釜石線 出撃フォトをご紹介いたします

釜石線
Kamaishi-sen



「SL銀河ドリーム号」

JR東日本盛岡支所と「いわてデスティネーションキャンペーン推進協会」との連携により、2012年6月の週末6日間「D51−498/12系客車5両編成」で、一ノ関〜北上間を「SLイーハトーブいわて物語号」として、北上〜釜石間は「SL銀河ドリーム号」として運行されました。東北本線を7年ぶりに、釜石線は8年ぶりの運行となり、各運転区間ではSLの運行に合わせてイベント等が開催され、「いわてDC」キャンペーンもあって盛り上がっていました。特に北上〜釜石間では、宮守川橋梁(通称めがね橋)など有名スポットは多数の鉄道写真家やファン、家族連れで賑わっていました。(愛称は「銀河ドリームライン釜石線」これは釜石線の前身の岩手軽便鉄道が、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモデルと言われていることから愛称が付けられました)
今回は6月9日の一日のみ撮影でしたが、初めて釜石線下りを撮影してきました。九州から東北南部まで梅雨入りしたこの日は、釜石線も生憎の雨降りの天気となってしまいましたが、白煙交じりの爆煙に恵まれ迫力のD51を見ることができました。



2012年6月9日








小山田〜土沢 Canon EOS 7D  / Canon EF70-200o F4.0L IS USM
◇新花巻を発車したデコイチは起伏にとんだ田園地帯を走り抜けて行きます。
降り出した雨は通過時間に近づくにつれて、さらに激しい降りになります。








小山田〜土沢  Canon EOS 5DMarkU / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇森の中から飛び出しを望遠で狙おうと思いましたが、雨で視界が悪くあきらめ、
田植えの終わった田園を前景に少々広めに構図してみました。
岩手路の素敵な田園風景です。








宮守〜柏木平 Canon EOS 7D  / Canon EF24-105o F4.0L IS USM
◇雨降る宮守川橋梁(通称めがね橋)に差し掛かるデコイチは、
鉄道ファン、観光客、地元の方々の声援に答えるように、
汽笛を鳴らして通過していきます。








宮守〜柏木平 Canon EOS 7D  / Canon EF24-105o F4.0L IS USM
◇JR釜石線の前進である岩手軽便鉄道時代のこの橋梁が、
宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになったとされる「めがね橋」です。
(橋梁前には岩手軽便鉄道時代の石組み橋脚の一部が残っています)














平倉〜足ヶ瀬 Canon EOS 7D  / Canon EF70-200o F4.0L IS USM
◇山々に囲まれた田んぼ広がる遠野の盆地を走り抜けた「SL銀河ドリーム号」は
釜石に抜ける最初のサミット急こう配に臨みます。
降る雨で飛び出しが霞みます。
(連続3カット)














平倉〜足ヶ瀬  Canon EOS 5DMarkU / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇急こう配のS字コーナーを煙を切ることなくトンネルに突入して行きます。
敷石と新緑が雨に濡れて光ります
(連続3カット)