-Diary-

世界に安定を。

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2005.02.26

寒い。

島田さんご結婚おめでとうございます。

教会に行ってミサに出たのは何年ぶりだろう。


2005.02.25

晴れたが、寒い。

やる気なく実験報告など書いてみる。


2005.02.24

一転、寒く。

夜に大雪。


2005.02.23

晴れて陽気。風の日。

天気がいいと気分も晴れます。というわけでやる気がしなくてこのところずっと先延ばしにしてきた実験をやることにしました。


2005.02.22

結局、大量にロスが出るのは承知の上で無理矢理蒸留してしまうのが効果あり。残さはtri-t


2005.02.21

修論発表会。私も照明係として少々お手伝いいたしました。

p-di-tert-butylbenzeneの結晶性の良さには困りました。major成分である1,3,5-tri-tert-butylbenzeneと複合体を形成してでも落ちてこようとする。再結晶的な方法ではいつまでたっても除去できませんね.....うぐぅ。


2005.02.20

雨。

起きあがる気力もなし。


2005.02.19

雪は明け方までに雨に。

Friedel-Crafts反応って難しいね。毎度のことだけど。
粗生成物の色がきれいな青色をしているのは綺麗でいいのだけど、これって副生成物の色じゃないカナ。冷やすと沈殿するのは副生成物がメインだし。なんだかなあ。


2005.02.18

夜半から雪に。多少積もった。


2005.02.17

疲れた。

件の思いつきの片割れですが、文献紹介の準備のための1週間の停滞を経て5週間目でやっとスタートラインたるcommercial availableな化合物の安全かつ簡便(?)な合成法を確立。しかし、ステップ数の多さのために総収率があり得ないくらい低い。
文献既知物だけに文献に従って合成するのが一番楽だろうと踏んだのですが、もっとも短いルートはかなり危険が伴う合成法だったので、それを回避すべく文献の合成法をつなぎ合わせた結果、めちゃめちゃステップ数が増大。文献収率の掛け算から総収率の悪さは予想していたのですが、実際やってみるとあちらこちらで思い通り行かないことが多く如何ともしがたい結果に。

で、別法を考えてみた結果、(クロマトグラフィを一度もやらないという意味での)簡便さの点ではやや劣るかもしれないものの、ステップ数は格段に短縮。
というわけで、また一からやり直しです。


2005.02.16

未明に地震。かなり揺れました。

雨。

ようやく京都議定書が発効しました。


2005.02.14

寒い。

文献紹介。今回の文献は、
Eisler, S.: Slepkov, A. D.; Elliot, E.; Luu, T.; McDonald, R.; Hegmann, F. A.; Tykwinski, R. R. Polyynes as a Model for Carbyne: Synthesis, Physical Properties, and Nonlinear Optical Response J. Am. Chem. Soc. 現時点ではASAP。
carbyneとは -(C≡C)- という炭素の第四の同素体として提案されている構造のこと。これの性質を調べるためにその部分構造であるポリイン L-(C≡C)n-L の研究が盛んだが、従来の合成法ではその物性を調べるのに必要な量を合成するのは困難であった。本研究は L = TIPS のものについて大量合成できる合成法を開発し、その構造及び性質を調べた、というもの。
この文献で特に興味深い点を述べると、n = 8 のものの結晶構造で、直線な筈の炭素差が弓なりにひん曲がっているという点、これらポリインが従来の共役系の中で最大の三次の非線形光学特性を示し、理論的に予測される真の一次元系にもっとも近いという結果が得られた点かなぁ。


