「ラバト」からサイレント・シティと呼ばれている「メディーナ」へ入りました。
古代ローマ人がここを首都としたり、また、中世には政府機関が置かれるときもありましたが、1571年にヴァレッタが建設されてマルタの首都となると、メディーナは少しずつ古い町となっていったようです。
古都メディーナは、まるで時間が停止しているような閑静なたたずまいを見せています、
青空のもと城壁に囲まれた「メディーナ」の町が、小高い台地に美しく浮き上がって見えます。 | |
街の中央門は、1724年に騎士団長デ・ヴィルエーナによって建設されたもので、それ以前には跳ね橋があり、現在では閉鎖されておりますが、門の右側にその跡を少しだけ見ることができます。 | |
町中の風景です。 | |
バルコニーの建物が続く中世の美しい町並みです。 | |
静寂で怖いくらいの路地が長く続いています。 | |
「大聖堂」です。 マルタで最初に建設された大聖堂で、その後も何度も修復が施されましたが、17世紀末の大地震によりほぼ全壊してしまい、現在の大聖堂は、1702年に完成されたバロック様式の荘厳な建物です。 大聖堂の両サイドには、中世の二門の大砲が備えられていました。 |
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大聖堂内の写真です。 ドームから差し込む光が、神々しさを醸し出しております。 |
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大聖堂のピカピカの床です。 聖人の姿(墓石?)が敷き詰められています。 |
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大聖堂のステンドグラスです。 | |
「メディーナ」の町を取り巻く堅固な城壁です。 こちら側は、「ラバト」となります。 |
2001.11.25