チェコ
    チェコ共和国旗

 チェコへの首都プラハには、1999年9月7日に、約380キロ離れたスロバキアの首都ブラチスラバからバスで入りました。
 プラハは、「北のローマ」、「百塔の街プラハ」、「黄金のプラハ」などと呼ばれておりますが、中世以来の街並みで、世界で最も美しい街の一つとされています。
 プラハ城、カレル橋とモウダウ川、旧市庁舎の天文時計、黄金の小径やバーツラフ広場を訪れましたが、これらは、さすがに「歴史地区」として世界遺産に登録されるだけあって、素晴らしいもので驚嘆しました。
 チェコには、世界遺産は9カ所ありますが、その中のプラハの世界遺産についてご紹介します。


プラハ歴史地区
Historic Centre Prague


世界遺産「プラハ歴史地区」プラハ城の衛兵
 「プラハ城」は、プラハの街を見下ろす丘の上にあります。
 左の写真は、プラハ城の城門ですが、衛兵には家柄と長身と頭脳明晰の三拍子揃ったエリートでないとなれないそうです。

世界遺産「プラハ歴史地区」プラハ城内  プラハ城内です。
世界遺産「プラハ歴史地区」聖ヴィート大聖堂  城内には、歴代のボヘミア王が眠っている「聖ヴィート大聖堂」が、見る者を圧倒します。
 元は、930年に建てられたシンプルなロマネスク様式で建てられたものが、14世紀半ばから改築が進み、現在の様な荘厳なゴシック様式の建物になったそうです。
世界遺産「プラハ歴史地区」カレル橋  





 旧市街広場からカレル橋、プラハ城を結ぶ道は、人の流れが絶えることなくとても賑やかです。
 プラハの街のシンボルとなっている石造りの「カレル橋」には、欄干に30体の聖人の石像が建っておりまして、日本にキリスト教を伝導したフランシスコ・ザビエルの像もあります。
 写真左手はるかに、プラハ城が見えます。
世界遺産「プラハ歴史地区」カレル橋の最も古い十字架像  30体の橋の彫像の中で最も古い十字架像で、旧市街側橋門塔より4番目の壇上にあります。
 十字架にかけられているキリストの銅像は、1629年にドレスデンで製作され、1657年にこの場所に持ち込まれたもので、両側の聖ヨハネと聖母マリア像は、1861年の作品だそうです。
 

2000年2月25日