「宗廟」は、ソウルの中心部、朝鮮王朝の離宮の一つ昌慶宮のすぐ南にあって陸橋で結ばれています。
朝鮮王朝歴代の王と王妃を祀った「宗廟」は、当初1395年に完成したが、1592年の文禄の役で焼失し、1608年に再建、その後数回にわたる増修築を経て現在の姿になったものです。
宗廟の正門で「蒼葉門」です。 |
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蒼葉門から正殿の門まで続く道です。 |
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ここに掲示されているのは、毎年5月第一日曜日に執り行われる重要無形文化財の「宗廟祭礼」の様子と思います。 |
宗廟祭礼の際の料理と使用する器なのでしょうか?。 |
王と皇太子が祭祀前日に身と心を清めた「斎宮」のうちの1棟です。 |
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斎宮の前に置かれた大きな青銅製の鉢です。 |
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正殿の正門である「彰葉門」です。 |
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間口100m、建坪約2270uという、同時代での木造建築物では世界最長・最大規模を誇る「正殿」です。 |
「正殿」は、彰葉門をくぐり、祖先の霊が通ると言われる「神路」の正面にあります。 |
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「正殿」は、宗廟の中心をなす建物で、朝鮮王朝太祖李成桂以来19代の王と王妃が祀られています。 |
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永寧殿の門です。 |
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「永寧殿」は、1421年、正殿が手狭になったため造られた別廟で、正殿より若干規模が小さいが、同じような横長の建物です。 |
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永寧殿と神路です。 |
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重要無形文化財の「宗廟祭礼楽」のビデオが流れていました。 |
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正殿と永寧殿の石塀内には、樹木や草花が一切植えてありませんが、塀の周辺は鬱蒼とした森が広かっています。 |
2008年11月28日