巡礼路の「アストルガ」は、小さな街ですが、かってローマ時代に栄華を誇ったことが、道沿いに残る城壁からうかがえます。
「カステラ」を生んだ街で、ローマ人が好んだ卵菓子を、現在のカステラの原型としたのは、その名のとおり、旧カステーリャの人々だそうです。
また、ここには、あのガウディが建てた「司教館」もあり、多くの観光客が訪れます。
ガウディの司教館は、あまりにも斬新なデザインが恥ずかしかったのか、司教がここに住むことはなかったという話が残っています。
まるで、おとぎ話のお城のような外観の「司教館」です。 一階には、サンティアゴ巡礼道に関する品々が展示されています。 |
|
同上。 この司教館は、教会側と意見が衝突し、ガウディが途中で制作をストップし、他の建築家に引き継がれて完成されたものです。 |
|
ガウディの司教館のすぐ前にある「アストルガの大聖堂」です。 下の写真は、鐘楼と荘厳なファサードです。 |
|
ローマ時代の名残を残すアストルガの街並みです。 |
2002年10月13日