ジャスミンの風

8月21日（水）

ルブリンでのお楽しみは、ルブリンの舞踊団との交流です。

夏休みということもあり、団員が休暇で留守が多いなか、4名の少年少女がかけつけてくれました。ポーランドの民族舞踊の説明、衣装の解説、そしても
ちろん踊りの披露。

ポロネーズの曲にのって踊る素敵な青年。思わず時を忘れ楽しませていただきました。

簡単なステップを教えていただき、皆で踊りの輪へ・・・ちょっぴりポーランド人になった気分？

舞踊団に別れを告げ、ルブリン旧市街地へ向かいました。

ルブリン城の内部を見学。豪華な調度品の数々。博物館も充実しています。

お城の中にある聖トリニティー（三位一体）教会も必見です。

旧市街に戻り、昼食に。

出てきました、日本ではお目にかかれないピンクの冷たいスープ。

これは、ビーツにヨーグルトが入ったスープなのです。中身は、ゆで卵、きゅうり等。

夏限定なのです。たいていの日本人は初めて目にするショッキングピンクのスープにギョッとします。私達の脳裏の中には、食べ物に関してこの色はない
のです。

でも、美味しいのです。チャンスがあれば是非ためしてみてください。きっとやみつきになりま

す。

午後はすぐ近くにあるマイダーネック収容所を見学に。

マイダーネック収容所はアウシュビッツ収容所より規模は小さいが、先に開設された強制収容所です。中央にあるモニュメントには、この収容所で殺され
た人々の灰が捨てられていたものを集めたものが小山のようになって納められています。土のように見えるその小山、目をこらして見ると、小さな白い物
が・・・明らかに人骨の破片です。

やはり心が重くなります。

ここから3時間ほどバスに乗りワンツートの街へ。

着きました。お城です。今夜の私達の宿、お城なのです。

「ようこそ、私の館へ・・・」などと、勝手なことを口走りつつ、広い前庭の森を抜けて館へ。

今夜はお姫様気分で・・・とお部屋へ。

姫の部屋もありましたが、私達の部屋はチョット使用人かも？

でも、お城というだけで満足の一夜でした。

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