ジャスミンの風

                                         
                                           
2 -2- カンボディアの概略




つぎに 身近な生活状況を見てみよう。


衣食住
職場(官公庁も含めて)等での服装はネクタイ不要で、半そで上着に綿パンでO.K.。
食べ物はスーパー・市場等でなんでも安く手に入る(ヒヤムギやラッキョウ等も)。日本食レストランも何軒かあり、サシミとか寿司・冷や奴や丼もの・
煮魚・お好み焼きまで食べられる。またカンボディアはトロピカルフルーツの宝庫と言われ、マンゴー・ライチ・パパイヤ等は乾いた喉に最高。
外国人用の住居は ホテルと同じサービスが受けられるホテル・アパートメントから、庭付き・プール付きの瀟洒なフランス風ビラ(一軒家)まで豊富に
ある(For rent という看板が随所に見られる)。
衣類や家電・車・スポーツ用品・日常雑貨等も選ばなければ何でも手に入る(品質は?)。


通信
 固定式電話もあるが ほとんど使われず、携帯電話が普及(メイドや運転手も持っている)。
郵便物は特に現地から発信するものは不安が大(郵便局で切手は自分で貼り、所定の箱に入れるのを確かめる要あり)。当地宛のものはP.O.box
留めとする(一軒家に郵便受けは無い)。
インターネットはプロバイダーで比較的簡単に契約できる。また インターネットカフェで安く利用できる(1時間3$程度)。


社交
仏教に根ざす風俗習慣が多いが、食生活でのタブーは特に無い(イスラム教徒は豚肉・アルコールは飲食しない、ヒンズー教徒は牛肉を食べない
等)。あいさつや敬意を表す時は手を合わせる(帽子やサングラスはとる)。そのあと両手でしっかりと握手する場合もある。女性は学校の先生や儀
式の時には サンポットと呼ばれる巻きスカートを着用する。派手な結婚式を街中でよく見かけるが(小さい通りだと道幅いっぱいに招待客接待食事
用のテントが突然張られ 通行出来なくなる)、招待された場合は1時間ばかり遅れて行くのが通常(カンボディア時間?)。出された料理はちょっと残
すのが礼儀(足りなかったのかと相手を心配させるので)。女性は僧侶に触ってはいけないし、直接僧侶にものを渡すのも禁止されている。


交通事情
一部の国道も含めほとんどの道路が未舗装で、橋梁も未整備(木の桁に腐った板を渡しただけの橋も多い)の状態。市内バス等の公共交通機関
はほとんど無く、治安や安全の面から我々の移動の際にはドライバー付きの自動車を利用すべく要請されている。車両は右側通行で 最近出来た
ばかりの横断歩道や信号の無視は常態である。ラウンドアバウト方式の交差点でも無理やり入る車が大部分で(通常は出ていく車が優先)、渋滞の
原因となっている。また 歩道に乗り上げた乗用車が突然バックして来たり、2重,3重追い越しのため逆走行して来る車に遭遇することも日常茶飯
事。優先順位は強いもの勝ちで、トラックやランクル等の大きい自動車,普通乗用車,軽乗用車,オートバイ,自転車,歩行者の順。歩行者も平気で強
引に横断して来る(そうしないとなかなか向こう側へ渡りきれない)ので、乗用車の後ろの座席に乗っていてもハラハラのし通し(心臓に悪いので出来
るだけ前を見ないで 横の景色を見ていたほうが気が楽)。この国の運転手は特殊技能の持ち主だというのを実感させられる。暑いせいか当地の
人が街中を歩いているのをほとんど見かけない。タクシーはほとんど無いので、バイクタクシー(モトドップ)の後ろにしがみついて乗るか シクロ(自転
車の前に二輪車をくっつけた乗り物)に大きな荷物とともに乗るかしているようだ。自家用バイクは小さい子供が乗り回していたり、3人乗り,4人乗り
(時には前に子供を立たせて後ろに子供2人と横座りで小さい子供を抱えたお母さんとで計6人)は当たり前という状態で道路中にあふれている(もち
ろん誰もヘルメットなぞ無し)。道路法規なんか無いような状態。それでも交差点で警察官が見張っている時もあり、たまに捕まっている(ワイロ要求
のため?)。我が車も仮ナンバープレートなので2回ほど呼び止められた(証明書を見せてことなきを得たが)。事故・違反等に際しては 我々外国人
に「金」を出せ ということになるようだ。当事者になった場合には運転手に一切任せ 一歩も車外へでるな とのこと。とにかくこの国の運転技術には
脱帽するしかない。大きな市場では0.25$ほどの駐車料金を取られる(時間制限なし)。


治安
1998年11月の新政権発足以降 大規模な軍事行動・政変・テロは発生していない。一方 一般犯罪は治安当局の取締り強化にもかかわらず、銃器
を使用した強盗・侵入盗・ゆすり・引ったくり等金品目的の被害が多々起こっている。交通状況劣悪なプノンペン市内では、車両・バイクの事故が頻
発している。夜間(夜9時以降)は出歩かない、外出する時は車を利用、部屋の鍵を確実に掛ける 等の注意が喚起されている。地雷・不発弾につい
ては、我々の行く所は特に問題ないが、PPIの校内に一時不発弾が置いてあったという話もあり 「自分の身は自分で守る」という心構えが大切であ
る。隣近所との普段からのコミュニケーションも大事である。


保健管理
 医療施設は全般的に未整備であり 周辺の他国に比べて一番劣っている(ちなみにクメール人の出生時平均余命は48才)。精密検査・輸血・抜歯・
入院療養等が必要な場合はタイやシンガポールへ出国することになる。生もの・生水・氷を口にしない、蚊対策等の注意が必要。プノンペン市内に
は「SOSクリニック」「ラッフルズ・メディカル・センター」等の救急病院がある。なお 海外では治療費等が極端に高くかかるので、緊急移送サービス付
き海外旅行傷害保険等に入っておくことが望ましい。



                                         
                                           


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