ジャスミンの風

                                         
                                           
4 -4- プノン・クーレン





8/17(日) 晴れ一時にわか雨;

  ホテルでの朝食後8:30に迎えの車に乗り込んで、802年に開基というアンコール王朝発祥の地「プノン・クーレン(ライチの山の意)」に向けて出発。昨日
訪れたバンテアイ・スレイへの道とは途中から別れ さらに北東に向かうこと2時間半余り。入口の料金所で20$/人を支払い、山腹に連なる砂岩の岩塊を
見上げながら未舗装の狭い道を進むが、こう配はそれほどきつくない。料金所から1時間ぐらい南へ入った川の中には濁って見にくいながらも「リンガ・ム
イポアン(1,000体のリンガ)」やビシュヌ神の彫刻をのぞき見ることが出来る。


      


そこから500mほど細い道を登り切った所には 巨大な砂岩から掘り出された長さ約9.4mの「プリア・アントン(釈迦涅槃像)」が横たわっており、地元の人々
の信仰の対象となっている。さらに少し離れた駐車場に車を止めて滝見物に立ち寄る。今日は日曜日なので近郊の村々から家族連れがピクニックで多
く訪れており、滝壺で遊んだり 民族衣装を借りて写真を撮りあったりして思いっきり楽しんでいる。我々以外に外国人はほとんど見受けられない。


      


      


ここの木陰の岩の上でガイドが用意してくれた弁当を広げる。野菜・肉に白いご飯等が充分な量あり、しかもお腹がすいていたのでおいしかった。ペットボ
トル入りの水も渇いたのどに心地よかった。このあたりの山の中へうっかり入ると撤去されていない地雷がまだまだ残っていると言う。
  13時頃帰途につく。時々雨がパラついたが、麓に降りると止んでしまった。所々で車を止めて、今でも採取されているという砂岩塊の写真を撮ってまわ
る。

            


  再びアンコール・ワットへ立ち寄ってもらい、デバター像や回廊の彫刻群をじっくりと見て廻る。何回見ても興味は尽きない。夕食は初めてホテルで摂
る。




                                         
                                           


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