宇宙空間不思議の3
空間の超スピード膨張と急停止の不思議
著者 高田敞
 インフレーションビッグバン説によると、宇宙ができて、宇宙の大きさが、1センチメートルに膨張したとき、最初のインフレーション膨張は終わったということです。この間の宇宙の膨張速度は光の速度の10の22条倍だそうです。この速さは、1秒あれば今の宇宙(137億光年)の1兆倍先まで広がれるくらいの速さです。
 先にも書いたように、このインフレーションが10センチになるまで続いたという説もあるみたいだし、このあたりはまだこれからの研究を待つしかないみたいです。ただ、1センチとか、10センチとか、メートル法でいくと切れがよすぎるのが、ちょっと玉にきずって感じがするけどね。
 そして、この間の時間が、1秒の10のマイナス33乗秒とか、10のマイナス35乗秒とかいう時間だそうで。(簡単に0が2つも違うけど、このあたりの0って、膨大な違いになるはずなんだけど。1円に0を2つつけると100円で99円の差。まあ、それくらいなら子供にあげてもいいけど。喜んでもくれないか。1億円に0を2つつけると100億円。99億円の差。1兆円だと100兆円で99兆円の差です。33乗とか、35乗とかのあたりでは、目もくらむような差になりそうなんだけど。あっさり0がついたり離れたり。誤差というより、チョウどんぶり勘定というほうがぴったり。そのどんぶりたるや差し渡し10の13乗光年はありそう。
 まあ、よくわかんないから、それはおいといて、その後宇宙の膨張速度はどうなったんだろう。インフレーションが終わったとたんに、一瞬で、光の速さまで、減速したのだろうか。そんなことができるのだろうか。そのためにはものすごいエネルギーがいるような気がするんだけど。そのエネルギーはどこから来て、どのように作用して、宇宙の膨張をとめたのだろう。まあ、一瞬のうちに、全宇宙を、光速の10の22乗倍のスピードにするんだから、それを一瞬で光速にするくらい簡単か。車だと大変だよ。急ブレーキかけたって、止まらないんだから。地球だって、今、秒速400キロメートルで飛んでいるらしいけど(宇宙背景放射の赤方偏移から計算したらしいです)これを時速1ミリメートルに減速するとしたらとても大変だと思うよ。地球は粉々になっちゃうかも。
 これから考えると、宇宙のインフレーションを止めるには、地球を止めるための力の、10の100乗倍から10の一万乗倍ほどのエネルギーが要るのじゃないかな。
 10の100乗倍ってどれくらいかって。まるっきり適当。あてずっぽう。インフレーションビッグバン論の真似です。インフレーションビッグバン説だって、立派な顔してるけど、丸っきりのあてずっぽうでしょ。あんな数字に根拠も妥当性もありゃしないんですよ。すごい計算式があるような顔してるけど。
 というのはおいといて、膨張を止めたのは、膨張のエネルギーが物質になったからかもしれないけど、物質を膨張させていたエネルギーはそうなってもいいかもしれないけど、空間を膨張させていたエネルギーはどうなったんだろう。空間だって、超光速で膨張するにはそれなりのエネルギーが要るだろうし、それをとめるにはまたそれなりのエネルギーが要るのだろうから。
 どんなに高エネルギーの光(電磁波)だって、核爆発だって、空間には指1本させないんだから。もちろん超新星爆発だって。
 空間を膨張させるエネルギーは未知のエネルギーで、これがダークエネルギーで、なんて、まあ、適当な話です。
宇宙空間不思議の4へ
宇宙空間不思議の2へ
宇宙論目次 へ