アヴィニヨン歴史地区
Historic Centre of Avignon


 2001年6月3日に、第二のローマとして繁栄したアヴィニヨンを訪れました。
 ローマ法王庁が移転してきた14世紀初頭に、法王庁宮殿や修道院などの豪華な建造物が次々と建ち並ぶとともに、文化人も移り住みアヴィニヨウンは文化、芸術などの面でもほかに並び得ない一流の都市となったそうです。



アヴィニヨン橋(サン・ベネゼ橋)

 アヴィニヨンの町のシンボル「アヴィニヨンの橋の上で踊ろよ、踊ろよ・・」の歌で有名なサン・ベネゼ橋(アヴィニヨン橋)です。
 法王庁のすぐ近くのローヌ川に架かる4本の橋桁を残し途中でプツンと途切れている橋です。
 牧童のベネゼが神のお告げを聞いてお布施を集め、橋の建設に一生を捧げたといういわれのある橋で、1190年の建設当時は全長900m、21の橋脚と22のアーチであったものが、17世紀後半の洪水で流され現在の姿になったそうです。

法王庁宮殿全景

 法王庁宮殿です。
 高さ50m、厚さ4mという外壁で囲まれた法王庁は、まるで巨大な砦のようで、広大な広場に堂々と構える様子はどこか威圧的でもあり、思わず息を呑んでしまいます。
 しかし内部はただ広いだけのがらんどうです。
 フランス革命の際、聖像などは全て破壊されたり、持ち去られたりしたそうです。

法王庁宮殿の入り口付近

 法王庁宮殿の入り口付近の写真です。
 見学者でごったがえしていました。

アヴィニヨン旧市街地

 法王庁宮殿屋上からアヴィニヨン旧市街地を望む

法王庁宮殿の中庭

 法王庁宮殿の中庭

法王庁の模型

 法王庁の模型です。
 ガイドに写真撮影は良いか聞いたところ差し支えないとのことであったが、写真撮影をしたところ、場内係員が飛んできて叱られました。

法王庁衛兵

 法王庁出口の所で、法王庁衛兵の姿の人に会いました。
 何のためにいるのか分かりませんが、多分、観光客へのサービスだと思います。
 了解を得て写しました。

アヴィニヨン時計台広場

 市庁舎のある時計台広場の写真です。


2001年7月14日

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