ジャスミンの風

                                         
                                           
マラウイ便り 1-1






桜満開前の3月27日に成田を経ち、香港・ヨハネスブルグを経由して翌28日午後、実質26時間(時差は-7時間)をかけてマラウイの首都リロン
グウエに到着しました。途中寄港しただだっ広いヨハネスブルグ空港にはコスモスが咲いており、南半球に居ることを実感させられました。
JICA事務所で一週間ほど研修を受けた際、当国は感染症の天国で中でもマラリア(現地語でMarungo)に一番注意する必要があるとのことで、
薬や防犯用の鍵の束と共に宿舎で使う蚊帳や電気蚊取り器の支給を受けました。緊急の場合は南アに行く必要あり、とのこと。またHIV/エイ
ズの感染率が高く(30〜40%)、マラウイ国民の平均寿命は40才弱とのことです。





4月6日に360kmほど南にあるブランタイアという商業都市に来ました。道中、我が車は地平線まで見渡す限りの背の低いブッシュが点在する
サバンナ草原のかなたにあるいはすぐ近くに、花崗岩だろうかいかにもアフリカという感じのゴツゴツした岩山を左右に眺めながら曲がりくねっ
た舗装道路を時速100km以上のスピードでひた走ること約4時間。いつかは見たいと思っていた雄大なアフリカ大地溝帯の凹地内に居るんだ
な、という感激を早くも味わうことが出来ました。






                                         
                                           


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