Dumela !! (ツワナ語で「こんにちは」)
3回目のマラウイ滞在となる今回の任国外旅行では、ボツワナを訪ねました。日本ではあまり馴染みの無い国ですが、あのブッシュマン
(San people)が狩猟生活をしていたカラハリ砂漠が国土の2/3以上を占める乾燥気候帯に属しています。そのせいか国旗には水色が
ふんだんに使われ、また当国の通貨単位Pulaはツワナ語で水・雨という意味だそうです。全体として緩やかな起伏の地勢で、山地はほ
とんどありません。マラウイから見るとモザンビーク・ジンバブエを挟んで西南方に位置する内陸国で、西はナミビア、南は南アに接して
います。日本の約1.5倍の面積の国土に、人口はわずか186万人という超低人口密度で、政治・経済が安定しているため治安はきわめ
て良好。1966年にイギリスより独立(マラウイは1964年)、翌年ダイヤモンドが発見されその後も続々と発見・開発が進んで、品質が良い
ため現在取引額は世界最大と言われています。
教育・福祉・インフラ整備に投資された結果、アフリカ随一の発展を遂げています。ちなみに2006年度のGNI(国民総所得)はUS$5,
900.00/人で、他の大部分のアフリカ諸国とは桁が違っています。一方HIV/AIDSの感染率は40%で世界一とのことで、平均寿命は40才
弱となっています(マラウイは45才)。マラウイを含め他のアフリカ諸国で多くの人が罹るマラリアは、北部の湿地帯の一部を除いてほと
んど無いとのことです。
今回の旅行先は業務柄、このダイヤモンド王国ということに魅かれて決めました。
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