第25章ガウスの座標
特記なし
第26章ユークリッド連続体としての特殊相対性理論の時空連続体
(一般相対性理論によれば、時空連続体はユークリッド的のものとして考えられないで、むしろ場所ごとに温度が変わる机の面の二次元連続体について知った一般的な場合がここに現れる、との確信に導かれる。そこでは相等しい棒切れからひとつのデカルト座標系を構成することができなかったように、・・・・)
23章で述べたように、熱によって伸びた棒は、(相等しい)長さとはいえません。それを、元は同じ棒だから、相等しいというのは、完全な間違いです。なぜなら、23章で同じというのは長さです。ところが、アインシュタインは、同じ棒だから同じである、すなわち相等しいと言っています。このような間違った解釈をした現象に、すばらしい計算式から出てきた一般相対性理論の結論が同じであるということは、一般相対性理論は間違いにイコールであるということです。
すなわち一般相対性理論は間違いであるということです。
(重力場には、ユークリッド的性質を持った剛体は存在しない。)
地球は引力を持っています。今まで述べてきたように、アインシュタインの重力場とはかなり性質が違いますが、万有引力も地球に重力場を造っています。すると、この重力場の中にある地球上のすべての物質は、ユークリッド的性質を持たないことになります。
そうでしょうか。地球上の実際の現象のすべては、ユークリッド的性質を持っていて、非ユークリッド的性質を持っていないといえるのではないでしょうか。今までの地上のすべての観測の中で、非ユークリッドが具現化した現象はあったのでしょうか。地上の無数にある剛体で、これこそ非ユークリッドであるといえるものはあったのでしょうか。
第24章の、棒でつくった正方形の升目を熱すると正方形でなくなるのは非ユークリッドである、という珍説を正しいとするなら別ですが。
地球上のすべての現象は、地球の重力場の中にありながら、すべてユークリッド的現象をあらわしていて、非ユークリッド的現象を表していないということは、一般相対性理論は、地球上では具現化していない、といえます。そして、すべてユークリッド的現象になっていることから、少なくとも地球上では、一般相対性理論と反対の現象が起こっているので、一般相対性理論は間違っているといえます。
もし、熱による剛体のゆがみが、非ユークリッドとしても、そのときは、剛体は、重力によってではなく、熱によって非ユークリッド的性質を持つということになり、重力は原因から省かれそうです。
したがって、「地球の重力場には、それを原因とする非ユークリッド的性質を持った剛体は存在しない」といえるのではないでしょうか。
この論は、事実による裏づけはなく、むしろ反対の事実しか存在しません。疑似科学にもなりません。
まさか、地球の重力場が弱すぎるので、一般相対性理論的現象は現れない、などとは言わないでしょうね。それは、ごまかしの論です。事実が法則に反するから、事実が間違いであるというのでは話になりません。それでは似非科学に成り下がってしまいます。といっても、今まだ見てきたように、相対性理論は、論理が正しくて、現実が間違っているという理論でしたが。