イスタンブールは、以前から是非一度は行って見たいと思っていた所です。
マルマラ海と黒海を結ぶボスポラス海峡の両岸に広がるイスタンブールは、ヨーロッパとアジアを結ぶ東西文明の交差点で、2つの大陸をまたぐ世界唯一の都市です。
ここには、長い繁栄の歴史が生んだモニュメントが溢れています。
世界一美しいモスクと言われているブルーモスク、ビザンチン時代の聖堂を改装したアヤソフィアをはじめ歴代スルタ ンの居城であったトプカプ宮殿などを見てきましたのでご紹介します。
「トプカプ宮殿」です。 トプカプ宮殿は、金角湾、マルマラ海を眼前に、ボスポラス海峡をも望む小高い丘の上に立っています。 歴代スルタンの居城であったトプカプ宮殿は、世界の財宝の宝物殿でもあります。 写真は、第1庭園を過ぎたところにある、威厳に満ちた「送迎門」です。 |
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送迎門を入った第2庭園の右側にある、陶磁器コレクションで有名なかっての「厨房」です。 |
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写真は、厨房の中の壁面の陶器製の浮世絵です。 | ||
「幸福の門」です。(見学者入口) | ||
同上。 | ||
入り口すぐ奥にある「謁見の間」です。 | ||
第3庭園を取り囲むような建物です。 この中に、宝物館があります。 有名な世界最大のエメラルドや3つの大きなエメラルドと時計が付いた目映いばかりの黄金の短剣など数多くの宝物が展示されていますが、写真撮影は禁止となっています。 |
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第3庭園を取り囲むような建物です。 中央に、「正義の塔」と呼ばれる四角柱の建物が見えます。 |
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第3庭園を取り囲むような建物です。 |
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第3庭園を抜けた、宮殿の奥にあるバーダット・キョシュキュのテラスから見た「ボスポラス海峡」です。 海峡を挟んで左側がヨーロッパ、右側がアジアです。 |
イスタンブールには数え切れないほどのモスクがありますが、観光客に最も人気のあるのは、スルタンアフメットモスクで、6本の塔とドームの曲線が見事に調和した外観もとても美しいですが、内部のステンドグラスの窓からの光と青い壁タイルが、神秘的な空間を生み出しています。 一般的には、「ブルーモスク」として有名なこのモスクは、アフメット1世が1609年から17年かけて創建してものです。 |
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ブルーモスクの外観。 | ||
ブルーモスクの内部。 高い丸天井が、独特の雰囲気を醸し出していて、光の具合で表情を変えるステンドグラスが非常に美しいです。 内壁を飾る二万枚以上のイズニック・タイルは、青を基調とした非常に美しいものです。 |
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同上。 | ||
ブルーモスクの西側にあるかっての競馬場跡で、コンスタンチノーブル市民を熱狂させた戦車競技、ときには暴動の舞台となった広場です。 中央のオベリスクは、紀元前15世紀に、この広場を飾るため、エジプトから運ばれてきたものです。 |
ビザンツ建築の最高傑作と評される「アヤソフィア博物館」です。 この建物は、ハギアソフィア(神の叡智)に捧げた教会として、西暦532年から537年にかけて皇帝ユスティニアンの命により建設されたものですが、この教会は、その後征服者メフィット2世の到着と同時にイスラム教徒の祈りの場、アヤソフィアとされてしまいました。 |
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アヤソフィア内部。 大きなドームの神秘的な空間です。 黒に金のカリグラフィーの円板には、アッラーやムハンマド名などが刻まれています。 |
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アヤソフィアの内部。 ドームに聖母マリア、真下にイスラム教のミフラープと、何とも不思議な光景です。 |
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アヤソフィア内部。 大きな大理石の壺です。 |
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アヤソフィアには、多くのモザイク画が見られますが、これは南回廊のある、有名な「洗礼者ヨハネと聖母マリアに囲まれたイエス」のモザイク画です。 |
ボスポラス海峡クルーズの船上からの写真です。 遠くに見えるのは、トプカプ宮殿と正義の塔です。 |
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1853年創建の「オルタキョイモスク」です。 | |
「ルメリ・ヒサル」です。 1453年、コンスタンティノーブル戦に備えて、メフメット2世が、わずか4ヶ月で建造したといわれている要塞です。 |
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海峡の両岸には、瀟洒な別荘の数々が見られましたが、中にはオスマントルコ時代の木造の別荘が、今でも残っています。 | |
ボスポラスクルーズの乗船場にいたパンの売り子(おじさん)です。 沢山のパンを器用に頭の上に乗せています。 |
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「グランドバザール」の入り口です。 東西交易で栄え続けたことを物語る巨大な市場です。 この屋内市場は、中近東最大といわれ、1軒1軒の店は、間口、奥行きとも狭いが、その数は、4400軒といわれているほど無数の店があります。 |
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ベリーダンスのダンサーの華麗な動きも見てきました。 |
2003年9月5日