シャモニ・モンブラン


 同時多発テロ事件で国際的に緊張感が高まる中、公用でスイスのジュネーブに2001年10月2日から3日ばかり滞在いたしましたが、折角の機会ですので、ヨーロッパ大陸の最高峰といわれるモンブラン観光をしました。
 シャモニ(正式にはシャモニ・モンブラン)の町は、4000m級のアルプスの山々に囲まれ、その谷間にある洗練されたリゾート地でです。
 モンブランは、4807mもある山ですが、シャモニの町からロープウェイであっという間に、間近に見える「針峰エギュイユ・デュ・ミディ(3842m)」に到着します。
 ロープウェイは、第一区間がわずか10分で森を飛び越え、標高1030mから2317mまで上がります。
 第二区間は、所要時間10分で標高3777mに到着。エレベーターで頂上のテラスに上がります。
 この日は快晴、無風の好天気で、モンブランをはじめとするヨーロッパアルプスの素晴らしい眺望を満喫することができました。


ジュネーブからのモンブラン

 スイスのジュネーブから見たモンブランです。
 写真中央の遠くに白く見える山がモンブランです。
 ジュネーブ在住のガイドによれば、ここからモンブランがはっきり見えることは滅多に無いそうです。
 なお、手前に見える湖は、「レマン湖」です。
  

ロープウェイの乗り場

 シャモニ・モンブランのロープウェイの乗り場です。
 ロープウェイに乗る前に、ガイドから山頂では、気圧の関係で血圧値が通常にプラス50ぐらいになるので、血圧の高い人は考えた方がよいと言われ、若干躊躇しましたが、上ってみることにしました。

シャモニ・モンブランの町

 ロープウェイの中から撮したシャモニ・モンブランの町です。
 山小屋風の家が並ぶ美しい町です。

エギュイユ・デュ・ミディ

 エギュイユ・デュ・ミディ岩峰です。
 富士山よりも高い3842mの山です。
 頂上に見えるアンテナは、ラジオの中継所です。
 この写真は、ロープウェイの途中駅プラン・ド・レギュイユから撮したものです。

 

モンブランの山頂

 エギュイユ・ディ・ミディの頂上テラスから見た荘厳たるモンブランです。
 想像していたものとは異なり、山頂はなだらかで女性的な大変美しい山です。
 

イタイア側のアルプス連峰

 エギュイユ・ディ・ミディの頂上テラスからイタリア側の連峰を撮したものです。
 鋭く尖ったドリュ(3754m)やグランド・ジョラス(4208m)など地球の屋根が連なっています。

氷河

 下りのロープウェイの中から撮した氷河(尖った山の向こう側)です。

シャモニ・モンブランの町並み

 山に囲まれたシャモニ・モンブランの静かな町並みです。

シャモニ・モンブラン駅

 シャモニ・モンブラン駅です。
 電車利用の場合は、パリ・リヨン駅からTGVや電車で乗り継いでこの駅に到着します。


2001.11.20

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