-Diary-

ちいさな秋と。

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2006.10.31

終電逃したのでカラムを立てるという発狂具合。

今年も学振の面接に呼ばれることに成りました。去年は変に気合いが入りすぎて自滅した感がありましたが、今年は色々条件不利ですので、あまり期待することなく淡々と準備して悔いが残らないようにするつもりです。というか、今年は去年以上に通る気がしませんので。


2006.10.29

未明に雨。昼間は晴れ。

あれれ、結論が根底から変わってしまう....


2006.10.28

晴れ。


2006.10.27

小雨。寒い。午後晴れ。


2006.10.26

晴れたが寒い。


2006.10.25

風の日。寒い。


2006.10.24

ときどき雨。風の日。寒い。

体調最悪。


2006.10.23

文献紹介は、N-Heterocyclic Carbenes as Organocatalystという題でやりました。NHCというと遷移金属錯体、クロスカップリングなどの遷移触媒反応というイメージがあるかと思いますが、今回はNHCそれ自身が触媒として働くケースについて。

調べていて再認識したことですが、ビタミンB1 (thiamine)ってNHCなのね。そしてそのorganocatalystとしての振る舞いが当に生体での代謝過程を構成している、と。


2006.10.21

曇。

4研究室秋の野球大会@荒川河川敷野球場。

vs関口研...序盤いい感じにリードしていたものの、終盤にひっくり返されてそのまま負け。やっぱ強い。

vs鍋島研...乱打線に。結局10-5で川島研の勝ち。

今回はうちがホストでした。野球係お疲れさまでした。


2006.10.19

凱旋門賞でディープインパクトから禁止薬物検出? JRA発表。続報を待ちたいところ。


2006.10.18

麻生先生(外相)ってこんなに阿呆だったっけ? 衆議院外務委員会で核保有の議論は大事と発言。中川先生(自民党政調会長)に続き二人目。

先生が核保有の議論について発言する自由はありますし、それは必ず護られるべきですが、それと先生が阿呆であるかどうかは別問題ですよね。なにもこのタイミングでやらなくても。金氏が喜ぶだけだと思いますが。


2006.10.16

晴れ。

追い込まれてます。


2006.10.15

晴れ。

国連安保理、北朝鮮制裁決議を全会一致で採択。

某所でひぐらし解を入手。しかし、当分積みだなあ。プレイしている暇が当面無いのはもちろん、ひぐらし(1-4)をやったのは結構前なのですっかり忘れている&解を知る前にもうちょい考えてからにしたいのです。それにさらに別のゲームもプレイ中(なのだがする暇なく延々と月日が経っている...)


2006.10.14

晴れ。

色々回復せず。


2006.10.13

曇。やや寒。

学会から帰ってきたばかりですが、文献紹介が迫っているのでネタを探さねばなりません。しかし、今日は全く思考が回らず。ダメだこりゃ。

こうしてじりじりと追い込まれていく....


2006.10.12

晴れ。

キノの旅 X (時雨沢先生著)購入。

書留にすると番号がもらえて、それを用いてweb上で郵便物の所在を追跡できるらしい。早速チェック...おお、配達完了しとる。中間処理段階でもタイムスタンプが記録されているので、配送中でも所在が把握できるようだ。便利な世の中になったものだ。


2006.10.11

晴れ。

某財団の研究助成が大学院生でも応募できるらしいので、とりあえず応募してみました。

で、書類を書留速達で...アレ、郵便局のおっちゃん、速達って言ったはずなのになんでただの書留扱いしてるのさ.....。ま、どっちみち明日中に届くのでいいんですけどね。

2006.10.10

晴れ。あちい。

旅疲れか、意識が溶解したまま。起きているのだが実質的に眠っているのと同じ。


2006.10.09

(福岡)晴れ。

学会最終日。

ポスター発表。今回は「2-(ジアリールボリル)アゾベンゼンの合成と蛍光特性」という題で発表させていただきました。このネタで喋るのははじめてかな。

おかげさまで大盛況。ありがとうございました。

松田先生(九大院工)の野副奨励賞受賞講演がとても興味深かったです。

ほか回ってみれた分で個人的に興味深かった発表: アントラセン-アセチレンオリゴマーの化学-キラル構造の構築 (A30, 豊田先生他 (岡山理大理)); 他

で、ホテルのテレビをつけてみると北朝鮮が核実験をやったとか何とか。成功なのか失敗なのか錯綜。

ついにこの札を出してきましたか...。まあ、核保有国は核保有国に核弾頭を打ち込んだりしない、と理屈の上ではなるのでとりあえず平衡状態は保たれるのでしょうが.......President Bushが暴走しなければ。米朝両国から米国51番目の州と認識されている現状では、双方から盾にされかねないので正に危険な状況です。


