2001年10月7日、アグルジェントからタオルミナへ向かう途中のカルタジローネに立ち寄りました。
カルタジローネは、シチリアの二大陶器産業地のひとつです。
至る所に色鮮やかなマヨルカ焼きのタイルが見られる、優雅で芸術の薫り高き町です。
カルタジローネの観光の目玉は、なんといっても「サント・マリア・デル・モンテの階段」です。
橋の欄干に施された色彩豊かな陶板です。 | ||
カルタジローネの観光名所の「スカーラ・ディ・サント・マリア・デル・モンテ」(階段)です。 1608年に築かれたこの142段の階段は、1953年に見事な彩色陶板に改築されたものです。 |
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サンタ・マリア・デル・モンテ教会と市庁舎広場を結ぶこの階段を上がるときは、蹴上げ部分の美しく色鮮やかな装飾に心を奪われ、上りのきつさを忘れさせてくれます。 毎年7月24日、25日の守護神・聖ジャコモのお祭りには、この階段に4000個ものローソクが灯され、その幻想的な風景は何ともいえないほど美しいものだそうです。。 |
2001.11.25