2005.02.13

昼過ぎまで寝込む。

6日に買った本を読み切ったので紹介。
まず、この本は、John L. Casti "THE ONE TRUE PLATONIC HEAVEN: A Scientific Fiction of the Limits of Knowledge" の邦訳。IASに集った、フォン・ノイマンやゲーデル、アインシュタインといった学者たちが"知ることの限界"はどこにあるのか、そもそも"科学的に考える"ということはどういうことか、ということを追求する一方で、合衆国の水爆開発などの政治的問題にもかかわっていく様を、虚構(現実にはあった時間的なズレを無視してみたり)を交えて描いたもの。本書で取り上げられているできごとは、主としてゲーデルの数学部教授への昇進問題と、フォン・ノイマンによって提案されたコンピュータ開発計画である。
フォン・ノイマンのプロジェクトはコンピュータを制作し、計算を行うことであり、いっさいの実験的研究手段をとらないIASの伝統からずれた"応用"プロジェクトではないか、という声があがり、これに対して様々な討議がされた。フォン・ノイマンの意見は、>科学者が問題を考えて答えを出すという行為は、実はひとそろいの規則から手続きに従って別のひとそろいの規則を導出する"計算"そのものであり、従って人間の頭脳よりも速く計算できるコンピュータを開発することは科学の発展に寄与する、たとえば気象の問題を解決するには流体に関する方程式を解かねばならないが、これは解析的に解く以外に道はなく、これを実際に天気が変わる前に答を得るにはコンピュータが必要である、というもの。
天才たちのもつ、考えること、に対する独特な見解は非常に面白かった。それと、"知る"ということがどういうことかということについて考えさせられた。私は、化学を学ぶものとして、物質として具現化されたもののみが現実であり、物質化されていないすべての事象は、いずれ具現化されるべきものであるかあるいは嘘だと考えているが、本書を読んで、純粋な理論的研究も面白いかもしれない、と思った。


2005.02.12

寒い。風の日。

とりあえず文献紹介のレジュメは書き上げて刷りました。


2005.02.11

吉野屋が牛丼を一日限定販売。
店には人があふれていて入る気にはなりませんでした。


2005.02.10

とても寒い。雪?

鬱状態はさらに悪化。
今週は次週の文献紹介の準備のために実験をほとんど進めていないが、それがよくないのか? ともかく今週はなんか不安定。


2005.02.09

やや寒がゆるんだか。

非常に鬱。

今日の買い物: 「半分の月がのぼる空 4」(橋本紡)


2005.02.08

パレスチナとイスラエルが停戦を宣言。
双方ともに根拠がなく互いの信頼だけが頼りの不安定な合意だが、とりあえず一歩前進したことは評価したい。今後後戻りしない形での最終的な合意がなされることを期待。


2005.02.06

寒い。多少風あり。

今日は日曜ですが、13C NMRの終夜積算を止めるために学校に出向きました。眠い。

紀伊国屋書店で買い物。
『プリンストン高等研究所物語』。彼のInstitute for Advanced Studyでの実際の出来事に多少の虚構を混ぜて仕立てたお話。フォン・ノイマンとかアインシュタインとかゲーデルとかその辺の人たちが出てくる。今日はまだちゃんと読み切っていないので、感想は後日。

「彼の」と打ちたくて真っ先に出てくる変換候補が「佳乃」だったりしたのでなんというか、愕然としました。
(毎度の如く、分からないひとはわからないままでいるように。)


2005.02.05

思いつきのうち一方は3週間で一応(化合物として)形になった。目論んだ効果は出ているが、あまり期待しないほうがよさげな結果。他方は未だに途中段階でもがいています。色の付いた化合物を作るのがテーマなのに、ひたすら色のない有機化合物っぽいものを弄り回していると発狂しそうになる今日この頃です。


2005.02.03

節分。

本郷キャンパスの正門からすぐのところにカレー屋さんがあるのですが。ここのカレーはとにかく辛いのです。そのカレー屋では年に三度ほどとびきり辛いカレーを出す日があるのです。そのうちの一日が今日だったりします。
というわけで、「鬼カレー」を食べてきました。とにかく辛い。どんな風に辛いのかというと、まず皿に盛られたカレーが放つ匂いが異様なのです。食べ始めるとおいしいカレーの味がするのですが、そのうち舌が灼け付くような感触がでてきて、次第に口の中全体がひりひりしてきます。そのころには汗が噴き出し、知らず涙もあふれてきます。食べ終わる頃には口から火を吹きそうな感じになります。食べ終えてからも大変。口の中の炎症感は次第に収まってきますが、今度は胃が痛いような灼け方をし始めます。なんというか、苦行ですね。


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