2006.10.08

(福岡)晴れ。

学会二日目。

村田先生(京大化研・JSTさきがけ)の招待講演「分子手術法による内包フラーレンの合成」がとても興味深かったです。

ほか回ってみれた分で個人的に興味深かった発表: (tBu3Si)2SiLi2を鍵反応剤とした新規なシラエテンの合成、構造及び反応性 (B24, 五十嵐氏、一戸先生、関口先生 (筑波大数理)); ニトロベンジリデンアミノインダゾールの結晶フォトクロミズムにおける構造-物性相関 (C15, 網本先生、小山先生、川東先生 (九大院理)); ヘプタフィリンの連続的N縮環反応 (2PA06, 斉藤氏、大須賀先生 (京大院理・JST-CREST)); o-フェニレンジアミンユニットを有するキンキフェニル誘導体の合成と物性 (2PA39, 小泉先生、山本先生他 (東工大資源研)); クラウンエーテルを有する光応答性TTFドナー分子の合成と性質 (2PC69, 迫先生他 (名工大)); 他


2006.10.07

(福岡)晴れ。風強し。

学会(第18回基礎有機化学連合討論会)初日。

回ってみれた分で個人的に興味深かった発表: リング・ストッパー成分結合型プレロタキサンのアミノリシスによる新規ロタキサン合成法-プレロタキサンの置換基と反応溶媒による生成物選択的反応加速効果 (1PA28, 西原氏、戸部先生他(阪大院基礎工)); 分子ジャイロスコープとしての2, 3-ジハロフェニレン架橋かご型化合物の合成と動的挙動 (1PA30, 大水氏、吉良先生他(東北大院理)); 2位に嵩高いアルキル置換基をもつクロメン誘導体のフォトクロミズムにおける動的挙動 (1PB61, 高見氏、大賀先生、浅野先生他(大分大工)); 他

夜に先生方に中州に連れて行っていただきました。お刺身がおいしい。

さらにそのあとに博多ラーメン屋一蘭に連れて行っていただきました。食って味わうことに集中できる独特の席構造がいい感じです。気がついたら何杯でもいけそう.....ですがまだ初日なので自制。


2006.10.06

雨。強風。

福岡へいざ出発.....しようとしたものの、夜になるにつれてどんどん天候が荒れてきた。飛行機ちゃんと飛ぶのかなあと心配。

結局、定刻からかなり遅れたものの羽田から飛行機はちゃんと飛びました。どうも成田のほうが荒れ具合がひどかったらしく、成田に降りられなかった機が羽田に回った影響で、乗る便の機の到着が遅れたらしい。


2006.10.05

ポスター完成。


2006.10.04

曇り一時雨。

今年のノーベル化学賞の受賞者発表。スタンフォード大のProf. Roger D. Kornbergの真核生物における遺伝情報の転写の分子的基礎の研究に対して。

ポスター鋭意作成中。


2006.10.03

晴れのち曇り。暑くも寒くもなく。

マリみて新刊「大きな扉 小さな鍵」購入。いよいよ本筋が動く...予感。

ひたすら学会向けにポスター作成。


2006.10.02

凱旋門賞、ディープインパクト(日本)は3着。今年も三歳馬が制す。

2006.10.01

雨。寒い。

日曜ですが、実験報告を書かねばなりませんので登校。

ちょっとこのままではまずいと思うので、久しぶりに新宿高島屋のにんにく屋 五右衛門でにんにく料理を食して体調改善(灰に火を灯してさらに熱量を搾り取るやばい策という考え方もできる)を図ります。

マンガ評論家の米沢嘉博氏が肺がんのためお亡くなりになられる。

氏は長らくコミックマーケット準備会代表を務められ、かの同人誌展示即売会を他に比すべきものが見あたらないくらい巨大なイベントにまで育て上げられました。

夏冬の開催ごとに作製される分厚いカタログの先頭に毎回代表の挨拶が掲載されていますが、最近の(もっと前からなのかもしれませんが、私がこの祭に参加をはじめたのはつい数年前からなので)氏の文章からは、件のイベントが変化し続けなければいけないこと、そのなかで特に、"大人になった"あるいはもっと"いい年になった"世代の古参の参加者と若い世代の参加者が混在する時代に突入したことで、知識や経験、想いといったものが世代から世代に受け継がれていかなければならないこと、という主張が強く伝わってきていました。

その文脈では、氏の退場は一つの時代の終わりの象徴であり、このイベントが変わること、そして変わらないこと、を要求される出来事のように思われます。彼の祭は、ともするとある種の偏向した(そして世の中の人々には冷ややかな目で眺められがちな)熱さで画一化されていると見られがちですが、(その見方自体は否定しませんが)熱さの向きにまだ多様性があり、新しいものを受け入れられる可能性があると私は思います。萌えているひとびとばかりで占められているのではなく、また萌えている人々の中にも多様な萌え方が存在するということ、が大事なことのように思います。この画一化されることのない混沌とした熱気というものが失われることなく、このイベントがさらに発展すること切に願います。最後になりましたが、氏の安らかな旅立ちを祈ります。


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