ジャスミンの風

                                         
                                           
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4/5(土) 晴れ;

  8:30にバッタンバン行きの3名を除いた9名がホテルロビーに集合し、迎えの車で近くのアパートEmbassy Placeを見に行く。フランス人の女性マネージャ
ーは流暢な英語を話す。24時間警備体制で、1階〜3階に部屋があり、2ベッドルーム付きで1,850$/月,3ベッドルーム付きで2,300$/月。毎日メードによ
る部屋掃除があり、洗濯は30$/月、中庭にはプール、その他トレーニングジム室(フィットネスセンター;ほとんど車を利用するので運動不足になるため
必要?)、駐車場等あり。Hotel Cambodianaのテニスコートは無料で使用可能とのこと。1時間ほどで見学終了。
  * フィットネスセンターに置いてあった秤で体重を計ったところ61kgで正常。ちなみに当地へ来てからの血圧は140/90程度で問題なし(血圧降下剤およ
びコレステロール減少剤を服用中)。
  午後は 来週日本に一時帰国される堀米専門家に託す日本への手紙を書く。
持ってきたパソコンが途中で切れたり(変圧器が熱くなるとパソコンの電源が切れる)するので手書きとする。あとから気がついたが、AC100〜240V対応
なので変圧器を使う必要は無いようだ。
15:30にS/V(シニアボランティア)の橋本さんと30分ほど歩いてMiCasa Hotel Apartmentsを訪ね、韓国人の女性マネージャーに明日の部屋見学の約束を
とる。この国では女性のマネージャーが多い。その後 近くのImperial Garden Villaに住む堀米さんに手紙3通を手渡す。
18:30よりホテル近くのKhmer Kitchen Restaurantの2階で開かれた在任S/V主催の新任S/V歓迎会に出席。薄暗い間接照明の吹き抜けの部屋でむし
暑い。JICAの担当職員や遠くバッタンバンからの参加者も含め総勢30人強でカンボディア料理を賞味(女性も5,6人参加)。ビールは欲しくなかったのでヤ
シの実ジュースを注文。お腹のふくれたところで20:30頃 JICA所長の一本締めでお開きとなる。ホテルまで約10分皆で ブラブラ歩いて帰る。我々の会費は
5$。 なお新任S/V12名のうち2名が下痢等のため欠席。
夜はパソコンのワードで本文章を作成。



4/6(日) 晴れ;

昨晩の歓迎会でコーラに氷を入れて飲んだが何ら異常なし。
ホテルのレストランで朝食後 玄関口に出てみると誰も居ない。昨日予約しておいたMiCasa Hotel Apartmentsからの迎えの車も無いし、誰も居ない。レス
トランで話しこんでいて5分ほど遅れたらしい。仕方がないので先日入手した自転車で市内巡りに出かける。メイン道路は車が多く しかも日本とは逆の右
側通行なので最初はとまどったものの、慣れてくると 日差しはきつくむし暑いが風をきる感じで、歩くのとは違って心地よい。裏道を走ってMiCasa Hotel
Apartmentsの前を通り過ぎ、トンレサップ川(メコン川の支流)沿いに北上する。さすがに メイン道路の信号の無い所を横断する時やラウンドアバウト方
式(ロータリー式)になっている交差点で、方向を変える時には細心の注意が必要。歩道に乗り上げている乗用車が突然バックして来ることもある。王宮
を左に見て少し行った所で自転車を止める。アンコールワットへの入口の街シエムリアップ行きの船乗り場になっている。若い男性が近寄って来て片言
の日本語で「ニホンジンデスカ ?」と訊かれる。もらった名刺を見ると旅行会社のマネージャーと書いてある。訊けばシエムリアップへの船は200人乗りで、
毎朝7:00に出港し5時間ぐらいで着くとのこと。治安の問題も無く、電話をすれば片道25$/人を22$/人にする と言う。ガイドや車の手配も出来る と言う。
その内友達が10人ぐらい来る と言って別れる。トンレサップ川の上流にはクメールルージュ(ポルポト派)によって破壊された後、日本の援助で架けられ
た「カンボディア日本友好橋」が遠望出来る。道を左にとって野菜市場やセントラルマーケットの大混雑を眺めながら帰路につく。途中迷いながらもコンビ
ニでコーラ(0.3$)を飲んで乾きを癒して、通りの表示を見ながらホテルに帰り着いたのが11:00ちょっと前。 街中にはフランス統治時代の名残りで、シャル
ル・ド・ドゴール通りとかホテル「シャンジェリゼ」とかオルセーマーケットとかいう名称が目につく。
 ホテル内で同じ学校に既に勤務しているS/V 2人(英語と電子工学の担当)に学校や先生の様子、カリキュラムさらに住居や家具・備品・車等の入手情
報を得る。やはり相当大きな部屋(4ベッドルーム)とか備品(テレビ、ビデオ、ステレオ等)が入手可能らしい。特に一軒家は時間をかけて色々見比べてか
ら決めるのがよさそう(S/Vの橋本さんの情報によると、今朝行った時に5人がMiCasa Hotel Apartmentsの2ベッドルーム付きを予約したとのこと-朝食つ
きで3,500$/月-)。 街中で「For rent」(貸家)と書かれた立派な門構えを持つフランス風の2階建て、3階建ての瀟洒な洋館(テラス付き)をよく見かける。 イ
ンターネットの設置方法も聞いた。電圧が不安定なので電気器具には電圧安定器が必要とのこと(停電も時々あり?)。
 午後 橋本さんとシアヌーク通りにある書店「国際書局」に行く。種々の文房具や書物を扱っている(日本-クメール語辞典やクメール語の構造力学の本も
有る)。帰りにスーパー「ラッキー」でパンやライチの紙パックジュース、ラップ等を購入。果物のカットパックとか紙パックジュースとかが不可欠になってき
た。ホテルへ帰ってNHKテレビの「武蔵」を観ながらウトウトと昼寝(夕寝?)。
  夜 持って来たパソコンミュージックセットを悪戦苦闘の末接続でき、音楽が楽しめるようになった。




                                         
                                           


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