです。 なお、中心にある彫像は、いたずらで、欠かれてしまい、現在のものはイミテーションで、本物は、聖堂内にあります。 |
||
2002年10月14日