-Diary-

暖かく。

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2006.05.31

復帰はしたものの、何にも手がつかない。とりあえず机の掃除から。

某後輩の見つけた代物が綺麗で驚きました。これに関してはまた後日。


2006.05.30

晴れて暑い。とおもったら暑すぎるせいか大気が不安定となり、激しい雷雨に。

今日は体調不良のため休みました。今月の狂ったような生活のしわ寄せが一度にきたよう。


2006.05.29

会食にて文献紹介。今回のテーマは、"Perfluorophenyl-Phenyl Interaction"。ベンゼンとヘキサフルオロベンゼンの分子錯体の発見に始まり、いまでは固相でのtopochemical polymerizationにも活用されだしている、普通の芳香環と高度にフッ素化された芳香環のあいだの引力的な相互作用に関する文献をまとめてみました。

まあ、でも、今日は体調が悪くて駄目です。


2006.05.28

五月祭二日目。晴れ。

ですが私はそれどころではありません....。体力的にかなり限界。


2006.05.27

五月祭初日。生憎雨降りに。

今年もпирожок(単数、複数形はпирожки、ピロシキ)を見かけたので買って食しました。ピロシキとはロシアの食べ物で、揚げ肉まんといえばよいのでしょうか。教養学部一年のロシア語選択文系クラスの人たちの模擬店でした。うまい。

今年は理系クラスも店を出していたのかな? こちらはблин(単数、複数形はблины、ブリンあるいはブリヌイ)を売ってました。もちろん買って食べました。クレープ様の食べ物。ジャムなどを包んだりのっけたりして食べるものらしい。

さて、文献紹介の準備をせねば。

結局泊まり。

ちなみに、ぴろはピロシキのぴろでしたよね?


2006.05.26

気がつくと、この5月は半分が大学に泊まっているような気がする。ラボのPCルームの簡易ベッドの上で目覚める、大学構内のローソンに朝飯を買いに行く、実験室でPCに向かって書き物をする、昼飯を生協に買いに行く、またPCに向かう、晩飯を生協に買いに行く、またPCに向かう、夜半過ぎてラボから人が消えてもまだPCに向かう、丑三つ時過ぎていい加減体が持たなくなってPCルームに簡易ベッドを置いて横になると気絶、以下同様.....。引きこもりとどこも違いませんな。

関係ないですが火目の巫女いいですねえ。あの話の結末をどこにもっていくのかにも関心。

とりあえずいっぺん帰宅。

2006.05.25

川島研の助教授でいらっしゃる後藤さんが、来月から独立して東工大で研究室を開くことになり、今日は研究室で送別会が催されました。

「自分の化合物を愛するように」というのは肝に銘じます。「安全に常に注意」というのも併せて。

で、飲んだくれてからデスクワークをすると家に帰れなくなります。

2006.05.24

学振の出願をしました。今年の方がネタは去年に比べればましな出来な気がしますが、DC2で査読付き業績が論文一報じゃあねえ、昨日送りつけたものより分は悪いかなあ。今年は面接にも呼ばれないのは覚悟の上です。

午後から大気の状態が崩れて雷雨。

今日は家に帰りました。

2006.05.23

とりあえず戦闘開始。

しかし、それとは別に学振の書類とか文献紹介とか。まだまだ休めそうはありません。


2006.05.22

会食で実験報告。なんとかネタをひねりだしたので、まあ充実した内容ではあったと思いますが。見返せば博士課程に上がってから二ヶ月、何一つ新しいテーマは進んでいないというのはいかがなものか。前のテーマで博士課程に上がってからもまだなお新しい発見、進展があるというのは喜ばしいことではあるのですが、.....

