へんろ旅 28日目(晴れ)
 43番 明石寺(本来の読みは「あげいし」とか)

(43番から44番がとても遠い。札所があってもなくても、歩けば同じように結願に(帰宅に)近づくのだが、札所がないと遠いという感じが強い。3日がかりだとため息交じり))

 千年の 森に包まれ 明石寺
 雲一筋 張り付いて 朝光る
 通勤の 自転車春風を 切りさいて
 蓮華草 咲きそろっている 一休み
 
 恐ろしき おそろしきトンネル やっと抜け
 春風に 木香バラも 浮かれてる
 前を行く お遍路さんを 道しるべ
 (伊予路を前になり後になり歩くことになる人たちと。よく合う顔ぶれがまた変わった。歩きは基本的に独りは変わらず。)
 とぼとぼと 歩む道に 春の日高く
 (大洲市まで到着。約30キロほど歩いた。歩くのに強くなった。十夜ヶ橋太子堂はなんとなく華やかでにぎやかだった。)

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