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◆H23年(じゅんちゃんが13歳10ヶ月の時)に受けた『自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール』であるTTAP(TEACCH Transition Assessment Profile)は、以下のような結果でした。
今回の結果を踏まえて、今後の療育の進め方を考えて行きたいと思っています。
合格ライン
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※下の見たいページ番号をクリックすると、各ページが表示されます。
全体表示されますので、拡大して御覧になりたい方は、
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資料にカーソルを当てると下方にマークが出てきます。
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この結果から分かるのは、「職業スキル」「職業行動」「自立機能」は
これまでの療育の効果もあり、合格ラインに達していますが、
「機能的コミュニケーション」「対人行動」が相変わらず苦手ということです。

TTAPを実施して下さった心理療法士のなべなべ先生からの結果報告を載せていますので、
詳しい内容をご覧になりたい方は、下のボタンをクリックして下さい。
■VS(職業スキル)、VB(職業行動)
  ◎作業は丁寧だがその分時間がかかる(丁寧過ぎる)ため、生産性という点で課題が残る。
   ・時間に余裕がある仕事であれば問題ない。
   ・どこまで求めているかを事前に伝えておくとよい。
   ・「時間内に何個作成」等、ノルマを決めて試してみる
  ◎必要な時に助けを求めることが出来るようになっていた方が良い。
   ・言葉でなくても良い。まずは絵カードを使えるようにする。

■FC(機能的コミュニケーション)
  ◎相手の要求に対する対応(受信)は出来ていたが、自分から相手への要求(発信)は苦手。
    気持ちを言葉で伝えるのは苦手。気持ちを表情で伝えるのも苦手。
  ◎代替手段を考え始めた方が良い。(「芽生え」ではなく「不合格」)
   ・言葉ではなく、カードを見せるところから始めても良い。
   ・わざと困った状態を作る。
   ・困った状況になった時のために練習しておく。

■IB(対人行動)
  ◎親しい人以外との適切な対人関係を求められることが出てくる。
   ・初対面で挨拶が出来るのが一番良いが、最低でも会釈は出来ていた方が良い。
   ・「外でくるくる回らない」等、適切な行動が求められる。
  ◎住所を言えるようになる。言葉ではなく提示でも可。
   ・自分では問題を起こさなくても、巻き込まれることもある。
なべなべ先生からは頂いたアドバイスの一部をご紹介します。