しかし、まだまだ息をつく暇はありません。

というわけで泊まり。


2006.05.20

某後輩がMSのDIモード測定後に、真空引きしている状態でDI棒を引き抜いてしまい、ターボ分子ポンプ(TMP)が動作不能に(おそらく大気突入によりTMPのブレード破損か)なる事故があったのですが、少し気になってぐぐって見たところ、各社のTMP(うちで使っているMS装置メーカーの某S社の製品含む)は大気突入に対して高い耐久性を謳っており、オペレーションミスにも安心ですとか何とか。じゃあうちのMSに載っけられているものだってもう少し耐えてくれてもいいような気がするのですが..........。まあ、DI棒の装着方法に不手際があるなど当方に100%過失があるのでS社に文句付けるわけにも行きません子ねえ。

2006.05.14

雨。

寒い。

桜庭一樹先生のGOSICKsII、時雨沢恵一先生のリリアとトレイズ(IV)、杉井光先生の火目の巫女巻ノ二を入手。

火目の巫女の続編が出るとは思わなかった。確かに、前巻では色々な謎が置き去りにされていたし、前巻の扉書きに「三百年の停滞の歴史が動き出す」と書いてあったにも関わらず、動き出す間もなくあっという間に終わってしまったので、続編がでてもよいのではないかとは思ったが、メインの登場人物を次々と惜しげもなく使い果たす豪快な筋立てだったので、ここからどうやって続きを書けばいいんだろうと思っていたのですが。


2006.05.07

時々雨。風の日。

疲れました。

"全き人"の旋律が頭から抜けません。そろそろ降参します。


2006.05.06

世間は連休中でしょうが、我々は研究をします。

LC三度目。そろそろ諦めたいがあとちょっとで単離できそうなのでそうもいかず。

何故か泊まり。

そろそろ新しいGCMSの使い方がだいたいわかってきました。


2006.05.05

晴れ。暑く。

planetarianの雑感として、ぐちゃぐちゃ述べる前に言うべきシンプルなものがあったように思うので追加。
久しぶりにプラネタリウムに行ってみたくなりました。家の近くには自治体立の科学館があり、その最上階はかなり大きなプラネタリウムがあって、小さい頃はよく行っていたものですが、ここ数年(十数年か?)は行ってませんねえ。確かにあれの映す星空はは綺麗なものです。

かねてからの計画通り(嘘)、池袋サンシャインシティのフードテーマパーク、餃子スタジアム(in ナンジャタウン)に行ってみました。全国各地の餃子店が集められているだけあって、味色々。具材もいろいろで楽しめます。全部食べてみよう!とか思わなかったわけではありませんが、さすがに財布の中身が持たないのでやりませんでした。機会があればまた行って、まだ食べてない店のを味わいたいと思います。

で、サンシャインまできてしまったので、プラネタリウムに行ってみることにしました。サンシャインのプラネタリウムはかなり小さい部類に入る気がしましたが、それでも満天の星空には引き込まれました。春の星座も覚えた、ので実際の夜空で今度探してみたいと思います。一時間で入れ替えで実際の上映時間が45分くらいとそんなに長くなかったのがちょっと残念。夏にはまた番組を入れ替えるらしいのでまた行ってみようかと思います。


2006.05.04

晴れ。また風の日。

昼過ぎまで眠る。家の手伝いなどして一日終わる。

planetarianをプレイ。プレイというか、ほとんど読むに等しい。読むと表現すべきか。もともとオンライン販売形式で発表された製品なので、話の長さもコンパクト。

読み終わって雑感を多少。まず、kinetic novelというメディアスタイルについて。
かなり前のことになるが、Visual Art'sがkinetic novelなるものの第一弾としてkeyブランドの本作(のダウンロード版)を発表したとき、私にはその意図がよくわからなかった。アレなゲームの体裁をもつソフトにわざわざkinetic novelなどというどこかで聴いたことのある言葉の類縁体をつけて何がしたいのかが理解できなかった。keyのゲームではKanonやAirでは全年齢版が作られていたし、はじめから全年齢仕様の製品としてClannadも発売されていた。某Y社との提携などという話があったので、アレなソフトの体裁をもつ非おおきなひと向けソフトをオンライン販売するにあたり、何か適当な固有名詞が必要になったので付けただけで、メディアスタイルとしてアレなソフトと違った何かを目指しているようには受け取れなかった。

そのころマシン更新を検討していたこともあり(今なお検討中のままです..)、オンライン販売であるが故のコピープロテクトの厳しさにちょっと嫌気が差したのと、この値段払うんだったら二冊文庫本を買った方がいいかなあと思って購入を控えていたのですが、今回パッケージで売る、それも初回版にはかなりの厚さの特典小説本を付けるとのことだったので、購入して読んでみました。

