・療育手帳の判定は”B1(中度)”です。
・言葉は話すが上手く表現できない。
 →「手伝って」「ごめんなさい」「貸して」などの言葉が必要な時に言えない。
・滑舌(かつぜつ)が悪いので、話している内容が聞き取り難い。
 →聞き取れなかったからと言って何度も聞き返すと機嫌が悪くなる。
・ひらがな、カタカナ、簡単な漢字、アルファベットは読める。
・失敗に弱い(ゲームで負けたり、学習で答えを間違えたりすると軽いパニックを起こす)。
・一人で遊ぶのが好き。
・偏食がある。
・夜なかなか寝ない。(睡眠障害)
・大きい音や声が苦手(花火、ピストル、雷)
・テレビなど斜めから見る。
・ほんの少しでも服が濡れるのを嫌がる。その反面、プールや水遊びは好き。
・折り紙が苦手。
・図鑑が大好き(恐竜→昆虫→花→動物→鳥→海の生き物…と興味の幅が広がってきた)。
・絵を描くのが好き。その後自分で描いた絵をハサミで切り取り、箱に集めている。
・以前は自主性がなかったが、成長するにつれて、運動会の応援団や、太鼓演奏に
 自分から立候補するようになった。
etc
じゅんちゃんはこんな子です。
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◆H19年(じゅんちゃんが9歳10ヶ月の時)に受けた発達検査(新版K式発達検査2001)は、
以下のような結果でした。
検査は大きく分けて「認知・適応」「言語・社会」がありました。
上の表は、"模倣Tの検査では9超〜10歳程度の発達、言語Tの検査では6超〜7歳程度の
発達"という見方をします。
この検査結果から分かるのは、「じゅんちゃんは得意な部分と不得意な部分の差が大きい」と言うことです。
得意な模倣は歳相応の発達をしていますが、苦手な言語Uは4歳程度の発達に留まっています。

  認知・適応 − 6歳9ヶ月
  言語・社会 − 5歳0ヶ月
  ----------------------
  結果     − 5歳10ヶ月      実年齢 − 9歳10ヶ月(検査時)


絵を描いたり、図鑑を読んだりと、一見とても能力が高そうに見えるじゅんちゃんですが、
言語・社会(コミュニケーション)の部分は、とても不得意なことが分かります。
実際にはこのような項目名はありませんが、分かりやすいように仮の名称を付けました。
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◆H25年(じゅんちゃんが15歳5ヶ月の時)に受けた検査(田中ビネー知能検査)結果は、
  IQ48(精神年齢:7歳2ヶ月)でした。