2013年「SLニセコ号」撮影フォトをご紹介いたします

蒸気の煙写真館
hakodate-honsen



函館本線(山線) 「SLニセコ号」

函館本線(山線/小樽〜蘭越間)を走る「SLニセコ号」の撮影に10月19、20日の2日間出掛けてきました。9月に入ってもニセコ周辺は暖かな日が続き、葉っぱの色付きが心配されましたが、一週間前からの冷え込みで山線沿線の葉っぱも何とか色付き始めたようで、紅葉ピークといきませんでしたが撮影することができました。19日は、快晴の秋晴れに恵まれ、羊蹄山には終日雲の掛かることなくハッキリ目えて、SLと絡めることができました。20日は、曇りの天気となり、狙いどおり200ポイントは絶好の撮影条件となり、2ヘッドライトが特徴の「かに目」C11-207号機は爆煙を高く上げ、ドレーンを切りながら迫力で登場してくれました。



2013年10月20日

























小沢〜倶知安  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇紅葉の始まった人気の200キロポイントでSLニセコ号を待ちました。

紅葉の木立の中からドラフト音が聞こえると間もなく、木立の上に煙が上がり黒い車体が現れます。

今回は雰囲気を変えて、国道オーバークロスお立ち台の下から撮影してみます。
※臨場感を出すため連続6カットを貼ってみました。
(狙ったメインカットは4枚目です)














小沢〜倶知安  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇ 紅葉の木立の間から現れたC11は、
モクモクの煙を吐きながら緩やかなコーナーをゆっくりと走り抜けて行きます。

このカットは、空を入れて前のカットより少々ワイドにフレーミングしてみました。
※連続3カット(狙ったメインカットは1枚目です)








ニセコ〜昆布  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇紅葉の始まった尻別川橋梁渡るSLニセコ号です。
昨日は木立の上に冠雪した羊蹄山がハッキリ見えましたが、
今日は雲が掛かり羊蹄山山頂は望むことができません。







然別〜銀山  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇尻別川橋梁を渡り切るC11を縦位置で切り取りました。
2ヘッドライトが格好良い“かに目”のC11です。







沿線スナップ



SLニセコ号客車内スナップ

ニセコ号にプチ乗車
(ニセコ〜倶知安間)



◇今年も、自由席となった12時57分発のニセコ号に乗って、
ニセコ駅から倶知安駅に向かうDLニセコ号にプチ乗車しました。

客車内には木枠の座席など昭和初期の面影を再現し、
北一ガラスのランプが優しい光を灯しています。
さらに客室入り口には、温泉や紅葉などをイメージした飾り付けがありました。

カフェカーには、和装の客室乗務員さんが笑顔で、お弁当や記念品を販売しています。
お弁当は「復刻版とりめし 明治の汽笛」を購入し美味しくいただきました。800円です。
(客室乗務員さま、気軽に撮影のお願いに答えていただきありがとうございました)




倶知安駅スナップ

早朝の倶知安駅

入れ替え作業/整備点検




◇13時16分に倶知安駅に到着したニセコ号はここでSLとDLを入れ替えます。
倶知安駅には転車台が無いのでSLは「逆向き」となります。
返しの始発駅はニセコ駅となるので、ここからDL先頭となって回送されます。

倶知安駅から羊蹄山を背景に作業がすすめられます。
見ていて飽きない作業風景です。




普通列車乗車スナップ

倶知安駅からニセコへ
(倶知安〜ニセコ間)




◇14分間、倶知安駅での入れ替え作業を見守った後、
13時30分発の普通列車に乗ってレンタカーの置いてあるニセコ駅にもどります。

気動車先頭車両に乗って紅葉の風景を楽しんで倶知安駅に戻りました。

倶知安駅には、今年もハロウィンを演出したオレンジ色のカボチャが置かれていました。