読んでみて、はじめにもっていた考えを少々修正する気になりました。要するに、(keyのはもともとゲーム性が薄いですが)アレなゲームから、ゲーム性を完全にはぎ取り、純粋にテキストを読むためだけのものにする、ということなのではないのかと思うようになりました。最近はアレなゲームでも読み返すという機能が付くものが増えましたが、それでも読み返す機能は追加機能でありあまり使い勝手がよろしくないことが多いように思うのですが、kinetic novelでは、はじめから読み返すことを前提にしたソフトウェア構成になっていて、紙の本のように、任意のところから読み返すということがやりやすくなっているように感じました。

雑感その二。planetarianのお話についてネタばれにならん程度に。(なっていたらごめんなさいという方向で。)
本作はロボットもののSFという触れ込みでしたが、話の展開と落ちは最初から見え透いています。でも泣けるのはkeyの伝統ですかね。bgm曲として、良く知られた某童話作家の某作品にでてくる某曲のアレンジが多用されているのが、お話にマッチしていて良い。読んで私が思ったことは、(本作のテーマとはずれているでしょうが)ロボットの心とは何だろうか、ということです。心、即ち意志や感情をもっているように"見える"ような挙動をプログラムされたロボットの挙動に、真の意味での意志や感情が生まれうるのか。生まれるとしたらそれはどのようなものか。プログラムの欠陥や偶然による不安定な動作、あるいは何らかの神秘によって発生した人間らしさ、等ではなく、プログラムされた演算の合理的な結果の組み合わせとして、プログラマの想定外、規定外に後天的に獲得した意志や感情をもつことがあってもよいのではないか、それをロボットの真の心と呼んでもよいのではないか、と思いました。(以下ちょっとだけネタばれかも)たとえば、"もっと古い約束"を履行することが"誇り"であると認識するのは、その認識がプログラムされた演算の結果であったとしても、その"約束"について考察することは本来の想定にはない動作であることから、それは彼女のオリジナルな感情と考えられるのではないか、と。

昨日のdiaryを書いてからちょっと調べて認識を改めたことであるが、パッケージ版planetarianの初版はそもそもの生産数がかなり限定的であった模様。発売日から5日もたってからのこのこ探したのでは見つからないのも道理。とはいえ、土曜日は平日、日曜日は体力回復のため気絶、時により休日も平日に様変わりという研究生活をしているので、発売日に入手するなんてどだい無理です。
昨日のおしまいには、この手のものを売っていると広く認識されているところでは既に手に入らないだろう、それよりも穴場的なところを探すべきだと判断して、それが功を奏したのですが、それにしてもかなり奇跡的な気がする。


2006.05.03

晴れ。風の日。

先月末にパッケージ版が発売されたkeyのkinetic novel、planetarianを探して彷徨う。KanonとかAirとかいったアレなゲームを作るソフトハウスさんの製品なので、各店回るとそういう手のものが置いてある売り場にでかでかとポスターが貼ってあったりするのだが、そういうところを探しても全く見つからない。まあそうだよね。この製品はおおきなひとでなくても楽しめる一般PCゲームソフトの売場に行かないと無いのです。

で、アレなものを売るお店では一般PCゲームソフトは概して取り扱いが全くないことが多く、普通のPCソフトを売るようなお店ではゲーム全般の取り扱いが少なく、ゲームソフトを売るお店ではむしろPS2などのコンシューマー機向けのソフトがメイン。そもそも一般PCゲームソフトを満足に売っているところを見つけるのは大変です。加えて、一般PCゲームの売場ではオンラインRPGとか戦国シュミレーションとかそういうものが幅を利かせていて、萌えなソフトの肩身は非常に狭い。分類的にはまさに谷間のさらに谷底のようなものなので、こういうものを探すのはちょっとつらい。

最終的に、新宿の某量販店の一角で見つけて購入しました。二連泊のあとで、よくまあここまで歩き回ったなあとちょっと愕然。

眠い。


2006.05.02

このあいだ合成した新規化合物をLCで再精製。なんとか単離できたか?

このところ実験のペースが落ちまくり。論文執筆その他の事情があるのは確かだが、そろそろやばいのではないかと思う.....

で、デスクワークをしていると終電が無くなって泊まり。うぐぅ。


2006.05.01

とても暖か。

なぜか帰宅する気力が残っておらず学校に泊まり。


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