ナミュール


 渓谷の美しい地方の州都ナミュールは、アルデンヌ地方の玄関口となっています。
 二つの川の合流点であることから、古くはローマ時代から戦略上の重要な場所でもありました。
 街を散策いたしましたが、人影もまばらで、州都なのにと不思議に思っていましたが、教会から出てきた大勢の人々に出会い、今日は日曜日であったことに気が付きました。  ムーズ川の真珠とも讃えられる美しい街並みですが、それにしても静かな街でした。


「シタデル」(城砦)  「シタデル」(城砦)です。
 ルイ14世なども所有していたこともあるという、17世紀創建のヨーロッパもの最も重要な城砦のひとつです。
 丘の上の城砦からの市街地の眺望は素晴らしかったです。
「聖オーバン大聖堂」  「聖オーバン大聖堂」です。
 ヨーロッパを代表するバロック様式の大聖堂です。
 1559年完成の聖堂を、1750年〜1767年にかけて造り替えられたという重厚な大聖堂です。
「ナミュール考古学博物館」  「ナミュール考古学博物館」です。
 16世紀建築のギルド・ハウスが、博物館となったものです。
 必見は、2・3階の後期ローマからメロヴィング王朝にかけての墓だそうです。

2004年6月15日

ベルギーに戻る